【天竜浜名湖線 掛川駅】人生を60文字にまとめる

2023年7月5日

【たまにはお仕事のお話】
【人生を60文字にまとめる】
【天竜浜名湖線 掛川駅】
【駅のホームの装飾】

いつもキャンプや旅のコトを書いてますが、たまにはお仕事のコトを。
天竜浜名湖鉄道、掛川駅のホームに徳川家康の伝説の仲間たち【徳川16神将】の柱を作りました。

「【どうする家康】の舞台の地の駅だから、なんとかいい感じに装飾したいんだけど…」と相談をもらい、「ほぇえ、まぁとにかく現地に行って見てみますね」と駅に行って、ホームの柱を数えたら20本。20本ね…どうしようかな。
おお、それならコレでどう?と提案した案が採用されて、駅のホームに立つ柱一本一本が家康を支えた16人の武将と徳川家康と掛川市出身の「お愛の方」でラッピングされました。徳川オールスター駅の完成です。

1番難しかったのは、名前だけじゃツマンナイよね(だって16人もいると、けっこう目立たない僕が知らない人もいっぱいいた)と思って、裏側にそれぞれ16人分の解説というか人物紹介を載せるコトにしたのですが、コレがけっこう大変でした。

ちなみに縛りというか、レイアウト考えると制限3行、総文字数60文字…、超メジャーな徳川家康とか本多忠勝とかの人生を60文字にまとめるのも大変だし、名前すら聞いたことの無い武将の人生を60文字で解説するのもまた大変でした。
もちろん、僕が書いた原案を専門の先生にチェックして頂いて掲載するのですが
「そもそも人の人生を60文字なんかにまとめる事が出来るのだろうか…?」
というなんだか哲学的な悩みを数日間抱えていたものでした。
悩んだ甲斐のおかげか、無事に解説も完成したのでホッとしております。
歴史や城も好き、さらにはご存じのように鉄道好きな僕にとって嬉しいお仕事でした。

ちなみに解説文には、場所が掛川駅なので、16人の武将の活躍や残された逸話の中から、掛川や遠州地方が舞台のエピソードを選び載せたのと、知らない人も「へぇ、そうなんだ…」と親しみを持ってもらえるような逸話も末尾にちょっと載せて、歴史に詳しく無い方も見て楽しめるようにしてみました。

今度、天浜線の掛川駅に行った際は、ぜひ僕がまとめた60文字×18本(16神将+家康・お愛の方)の解説文を見てもらえたら嬉しいです。
ローカル線である天竜浜名湖鉄道の駅には、1時間に数本しか電車(ディーゼル車ね)は来ないから、電車が来るまで待ち時間はけっこうあるので、乗客の皆さんに待ってる時間に読んでもらえたらと思います。

今日、駅に行って駅員さんに挨拶したら「駅が明るくなって綺麗になって良かったです♪」とめっちゃ笑顔で言ってもらえて嬉しかった松山でした。

どうする家康号が来てた!
ちなみに柱のデザインは先に作った「掛川城家康読本」や「掛川と家康」のポスターのデザインと同じテイストです。

デザイン原案を作ってくれたよしむーさんと、資料をまとめてくれたサトリカ先生と記念写真!良かったねー!

ちなみにコレはペンキを塗って、シールを貼る施工前の写真。20本は多い。
この工事も駅のホームだったから、安全管理とか申請とか大変だった。無事できて良かった。

#どうする家康

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