乳岩峡 新城市 登山トレイル奥三河ハイキング ブログ

早起きをしたので雨の中、レインウェアを着て乳岩峡に。

 

けっこうな雨で朝5時なので誰とも合わず、神秘的な渓谷を歩きました。汗でレインウェアの中ぐっしょり。でも「ここ日本なの?」と思うようなビックリ奇岩の中を歩く体験は素晴らしい。

 

あまりにもスケールが大きな石のアーチは写真で表現しづらいので現地でお確かめを。ピクニック気分で行くと少し危ないかも、相応の靴で行かないと怪我、もしくは事故があってもおかしくないルートです。

 

下山時は、雨で落葉から染み出したタンニンと思われる水が流れ出し綺麗な沢が「紅茶の流れる川」になっていました。

 

登りだし、朝5時、誰もいない。

結局帰って来ても誰もいなかった。

 

こーゆー道があるけれど、道しるべとかはかなり不親切。いらない情報はあるけれど、肝心の道標は朽ちているという低山あるある。

 

素敵な橋もある

 

休憩所でレインウェアを脱いで休む、この時点で汗で中もびっしょり。何故にたくさんあるレインウェアの中でゴアテックス着てこなかったか不思議。

 

ここから岩の核心ルート、というよりずーっとハシゴ。けっこう怖い。滑ったら死ぬ。

 

岩のトンネルの中、ハシゴをほぼ垂直に登って行く、雨で滑る。

 

写真で見ると楽そうに見える不思議。実際に行くと、ここも怖い。滑って落ちたら30メートルは落ちる。

 

登っても登ってもハシゴ。

 

これ、石のアーチ。

スケールが大きすぎて写真に写らず。

 

洞窟

 

素敵な道

 

絶景

 

乳岩の中から振り返って。

神秘的で少し怖い空間。

 

何故にこーゆー事になって

何故にこのまま放置してあるのか?

鳳来町さん、早く治した方がいいよ。

 

見たいところがビリビリ

 

紅茶の川

 

飲んだらアールグレイの香りがしそう。

 

神秘的ですらある。

綺麗な紅茶の色をして流れる。

登りだしの時はこんな色じゃなかった。

 

今回行った乳岩の地図。

駐車場からゆっくり行ってぐるり2時間弱。

朝のお散歩としたらなかなかいい感じ。

 

 

沼津アルプス 登山 トレッキング 香貫山 ハイキング三島 沼津港海鮮丼 ブログ

沼津アルプス(香貫山)~沼津港

 

ジーハイブ外のメンテナンスエリアで日程の確認とブリーフィング。

ブリーフィングという言葉初めて知りました。簡単な打合せ、事前説明という意味だそうです。

ミーティングとは、また違うんだ…!?

ガイドの鈴木さんが地図を広げて「今日はここからここまで歩きます」と説明をしてくれました。

でも私は買ったばかりのトレッキングシューズが気になって、ほとんど耳には入ってきませんでした。

幼稚園の頃、長靴を買ってもらったあの日、雨が待ち遠しく感じたのと同じ気分です。心ここにあらず(笑)

 

Hotel Gee Haiveを出発し徒歩5分で三島駅に到着。

JR三島駅からバスに乗ります。

停留所でバスを待っているお隣の男性に、バスの女性運転手さんが「おはようー!」と声をかけていました。

毎朝会うからこうやって挨拶ができるのかな…と二人の関係を想像してみました。

挨拶のおかげで、それを聞いていた私も気分が和み三島ってなんかいいな、なんて思いました。

 

アクティビティツアー二日目ということもあって、みんなとまんべんなく会話ができるようになりました。

今日は天気の話題だけでなく、昨日のサイクリングのこと、夜の過ごしかた、お昼に何を食べようか、そんな話題で盛り上がりました。

松山さんがカメラを向けるとみんなが自然にきゅっと集まるので物理的にも心理的にも

お互いの距離がぐっと近づく。カメラのパワーってすごい!

 

「まずはあそこに見える五重塔まで行きます!」と言う鈴木さんの指先を見ると米粒くらいのサイズの五重塔に不安になりました。

普段ウォーキングなんてしていないし、最近そんな長い距離歩いてないよ…って。

 

ここから登ります!

 

山登りに自信の無い順に並んでいます。一番前!

 

木に覆われ薄暗く、空気はひんやりしていました。

 

前日の雨で湿った地面、歩き慣れないところを歩きます。

 

途中、葉っぱや花のにおいを嗅いで、鼻で自然を感じました。この花は「テイカカズラ」

 

「はーい!この箱のようなものは何ですか?」「何でしょうね~」なんて会話をしたり、

“山”と書かれた標識を見て「ざっくりな表現だよね~」なんて言ったら、

“山頂”と書かれてるのを発見して「僕なら山と頂の間をもっと詰めるけどな~」なんて会話が聞こえてきたり、

面白いね!ってみんなでケラケラ笑いました。

一緒に何かを見て、一緒に何かを感じるって楽しい!ハイキングの魅力ですね。

 

「気をつけていってらっしゃい」とおじいちゃん。

 

米粒だった五重塔がどーんと目の前に。意外に楽々と山を登ってきました。

 

一人だったら絶対に歩けない

 

山頂までまだまだ先!でも笑顔!足の疲労無し!余裕です!

 

夫婦岩。「どこら辺が夫婦なんだろうね?」と列の後ろから聞こえてきました。

 

 

香貫山に登る前、「歩いていると暑くなるからレインウエアを脱いだ方がいいよ」と教えてもらい、

半袖のTシャツに薄い長そでパーカーを羽織っていました。

 

香貫山の展望台に着いた時は、山の気温差なのか?風が直接当たるからなのか?風が冷たく寒かったです。

レインウエアを着ようか迷いましたが…ザックから出すのがめんどくさいという理由で着ませんでした。

我慢できる寒さです。

 

香貫山の山頂に着きました。

展望台で景色を見たときは「自分の足でここまで来たんだ!」と感動し誇らしい気持ちになりました。

香貫山の山頂に着いた時より、展望台で景色を見た時の方が感動…(笑)

山頂で“ピーク(山頂)”と“峠”の違いを教えてもらいました。

山のテッペン=峠だと思っていました。

帰ったら子供たちに教えてあげよう!とおみやげひとつGET。

 

ガイドの鈴木さんに静岡県の鳥『サンコウチョウ』という鳥を教えてもらいました。

J1ジュビロ磐田のマスコットキャラクターの鳥だそうです。

静岡県の鳥、ジュビロ磐田のマスコットキャラクターと聞いただけで

一瞬にして愛着がわきました。ミーハーだなぁ。

「月日星(ツキヒホシ)ほいほいほい」と鳴きます。すぐ近くで鳴いていました。

知らないことを知るっておもしろい!

 

下山途中、この頃には少し息が切れてきました。

「少し前にここを通った人、派手に滑ったなぁ…」と感じる靴の跡があり、

気をつけながらぬかるんだところを歩いたので、足が辛かったです。

この頃霧雨が降ってきたので、レインウェアを着ました。

 

鈴木さんに教えてもらった木の実の名前は、聞いた時は頭に入っていたのですが、

しばらく歩くと忘れていました(笑)

 

香貫山を下りて沼津港へ向かう道中、霧雨が小雨になりました。

いつもなら雨の中、傘をさして歩くのも、車を運転するのも嫌いな私が、不思議と雨を楽しんでいました。

小学校のころ友達と一緒に、雨のなか傘をささずに濡れて歩いたこと、

上を向き口を開けて雨をなめていたこと、水たまりに入り長靴に水を入れて歩いたこと、

雨の日をとことん楽しんでいたことを思い出しました。

その当時と同じくらい、雨の中を歩くのが新鮮で楽しかったです。

足が疲れたとか、お腹がすいたということは忘れていました。

 

ここで初めて渡瀬さんとゆっくりお話しをする機会ができました。

待ってました、コンプリート!これでツアー参加者全員とお話しをすることができました。

渡瀬さんと、お仕事の話しをしたり、住んでいる町の話しをしました。

共通の知人がいて驚き、世間の狭さを感しました。

車で勢いよく進むのいいけれど、周りの景色を見ながらゆっくり歩く方のも楽しいことに気付かせてもらったハイキングです。

 

 

 

沼津港に着き、集合時間を決め各自バラバラに行動しました。

私は、松山さん、鈴木さん、渡瀬さん、亀ちゃんと行動です。

漁港の中にあるお寿司屋さんで海鮮丼(駿河丼)を食べました。偶然5人全員駿河丼!

 

海鮮丼は美味しいだけでなく、とても楽しかったです。

「桜エビのひげがね…、オペレーションがね…」とても楽しかった会話の内容は5人の心の中にしまっておきます。

海鮮丼は完食できなかったのに、その後食べたソフトクリームは完食でした。

 

沼津港から沼津駅まで歩きました。

沼津港に着いた時は足の痛みには気付かなかったのですがお昼を食べ、

さぁ出発という時には足がパンパンで、右足に痛みを感じていました。

ただ、まわりで「もう無理!しんどい!」と言っている人がいなかったのでなんとか気力で歩きました。正直きつかったです!

足が棒になるってこのことか!!!

沼津駅のホームのベンチに座って電車を待ちましたが、電車が来てもすぐに立ち上がれないほどでした。

 

三島に向かう電車の中で “あ~三島に着いたらこれで終わりなのか” と急に寂しい気持ちになりました。

楽しい時間ってあっという間ですね。

三島駅を出たところで、最後に一人ずつ感想を言い、一本締めをして解散しました。

 

※このあと朝いただけなかった御朱印をいただきに一人で三嶋大社へ向かいました。

田尻さんに「またいつかお会いしたいですね!」と伝えると「またすぐお会いしそうな気がします(笑)」との返事が返ってきました。

『うん、きっとまた会える…』最後にそう思って私のアクティビティツアーは終わりました。

※右足の痛みは3日間続きました。Σ(゚д゚lll)

 

 

三島 電動アシスト自転車レンタル 体験 修善寺 かたつむり 国士峠 サイクリング

今日はサイクリングをします。ガイドの鈴木さん含め男性4人、女性7人の総勢11人です。中学生の頃バレーボール部に所属していたくらいで、それ以降まったく運動をしていないので体力には自信がありません。数年前に息子と浜松シティマラソンに出場して3キロの距離を走りましたが、折り返し地点で、バテていました。3キロを死にそうな顔をしてゴールしたくらいです。そんな私ですので、自転車で55キロ走ると聞いてかなり不安になりました。しかし電動アシスト付き自転車ということ、みんなで一緒に走るということ、渡瀬さんがサポートカーとして着いてきてくれるということで、“なんとか走り切れるんじゃないか”と思っていました。

「途中で体調が悪くなった場合は自転車を車に積んで車で移動します」と渡瀬さんが言ってくれたのも心強く“ま、ダメなら車だね”と、気持ちに余裕ができサイクリングに臨めました。

 

コース予定はこんな感じです

三島ホテルジーハイブ出発→三島駅→伊豆箱根鉄道で田京駅→徒歩でMERIDA BASE→電動アシスト付自転車GET→狩野川沿いに浄蓮の滝方面へ南下→トイレの神様を祀る明徳寺→かたつむり→昼食→国士峠→ERIDA BASE→自転車返却→徒歩で田京駅→伊豆箱根鉄道→三島駅

大冒険の始まりです。

 

Hotel Gee Haiveを出発し徒歩5分で三島駅に到着。

出会って1時間もたっていない人たちとの会話に苦戦する。何を話したらいいのか分からず

とりあえず笑顔で「今日雨が降らなくて良かったですね…」と無難にお天気の話題。

 

自己紹介。 集合写真。まだまだ笑顔がぎこちない頃。

 

伊豆箱根鉄道に乗車。電車に描かれた絵は「ラブライブというアニメだよ」と亀ちゃんから教わりました。

 

ガタンゴトンと大きく揺れる電車。

昭和感漂う駅のホーム。子供のころにタイムスリップしたみたいでなんだか心が和みます。

 

駅からMERIDA X BASEまで歩きます

 

到着。この頃には緊張も和らぎ楽しくお喋りしています

 

自転車を借りるためにジャングルの中を歩きます

 

MERIDA X BASEで電動アシスト付き自転車とヘルメットを借りました。

大きく「子供用⑨」と書かれていました(笑)

“私コレに乗るのか!” と自転車のカッコよさにテンションが上がりました。

2020年東京オリンピック・パラリンピック、静岡県では自転車競技が行われます。

そこで都市ボランティアをするので、その前にサイクリングを経験できてラッキーです。

そうだ、ボランティア仲間に自慢しよう!静岡は自転車の聖地になるかもね…。

 

準備運動をして、さぁ出発です!

伊豆の国市~修善寺 約55㎞の距離を走ります。

 

電動アシスト付き自転車って漕ぐのがこんなに楽なんだ~!と坂道を登りながら感動します。少しの力でスーッと前に進むので表情軽やか体力も減りません。“これならどれだけでも走れる”と思ってしまう程です。

ただ、普通の自転車だったら確実にギブアップ寸前だったと思います。切替のある自転車でも、やはり登りは一回漕ぐのも重く、足への負担が体力を大きく消耗してしまします。

《アシスト》って素晴らしいですね(笑)!アシストのおかげで初心者さんでも笑顔で楽しくサイクリングができます。

 

狩野川沿いを走っていると、サッカー少年団の子供が練習をし、それを眺める父兄の姿を発見。

“あ、週末だしね…いつも私はあっち側だな…” と思い、子供たちちゃんと練習に行ってるかな?水筒の中身足りてるかな?

なんて心配をして、一瞬ホームシックになりました。本当に一瞬…。

しかし川のせせらぎを聞いたり、鵜が石の上で休んでいる様子を見たり、仲間とお喋りをするのが楽しくてすぐに自転車を漕ぐことに夢中になりました。

 

橋の上で休憩

 

トイレの神様を祀る明徳寺

 

お参りをして休憩

 

下の世話にならないという下着のお守りを販売しています。買えば良かったかな?

 

お参りのあとは草餅を食べました。ついでに玄米餅も食べました。

 

車を運転する時の時速30キロは遅いと感じますが、坂道をピューンと下る30キロはとても早く感じ恐怖でした。

メーターの数字が徐々に上がっていき、冷たい風を全身で感じ、脳と体に刺激を受けました。

 

森の手作り屋さん「かたつむり」で食べた季節の野菜ピザは、とても美味しかったです。

仲間と一緒というのも、さらに美味しく感じます。最高!!!

この頃はまだ元気です。

 

ジブリ映画に出てくるような景色

 

さて、後半戦も頑張ります。

 

4時間くらい自転車に乗っていたでしょうか、この頃にはお尻の痛さと闘っていました。

棚田、わさび田、日頃見ることのできない景色を見て、

この風景の中に私たちだけしかいないという特別感を味わいました。

棚田にはられた水がキラキラと光り鏡のように空を映していてとても綺麗です。

ガイドの鈴木さんが色々と説明をしてくれ、その場ではうんうんと話しを聞いていましたがすぐに忘れちゃいます(笑)

ただ、見た景色と空気はずっと忘れないと思います。

 

国士峠で休憩をとりましたが、この頃には会話の大半はお尻の話しで、

「お尻痛い!」「お尻大丈夫?」「痛さ何パーセント?」と確認し合いました。

初めましてな人とも自然とこんな話しができるって不思議です。

空はいつの間にか完全に曇り、山の中を自転車で下っていて、

速乾Tシャツではなく、普通のTシャツを着ていたため汗で体が冷えて寒かったです。

 

仲間の体力の様子をみて鈴木さんがルートを変更してくれたおかげで(それでも結構走ったなぁ)

誰一人脱落者も出ず、全員でゴールできたこと、とっても嬉しかったです!

日陰になったときの風の冷たさ、日向になったときの太陽の暖かさを全身で感じ、

視覚以外の五感を使い、豊かな自然の中でサイクリングに没頭することで心身ともにリフレッシュしました。

長時間自転車に乗るのは高校の時片道25分の通学以来で、日頃まったく運動をしない私でも大丈夫でした。

ただ、サイクリングが終わり自転車をおりた瞬間足がパンパンなことに気付きました。

仲間と会話をするのも辛く、駅までやっとの思いで歩き、帰りの電車では瀕死の状態でした…(笑)

「もう一度やりたいか?」と聞かれたら、ぜひやりたいですね!

大自然の中を自転車で走り、暑さ寒さを感じたり、川の音や鳥の鳴き声を聞いたり、田舎の景色を眺めたり、大げさかもしれませんが『私、生きてるんだ』ということを感じます。

もしかしたらこの感動は文章で書いても伝わりにくいかもしれません、体験した人じゃないと分からないかもしれません…。

 

もう一度やりたいけど、でも…55キロはやりたくないです(笑)

私のように初心者さんや、その日のうちに観光もしたいな、という方は、その半分の25キロくらいがちょうどいいかな、と思います。笑顔で「楽しかったね~!」と帰ってこれる距離がそのくらいかな。

 

自転車経験者で思いっきり走りたい、体力に自信があるよ、という方には今回の距離はおすすめです!ガイドの鈴木さんに言えば、もっと長い距離、素敵な場所を案内してくれるでしょう。

 

翌日はトレッキングをします!

(瀕死の状態でホテルに戻ったのにトレッキング大丈夫か???)

 

そして、サイクリングのあとはホテルジーハイブに戻り、三島の街で夕食をとり、ホテルジーハイブに宿泊です。

 

>今日泊まったホテルはこちら
「静岡県三島ホテル ジーハイブ Hotel Gee Haiveとは何か?どんなホテルか?」

 

静岡県三島ホテル ジーハイブ Hotel Gee Haiveとは何か?どんなホテルか?

今回三島に泊ったのは、「ホテルジーハイブ」。三島駅から徒歩5分、白い外壁と明るいオレンジ色が印象的なホテルです。

リニューアルされたばかりで清潔なホテル。一階のフロントの奥にラウンジがあり、そこでは宿泊者の方たちが朝食をとっていました。

 

「パンが美味しくて3つも食べちゃった!」という会話が聞こえました。ビュッフェコーナーをチラッと覗いてどんなパンがあるのかを確認しながら、“私だったらクロワッサンを2個食べようかな?”と翌日の朝食をイメージしました。

 

受付を済ませて部屋に入ると、事前に聞いていた通り、テレビの無い部屋でした。

白を基調とした明るい部屋でベット・トイレ・洗面所・小さなテーブルセットと荷物を置くスペースがありました。窓を開けるとふわっと入ってくるやわらかい風と優しい光が気持ち良かったです。

 

「ホテルジーハイブ」は、三島のアウトドアアクティビティツアーの基地になるホテルです。

今回、一泊二日で、三島を中心として、一日目は伊豆の国市や修善寺をサイクリング、二日目は沼津アルプスをトレッキングに出かけるのです。山・川・海…自然がいっぱいの三島、二泊では足りない気分ですけどね!

 

シェア部分は、ラウンジとキッチンとシャワーです。

一番心配したのはシャワーです。“使いたいときに使えるかな?”“すぐ後に男性が待っていたら嫌だな!”なんて共同シャワーにネガティブなイメージを持っていたのですが、シャワールームに入った瞬間ネガティブイメージは払拭されました。

各階に広いシャワールームと扇風機付きの広い脱衣所が3つあります。足ふきマットもその都度交換で常に清潔で綺麗なものを使用できました。

 

部屋にテレビが無いので退屈するかな?と思ったのですが、静かな部屋でじっくり考え事をしたり、ふらっとラウンジに行ったりしました。ラウンジにもテレビはありませんが…。

 

明るく開放的なラウンジはとても居心地が良かったです。

少々人見知りな私は、知らない人に話しかけるって難しいけど、

シェアキッチンやラウンジがあることと、旅でちょっぴり気持ちが高ぶっていることもあって、「こんばんは」「どこかへ行ってきたんですか?」などと自然に挨拶ができ、そこから会話が生まれました。

同じ目的でジーハイブを利用した人と情報交換をしたり、共有できるのは、新鮮でとても魅力的でした。

 

 

ホテルの外で夕食をとり、帰りにホテル徒歩一分のコンビニでお酒とジュースとアイスを購入してラウンジへ直行しました。

普通のビジネスホテルだったら、誰かの部屋に集まって仲間とお喋りしていたかもしれません。でも、初めて会った人の部屋に押し掛けるのは心苦しいし、異性の仲間の部屋に行くのも来るのも現実的に難しいものです。

ジーハイブは、ラウンジがあるおかげでプライベートは確保されて、

仲間ともちょうどいい距離感を保ちながら楽しく過ごすことができました。

 

ホテルに戻ってきた仲間を見つけて「おかえりなさい!」と声をかければ、椅子に座ってとお喋りに加わる人と、「部屋に戻りますね」と部屋に戻る人、それぞれ自由に過ごしました。

 

松山さん、鈴木さん、亀ちゃんとアイスを食べながら一日を振り返り、お互いの仕事の話しをし、将来の夢を語りました。

今日出会った仲間と夢を語るって、とても楽しく贅沢な時間でした。

 

そこで語ったことはずっと忘れないだろうし、不思議と夢が叶うような気がします…。

「お腹いっぱいだからどうですか?」と差し出されたアイス、ピノは話に夢中になっていて、トロトロに溶けていました。一日の最後にケラケラ笑いました。

 

ホテルが新しいのでとてもキレイで清潔に保たれていて気持ち良く利用できました。

 

レンタサイクルを借りたときはスタッフさんが「気をつけて行ってらっしゃいませ~」と笑顔で見送ってくれて、戻った時には「おかえりなさいませ~」と家族を迎えるように迎えてくれました。

まるで自分の家に帰ってきたかのような安心感があり、思わず「ただいま~」と言ってしまいました。

心地よい空間と、あったかい人と、美味しい朝食で心もお腹も満腹です!

 

ジーハイブに宿泊し、アクティビティを体験し、三島観光をし、人と出会い、人と繋がり、人のぬくもりを感じる二日間でした。

出会った仲間、ホテルのスタッフさん、三島の人たち、ありがとう!

私の人生の中で間違いなく価値のある二日間でした。

 

(写真はヤマシタさん夫妻)

 

【ジーハイブに宿泊した感想のまとめ】

三島駅から徒歩5分のHotel Gee Haive。

周辺にある三嶋大社、三島スカイウォークなどの観光地を巡ったり、沼津アルプスでハイキングをしたり、伊豆でサイクリングをすることもできます。

ジーハイブを拠点に観光や、山・川・海の自然の中でアクティビティを体験することができます。

ホテルの部屋には、テレビは無く、ラウンジ、キッチン、シャワールームがシェア部分です。

一番の魅力は何といってもラウンジです。明るく開放的なラウンジは居心地が良く、自然と人が集まり、会話が生まれる場所でした。ラウンジがあることでプライベートは確保でき、仲間とちょうどいい距離感をもつことができます。

人と人とのつながりを感じることのできるホテルです。

 

 

>この時のサイクリングの様子はこちら

 

 

ベアスプレー安全装置自作

熊スプレーの賞味期限?が5年前!に切れていたので新しい奴を買いました。

取り急ぎ本州限定なら小さいやつで充分かと思って良い感じにコンパクトな奴をポチりました。

ドイツ製とのことなんでまあ信頼性も高そうなイメージでしたし。

ところが届いて開封してびっくり!

安全装置?誤発射防止装備??ロックピン??的なものがどこにも見当たらなーい!箱もケースも無くて、包まれてるプチプチを剥がしたら即!レディートゥファイア~~!!どうやらジャーマンを甘く見てたようです!!

以上取り急ぎご報告まで。

#フライフィッシング#熊スプレー#本州ではカウンターアサルトは大袈裟#かと思いコンパクトなやつポチッと#スゲーのが来た#嵩張らないのはいいのだが#安全装置無し#ドライシェイクスプレーかっちゅーの#ポケットの中で暴発必至#返品しようとしたがある意味危険物#手続きすごくめんどくさい#しょうがないから使おう#安全カバーハンドメイド構想中です汗

 

 


誤発射防止機能がついていなかった熊スプレーその後。

自己防衛目的での民間人の拳銃所持が認められていないわが日本国においては、釣行時の万が一の熊との遭遇、攻撃に対して、セルフディフェンスのために所持できる武器としてはなにがしかの刃物、またはペッパースプレーぐらいしかその選択肢はない。

現在は「カウンターアサルト」という米国製のペッパースプレーを釣行時に携行しているのが、実は随分前(5年前w)にすでに有効期限(保証期限?)が切れており、さすがに機能的な不安を感じてきたので、新しいスプレー(カウンターアサルトよりかなりコンパクトなやつ)をアマゾンで購入したところ、有ろう事かなんの安全装置もついておらず思わずビックリ!

というのは先日お伝えしたとおりである(その危なっかしいスプレーは昨日「とかれふ君」と命名w)

さてその「とかれふ君」だが、今の状況のまま携行するのは常に誤爆の危険を背負うようなものであり、何らかの対策を施して安心安全にコンシールドキャリーできるようにしたいと思うのは当然の成行きである(別に隠し持つ必要はないのだが、腰などにオープンキャリーすると河原、渓流での万一の転倒時などに岩などに強打してスプレー筐体に穴が開きその場で自爆テロを演じる可能性を否定できない笑)。

そこで脱着できる「発射ボタンの安全カバー」を自作して取り付けようと思い、あれこれ構想すること30分、材料を求めに百均に行き店内徘徊すること20分、工作作業に10分。

とりあえずまあまあいい感じに誤爆を防止できそうな感じになりましたので、取り急ぎのご報告をさせていただきます(笑)。まあこんなもんでいいでしょう。

(使用材料:百均ベルクロテープ・百均軽量スプーンw)

 

 

2018.03.17-18 ならここ明ヶ島トレイル【キタザワ】

2018年3月17日~18日 掛川でのトレイルのまとめです。

日本ではまだまだ少ない、登山の知識があまりなくても気軽に歩ける安全なトレイルコース。それを静岡県、掛川で作れないだろうか。作ってみたら面白いよね。実際のところこのコースって楽しいのだろうか。3月になってちょっとあったかくなってきたし、やってみようよ!ということで、検証に行きました。

ルートです

●1日目

掛川市役所→掛川駅(東海道線)→金谷駅(大井川鐵道に乗り換え)→福用駅(登山開始)→八高山 – 馬王平→ならここの里(お昼ご飯)→炭焼の杜 明ケ島キャンプ場(1泊)

●2日目

炭焼の杜 明ケ島キャンプ場→原田駅(天竜浜名湖線)→掛川市役所前駅 (GOAL)

こんな感じです。「楽しく歩く、ゆるゆるキャンプ」と心も軽く、当日をむかえたメンバーの2日間をレポートしたいと思います。

今回のメンバーは、男3:女4の平均年齢30代後半位、体力ある!と言える方は1名のみの、軽い登山と素敵な自然を愛する人達です。

今回泊まる明ケ島キャンプ場では、テント泊もコテージ泊もできるため、
テントは、テント泊をしたい女子3人のみが持ちました。

前日、Facebookのグループメッセージで、

「ザックつめてみたら超重いんですがー」
「私も…重いです」
「全てパックに詰め直したら、10キロでした。」
「テント、食料、水込みで11キロですー」

との会話が飛び交い、自分の荷物を計ってみたら13kg…普段登山もせず、最近した山登りと言えば、アウトドアのがっこうでの日帰り軽登山のみ。こんな荷物を持つのは本当に久しぶりなのでどうなるかと不安もありましたが、ゆるゆるキャンプだから大丈夫だろう、久々に荷物を持つのも、少しは運動不足が解消できそうだし…と自分に言い聞かせ、当日をむかえました。

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●1日目

■7:00頃 掛川駅に集合
車で来た人は掛川市役所駅前から乗り、掛川駅に向かいます。

私は家から電車でいったのでほぼ始発のような電車で掛川駅に到着しました

おはようございますーとみなさん笑顔で、ワクワク感が見える集合でした。

■7:19 掛川駅出発→東海道線で金谷駅まで。
掛川駅発の電車は、時間によってホームが変わる場合があるので注意です。

■7:48 金谷駅出発→大井川鐵道で福用駅まで。


初めて大井川鐵道に乗りました。外見も中身もレトロです。

「切符が固いよーまだこんなのあるんだね」
「シート席も、電車の連結部分も昔っぽいね」
車窓からの眺めも楽しみながら、あっという間に福用駅につきました。

今回の企画では3つの電車を使います。

・東海道線
・大井川鐵道
・天竜浜名湖線(帰り)

どこかに行こうということも最近は忘れていたので新鮮な体験でした。

■8:11 福用駅到着


ここでトイレ休憩ができます。


準備体操をして、登っていきます。

■8:40頃 登山開始

これが私です。流れに身を任せる気持ちで歩いています。

下にある白光神社で今日の無事を祈ります。

急斜面コースの方から登ります。薄着にならないと歩くのがきつい山道からはじまります。
「最初のところだけキツイよ」
本当に最初だけなのかと何度か思いますが、ある程度歩けばなだらかになるいいコースです。

実はここまで6人で登っていたのですが、

7人目のハブカさんが自転車を持って登場!浜松から自転車でここまで来て(!)この急斜面を、自転車を首にかけて登ってくるという猛者です。すごい方です。もちろん自転車は重いです。私には無理です。

林の中を歩いて行くようなコースです。途中自転車で行けます。

やっと開けたところにたどり着き

■10:40頃 チェックポイント馬王平につきました。


この後は車の走る道をひたすら歩いて行きます。

道路の真ん中にある生き物を発見

カエルです!大きいです。

どうやら産卵の時期だったようで、夫婦のカエルをたくさん見つけました。みんなでキャッキャと写真を撮っていたら、マツヤマさんよりもういいでしょの声がかかり、タイヤのくぼみに生み出された卵、今後を心配しつつ後にしました。

■11:20頃 コンクリートの車道歩き開始!

林の中の道路をひたすら歩きます。登山靴だと足が痛い!運動靴とは全然違うと思い知る6人…ハブカさんは元気薄着のため体を冷やさないように時々自転車で走って行っては戻ってを繰り返していました。自転車があるとこういう道はいいと思います。(私は担げません)

ならここの里を目指してとにかく歩きます。

とにかくとにかく歩きます。

歩きすぎて辛くなってきたので、途中で春の歌をあげていこうという企画が始まりました。

なんで自分はこんなに荷物が重いんだろうと、ついていくのに必死になりました。

荷物を持つか聞いてもらったり、大丈夫かと声をかけてもらったり、何度も人の優しさが身に染みました。一人のちっぽけさも感じました。ぜんぜんゆるゆるトレイルじゃありませんでした。とぼとぼ歩いていたらトボトボというあだ名がつきました。


川に魚がいないかのぞきます。

ならここの屋根が見えてきました。

■13:00頃

やっとならここの里につきました。11:20には到着する予定を組んでいましたがだいぶかかりました。車道を登山靴で歩くのってほんとに辛いです。荷物があるときは特に。

ならここの方に立派なしいたけをいただきました。
家で栽培されてるそうですがほんとうにぎゅっと身が詰まってずっしりしていました。


この後もガッツリ動くと思いカツカレーを食べました。カナスギさんとおそばもシェアしました。

マツヤマ隊長より、話がありました。
「この後大尾山を回ってから明ケ島まで行く予定だったけれど、このペースだと厳しいし、みんな足も痛いよね?プランBに変更しよう!」
「ならここでお風呂にも入ろう」
「やったー!」
疲れた体でお風呂に入るのは本当にいいものですね。

明ケ島まで車に乗せていってもらえることになりました。

■15:00頃
明ケ島キャンプ場を管理している(株)山田のオガサさんがるまで迎えに来てくれ、ならここを後にしました。

■16:00頃 明ケ島到着。一息ついてテント設営


ウッドデッキでテント泊は初めてです。

テントは会社のものを使わせてもらっています。自分で持ってきたテントで寝るって、ちょっとうれしいですね。

先日明ケ島で、卵の放流がありました。残念ながら川の中の卵放流ボックスは、雨でうまってしまったようでしたが、同時期にキャンプ場内の養魚場で育てている魚達は大きくなっていました!

私が会社の冷蔵庫で孵化させた一匹も、無事に泳いでいたようです。

後はみんなでご飯を食べてお酒を飲んで話をしました。オガサさんがポトフを作ってくれ、一緒に宴会に加わり、たくさんお酒を飲みました。オガサさんつながりの方々がかわるがわる遊びに来てくれました。山田の相談役が飲みやすい焼酎を教えてくれました。遅くまで話は尽きませんでした。

ならここでもらったしいたけも食べました。新鮮さが感じられるおいしい、しいたけでした。

やりきった一日でした。

↑ゼキさんのとってくれた夜空です

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●2日目 天浜線原田駅に向けて歩きます。

最初の予定では、キャンプ場から駅まで車道をずーっと歩こうと言っていましたが、「現実的に厳しいと思う」とのゼキさんからのありがたい言葉で途中から歩き出すことにしました。とは言っても結構歩きます。

■8:10


車で送ってもらい、写真の位置から歩き出すことになりました。5.4km分のショートカットです。

今日はこの5人で行きます。


お茶畑を横に、元気を出していきます。

歩いていると何度か、近所の方々に、
「どこまでいくの?」「どこから来たの?」と聞かれました。

「炭焼きから歩いてきたんだよ。昨日は八高山も歩いてね…」と
こういう交流も旅感があります。里山ならではの風景や雰囲気が味わえるのがこのルートの特長です。


途中で桜とベンチの絶景ポイントを見つけました。

一時間半くらい歩いてこのあたり


小休憩をとります。たいへんだったのでお菓子を食べながら歩いてしまいました。

■10:00 原田駅まであと6kmの地点
途中でマツヤマさんとおよげたいやきくんを歌いました。こういうことで、ちょっと元気になります。マツヤマさんはそういう提案をしてくれる人です。

だいぶ下の方まできて桜を撮りながら歩きます。

■原田高架下公園
トイレ休憩も兼ねて一休みしました。やっとここまで来たという感じ。

■11:45 やっと原田駅につきました。


リカコさんが屋台のたい焼きを買ってきてくれで1ついただきました。

本当においしかったです。(といいながらパンも食べています)

なんとか歩ききりました。

—————

今回のトレイルは、このコースは実際のところ歩いてみたらどうなの?ということで検証をした2日間となりました。

春は桜が見られ、カモシカも見ることができたり、カエルや(?)花も楽しめるコースでしたが、ショートカットした工程もありました。2日ではきついかもしれないので、3日間にしたら良さそうだ、とか、テントを持ち歩くのはきついからコテージ泊の方がいいね。とか、もっとこういうポイントがほしいね。と話し合うことのできる、実りある実験第一弾となったと思います。

企画をしてみる→検証してみる→反省点や良いところを見つけるというのを全力で体験できました。

本当に足が悲鳴をあげていたんですが、写真を見ると楽しそうに見えるのが不思議です。

以上キタザワのレポートでした。
(今回のレポートでも、マツヤマさん、zekiさんの撮ってくれた写真をたくさん載せています。ステキ写真ありがとうございました。)


↑荷物は重かったけれど、最後まで持ち歩いたジュースです。思い入れがあります。

2018.03.17-18 ならここ明ヶ島トレイル【カナスギ】

今年の1月にマツヤマデザインに入社して一月程たった頃、「いいアイデアを思いつきました」と松山さんが楽しそうに話し始めたのが、この“ならここ明ヶ島トレイル”の計画でした。よくわからないまま参加を決めた、この前人未到のトレイルを、私の目線でレポートさせていただきます。

■ニンジン=ご褒美は大事
今回思ったことは、目の前にニンジン=ご褒美があれば結構頑張れる、ということです。

ご褒美とは何か、私の場合は歩いた先に見える自然の風景や、頑張った後のご飯&温泉などです。今回出会ったご褒美体験をいくつかご紹介します。

1日目の登山道にて、たくさんの大きなカエルやその卵に出会いました。暦では3月6日頃を啓蟄といい、冬眠していた虫たちが穴から出てくる時期、なのだそうですが、虫も出ればカエルも出てくる、ということなのでしょう。

イチャつくカエル達…春ですね。

そして「虫が出れば魚もでてくる!」と釣り好きな皆さんは川を見るたびに魚がいないかウキウキしながら覗き込んでいました。

釣りが身近でない私はそのウキウキを共有することができませんでしたが、自然に身近に触れ合っている人たちはこんな些細なことでも季節の到来を感じたり、楽しい気持ちになったりするのだなぁ、と少し羨ましく感じました。

他に春を感じるといえば、やはり桜。今回のトレイルでは本当にたくさんのお花を楽しみました。道中突然現れる美しい桜はため息ものです。

ずーっと続くアスファルト道はとても足が疲れますが、お花を見ている間はそんな疲れは吹っ飛んで、花に見とれて写真撮影。

なぜか懐かしく感じる里山の風景と美しいお花たちを愛でながら、ほっこりお茶タイムなんかできたら素敵だろうなぁ。今はまだ休憩スポットがなくて、道路脇の草っ原で休憩するしかありませんでしたが、未来への夢は膨らみました。

そして運動後のご褒美といえばやっぱりご飯。アウトドアで食べるご飯は最高です。1日目のお昼ご飯はならここの里のレストランで食べました。ここまで来るのに相当歩いて疲れ切った我々はまさに飢えたハイエナのように昼ごはんをむさぼりました。私はかつ丼とおそばを。

頑張った後のご飯はなんて美味しいのでしょうか。私たちの頑張りと疲労は何にも代えがたい付加価値となって、この(もちろん普通に食べても美味しい)かつ丼をより特別なものにしてくれました。フレンドリーな食堂のおばさまに、ツクシの佃煮(初めて食べました!)や肉厚シイタケまで頂いてしまいました。両方とても美味しかったです。ごちそうさまです。食後に入った温泉も最高でした。

■ 初キャンプをやってみての発見

大人になってからの本格キャンプはこれが初めてでしたが、一番驚いたのは晩ごはんの時です。

各自自分のご飯は自分で作る、というスタイルは新鮮でした。女性のお二人サトリカさんと大庭さんなんかはそれぞれこだわりの料理を作り、サトリカさんにいたっては素敵な料理をみんなに配ってくれましたし、身一つ自転車一つで参加していた羽深さんは荷物を最小限におさえようというコンセプトのようでしたし、作る料理も全然違って、今回の旅の中で一番個性が出ていた時間だったように思います。
一人1バーナー、私も憧れます。

キャンプの夜はとても自由な時間でした。一つ屋根の下に集まって、各々好きなだけ食べて、好きなだけ話して、好きなときに寝る。気が付くとキャンプ場を運営している山田の皆さんも集まってきて一緒にお酒を飲んだり話したり。一晩キャンプをすれば、誰とでも打ち解けられるんじゃないか、と思えるほどにくつろいだ夜でした。

他には、キャンプ慣れした方々といるだけで、色々学ぶことや発見がありました。具体的な例をいくつかあげると、家族でもキャンプをするというサトリカさんは調理の際、牛乳パックをまな板替わりにしていました。持ってくる時もかさばらないし、使い終わったら捨てればいい…とてもキャンプ向きだと思いましたし、他にはサンダルを持ってくると、トイレに行ったり、ちょっとテントから出たい時はすごく便利だとわかりました。学生時代にワンダーフォーゲル部だったという山のプロ北澤さんが、ザックの脇の紐の部分にタオルをかけて、歩きながら干しているのを見て、なるほど、温泉に入った後のタオルとか、夜露で濡れたタオルのやり場に困っていたけど、こうすればいいのか、と思ったり。先輩方の行動を観察しているだけで、とても勉強になりました。

自分も実際に体験して、キャンプでは何が起きるのか、何が不便かを実感してみないと気づかない発見ばかりです。「ネットなどで調べて知った気になっている人と、実際に体験してみた人は全然違う」という話を松山さんからよく聞きますが、まさにこういう事だよなぁ、と実感しました。

■ はじめてのトレイルルートを歩くという事

子どもの頃の家までの帰り道、いつもと違うルートで帰ってみるワクワク感。今回のトレイルはその感覚に似ていました。
なんでもない普通の道なんだけれど、私にとっては秘密の帰り道。途中に秘密基地を発見したり、カワイイ犬を見つけたり、その道から見る景色は普段とちょっと違って見えたり。
このトレイルも同じで、苦労したからこそ特に美味しいご飯だったり、歩かなければ見つけられない景色だったり、普通の道をつないでできる、秘密のトレイルルート。
今はまだ秘密ですが、もっと素敵なものに育てていって、いつか友だちを誘ったり、多くの人が楽しめるような道になったらいいなぁ。その時は「最初はここには何にも無くてさ…」なんてほっこりお茶でも飲みながら語っていることでしょう。その日が来るのが楽しみです。

そして、今回トレイルに誘ってくれた松山さん、一緒に旅してくれた皆さん、ならここの里の方も、明ヶ島キャンプ場を守る山田の皆様も、楽しいひと時をありがとうございました。

 

 

2018.07.09-12 マツヤマ・デザイン 東北 研修【キタザワのレポート】


研修とは…人生における気づきや学び、
仕事に応用できる気づきや学びを得る事

こんにちは マツヤマ・デザインのキタザワ(左のオレンジ)です。
今年はマツヤマ・デザインの夏の研修に参加させていただきました。

初めての福島と山形。ひと夏の冒険。
日本国内、行ったことのない場所のほうが圧倒的に多い私にはとても新鮮なものでした。

力強い夏の青空と新緑、広がる平野と奥に見える山の連なり。知らない土地に行くこと。足を運ぶことで、何かを得ようという心が、より大きく広がる気がしました。

「遠くに行くと、日本が小さくなっていくよね」ゼキさんの言葉です。

そうだと思いました。私の出身は静岡県ですが、関東で暮らしていた時の気持ちに近いような感覚。

「どうせ静岡県の田舎に住んでいるからできない。」という考えが「行きたいところには行こうと思えばいけるんだ」に変わる感じ。

往復で1411.9km走りました。自分達の運転する車で遠くまで行くという経験はより自分を身軽にしてくれたような気がします。

浜松に来て、数年ぶりに「運転する生活」をしている私ですが、今回の研修では「高速道路をデリカで運転」という足が震えるミッションもありました。周りに合わせるという柔軟な対応や考え方に繋がる「勉強」になりました。

夏の遊べる回数は、どんどん少なくなっていく、体も動かなくなっていく。

やりたいことに積極的になれていないことは日々感じる中、
研修に行くということで「実行すること」へのヒントが見えた気がします。

可愛い名前からは想像がつかない、黄金のトラのような ブラックバス界の猛者、スモールマウスバスを狙いに来た桧原湖では太陽の光が天の川のごとく煌いておりました。

初めてのルアー釣り、エサ釣りの経験。釣りの間、ルアー釣りが趣味だと言っていた同級生のことが頭に浮かびました。

学生時代の私は、釣りというものが、こんなにも心臓が波打つもので、
泉の奥底から湧き出る水のようにエネルギーがあふれるようなものだとは知らなかったのです。

「命がけ」を意識すると自分の野性的な部分が見えてくるような気がします。

『「絶対釣るという気持ち」を持つことが大事だ。素敵なことだし人生も変わる。』と研修前にマツヤマさんが言っていました。

一瞬の何かに全力を注ぐことで萎びていた退屈な日々も太陽を浴びる花のように、人知れず咲き誇るのかもしれません。

釣りは「魚に合わせる」ものです。この魚はこのエサが好きかな、と考えたり、噛みついたタイミングに合わせてひっぱるということ。

仕事でも同じで、相手がどう思うか常に考えないといけませんし、タイミングも相手に合わせないと、自分一人ではできません。また、誰も正解を教えてくれる訳ではありません。見つけ出さないといけない。

思い通りにならない分、うまくいった時の素敵さが、洞窟の奥に眠る宝を発見できた時のように大きいのかもしれません。

自分一人だったらやらなかったこと。
「個人商店に入る事」

地元の方との会話でよりその街の空気を知ることができる気がします。

安くておいしい、地元民向けのいいお店の見つけ方についても教えていただきました。ただ見るのではなく観察すること、「観る」こと、考える事で、内面が見えるということ。

本質を捉えた仕事をすることに繋がる考え方だと思います。

3泊4日、テントで過ごすのかと思いきや、途中でペンションのようなホテルに変更!というサプライズ

余裕だと思っていた3泊4日ですが、なかなか釣れない1日1日に疲労していき、どんどん周りを見る余裕がなくなってしまいました。いつ何時も周りを見ていたマツヤマさん。さすがです。

今後の課題として、観察すること、観ていくこと、吸収すること。器を広げていくこと。があがりました。

観ることと言われた際、写真のことがぱっと頭に浮かびました。同じ場所で撮った人と自分の写真が全然違うのは、観ている場所の違いだと思います。

より良いものを誰かに伝えられるように、観ることができるようになりたいと感じました。

———————–

できごとを写真で紹介します。


おいしいももを買ってもらいました。試食もできました。


もも販売所の隣でいきいきと水浴びしているトマト


景観を考慮した建物が並びます。


桧原湖すぐのキャンプ場。足湯もあります。


標高を考えると涼しいのでは?という気持ちで向かった桧原湖でしたが、夏の暑さがじわっと感じられました


光の中に虫が舞う…釣り師にはうれしい光景です


トンボだらけでした。気が付くと頭や釣竿の先にトンボが止まっています。ペットのようにかわいいです。


地元のいいお店探し。路地裏まで歩いてお店を探します。


釣りの朝は早いです。


山形 置賜白川でフライチャレンジ
「テクニッキ―な川だね」と松山さん


山形で広河原を発見!

研修に参加させていただきありがとうございました。

以上キタザワのレポートでした。

明ケ島 妖怪研修レポート 5月25日~26日【ドイ】

今回は5/25〜26にかけての明ヶ島キャンプ場での研修に参加させていただきました。

【1日目】
研修は「妖怪について」の講義とアマゴの放流が主な目的でした。
妖怪については全く情報が与えられませんでしたが、アマゴの放流の意義については松山さんに行きの車の中で教えていただきました。
まず、川の魚は減りやすいということ。海の魚は住める場所が多く、取れすぎることはそうそうないが川は狭い面積の中で生きているので簡単に絶滅させることができるのだそうです。
今回の研修の地である明ヶ島キャンプ場も例外ではなく、事実今回の研修でも釣れることはありませんでした。

そこでマツヤマデザインでは魚の保護プロジェクトを立ち上げ、川の一部をフライフィッシングなどキャッチアンドリリース限定区間と定めたそうです。
自然豊かに見える明ヶ島キャンプ場ですが、こんなにしっかりと人間の爪痕が残っているとは思わず、衝撃をうけました。魚の頭を踏んで歩けるような豊かな川にまた戻って欲しいと感じました。

研修の内容ですが、1日目はとてもいいお天気から始まりました。すこし雲がかかっていたおかげで暑い日差しを避けることができました。
今回ご一緒するのは9名。到着したら、くつろぐための大きなタープを張ります。

部品がたくさん!

初めてなので恐る恐るお手伝いしていましたが、手取り足取りサポートして頂きました。ロープの結び方からペグの向く方向など、小さな工夫の背景にある大きな意味を知り、とても面白く新鮮に感じました。

予想よりも大きな物が完成しました。(写真を撮った瞬間、感動しています。)

そして、何より予想がつかなかったのが「空中テント」です。
名前だけを聞き、なんのことだろうかと先輩と予測していましたが・・


本当に浮くんです!三角形の形をしているこのテントは、それぞれの角にロープがついていて、木にくくりそれぞれを張っていくことで地につかない驚きのテントが完成します。

森のなかに突然現れた流線形。まるでスターウォーズの宇宙船だ!と盛り上がりました。

個人的にはここでオトシブミのオトシブミを見つけていました。初めて発見して触れて、ふいに豊かな自然を感じ微笑ましく温かな気持ちになりました。そして写真には収められなかったのですが、カモシカに会うこともできました。2日間で計4回も目撃したので、明ヶ島キャンプ場はカモシカにも人気があるようです。

全てのテントを張り終え、まずはお昼ご飯と休憩です。


一仕事終え汗をかき、涼しい風に撫でられ、さわやかな気持ちになりました。
わきあいあいとした雰囲気での1日目のごはんは2種類のチャーハンとピラフと麻婆豆腐。電波の届かない山奥で暖かく美味しいご飯を食べる、不思議な贅沢感を味わいました。
そしてカニを採るためのトラップは仕掛けてもなかなか捕まらず・・去年は手づかみ(!)で採ることができたそうなので驚きました。
まだまだ冷たい5月の川。カニにも魚にも出会えなかったのは残念でしたが、保護プロジェクトの成果をまた感じやすくなるとも感じました。

晩御飯にはより一層贅沢なすき焼きをたべて、あたりが暗くなった頃妖怪の講義が始まります。

デザインに関わるものとして、+のなイメージ、キラキラしたものを感じるセンサーは−のイメージ、どろどろして、少し気持ち悪いようなものを感じることができるはずだとしたうえで、松山さんは一冊の本を紹介してくれました。「遠野物語」松山さんが今ある妖怪の元祖であるとピックアップした本です。そこには単調に、客観的に記された怪しげな小話がたくさんあり、妖怪はここからインスピレーションを受けたクリエイターがたくさんの創作物を生み出したそうです。

初めて足を踏み入れた明ヶ島。夜になれば明かりはなく、吸い込まれそうなほど大きな音で流れる川に囲まれ、妖怪を感じるとしたらこのような不安な気持ちに感性が強まり、見えない暗闇の中から気配を感じようとしてしまうところから来ているのだろうと思いました。得体が知れず、正体がよくわからない妖怪はきっと人間の不安定な気持ちが創造したなにかだからこそ、面白く不気味で魅力的なのだろうと感じました。
会いたくないという気持ち半分、いつか出会ってみたいとも思っています。


妖怪の講義を終え、ゼキさんの素敵アイテムで焚き火を始めました。
暖かな色の火の安心感。妖怪講義後なのでより強く感じました。

【2日目】
2日目1日目とほぼ変わらず、さわやかな風を感じました。
初めてのキャンプ泊は思っていたよりも心地よく、熟睡していました。
疲れもありましたが、わくわくとした気持ちで朝を感じることができました。

お素麺から始まった朝。大葉が香り、夏の訪れをひしひしと感じます。

そして今回の研修のメインイベントである放流。大きなバケツで川に放します。

きらきらとした魚の肌がとても美しかったです。川が冷たいせいでしょうか?水に驚き固まってしまった魚もちらほらと見られました。
無事生き残り、日本の原風景を取り戻してほしいです。

テントを片付け、ゴミを残さないようにまとめ、お掃除をして1泊2日のキャンプを終えました。

ーーーー
今回、初めてのキャンプでしたが、無事トラブルなく楽しく過ごすことができました。
たくさんのアドバイスやエピソードを教えてもらい、また自分の手で感じ動かすことができたおかげもあると思っています。
穏やかなることを学べ。この明ヶ島キャンプ場のコンセプトです。
バタバタと慌ただしい動きをしている私にそのコンセプトと意味を教えてくださり、知識や予想だけではわからない体験を全身で感じてとてもいい糧になったと思っています。
日本の山に囲まれて、文化や自然について考えさせられた、実りある素敵な2日間でした。

金杉の明ヶ島キャンプ研修レポート

2018年5月25日-26日、マツヤマデザイン(以下MD)は明ヶ島キャンプ場へ研修という名のキャンプへ行ってきました。
今回のメンバーはMDスタッフの松山さん、マサさん、高野さん、大庭さん、北澤さんと私、そしていつも同行してくださるカメラマンのゼキさん、私が入社する前にMDメンバーだったという佐藤瞳さんと、インターンの土井さんの9名です。

私は明ヶ島キャンプ場でのキャンプは二度目。今回も色々な発見や出来事があったので、レポートしていこうと思います。

まずはざっくりと研修のスケジュールを以下に。
【1日目】
9:00 会社集合組、出発
9:45 食材等買い出し、キャンプ場へ出発
11:00 キャンプ場着、タープ立てたり、テント立てたり…
13:00 お昼ごはん(お手軽な冷凍チャーハンとレトルト麻婆豆腐です!)
15:00 フライのキャスティング練習
16:00 夜ごはん(すき焼きです!)
18:00 松山さんの妖怪講義
20:00 妖怪講義の実習(!?)
21:00 講義終了、宴会、就寝。
【二日目】
7:00 起床
7:30 朝ごはん(冷え冷えソーメンです!)
9:00テント片付け
10:00アマゴの放流
13:00現地解散

とこんな感じのスケジュールでした。今回の研修のメインイベントはなんといっても松山さんの妖怪講義。いったいどんな内容なのか行く前からドキドキしていましたが、講義後の私は何を考えたのか、それは後ほど説明させてもらうとして、まずはこちらから↓

■二度目のキャンプ

前回、明ケ島-ならここトレイルでのキャンプを経験して、「こうすればいいのか、次回はこうしよう」と思った改善点があったので、今回はそれらをいくつか実践してみました。
たとえば、登山靴は脱いだり履いたりがめんどくさいから、サンダルも持って行こう、とか、寝る時に枕がなくて寝づらかったから、上着やタオルを枕替わりにしよう、とか、あと憧れのマイバーナーを持って来たりとかをしてみました。とても小さいことですが、前回よりも少し成長した自分、以前よりも快適にキャンプができいてる自分に少し満足している私です。

それと、もう一つ改善を試みたのは「挨拶」です。日頃から松山さんには挨拶の大事さを教えられています。特にアウトドア中、野外にいる時などは、大きな声で挨拶をしないといけない、相手に聞こえないのは挨拶ではない、と教わっていましたので、今回はいつもよりちょっと声をはりあげ気味に挨拶をしてみたつもりです。その意識を持って他の方々を観察してみると、なるほど松山さんもマサさんもゼキさんも、とってもハツラツとした大きな声で挨拶しているなぁ、ちゃんと意識してそうしているんだろうなぁ、と改めて関心してしまいました。元気に挨拶されて嫌な気持ちになる人はほぼいないでしょう。私の挨拶も相手に気持ちよく届けばいいなぁ、と思った瞬間でした。次回はもっと率先して大きな声であいさつしたいな、と思います。

キャンプではメンバーの他にも色々な方にもお会います。今回は山田の皆さんとお魚を持ってきてくれるトツカさんにお世話になりました。

話は少しそれますが、 「リベンジする機会を与えてくれる」のがMDの良いところだと思っています。 大人の社会では「アイツはああいう人だからしょうがない」と言って他人の欠点には目をつぶることが大半ですが、MDでは 自分に足りない部分はしっかり教えてくれて、どうやって正していくべきかの改善方法も教えてくれる。こんな会社はなかなか無いと思うのです。足りない部分しっかり教えてくれる、気づきを得て、修正をしようと試みて、少し成長する。この流れを作ってくれるのがMDの良いところだと思っています。成長には痛みも伴いますが、それだけ親身になってくれる方々がいるMDは素敵です。

さて、前回からの改善を行なってみた私ですが、今回新たな気づきというのもありました。

たとえば、キャンプ道具にはたくさん種類があるけれど、共通点もいくつかあるということ。テントやタープ等の布物をたたむときは、まずは四角くなるように折る、そして収納される袋の大きさをイメージしたうえで折りたたむ、だとか、支柱につかうパイプは、中のゴムに負荷がかからないように真ん中から折る、だとか。灯油を使ったランタンなどに火をつける時はポンピングして圧をかけることが必要だ、などなどです。

ランタンの使い方をレクチャーしてくれる松山さん

それから、私はコーヒーミルを忘れてきて、「これじゃあ楽しみにしてたコーヒーが淹れられない!」と絶望していたのですが、ゼキさんが「ミルが無くても手でつぶして、空き瓶でゴリゴリやれば挽けるよ」と教えてくださり、実践してみたら良い感じに豆が砕けて、美味しいコーヒーを飲むことができた、というエピソードも。

私なんかだと、一つ道具を忘れたら「ああもうダメだ!予定通りにいかない!」とすぐに絶望してしまいますが、アウトドアに慣れ親しんでいる人たちは、「どうやったら上手くいくのか、何か方法はないか」という所まで考えを巡らせられるのだなぁ。自然の中に身をおいて、便利すぎる世界から一歩離れると、そういった発想が必要になるし、その発想は仕事や日々の生活をする上でもとても重要であるなぁ、と感じた出来事でした。ゼキさんに感謝です。

 

 

 

■妖怪講義の感想

講義の内容については書きませんが、妖怪の成り立ちについてはとても興味深いものでした。ハッキリと言葉にできないモヤモヤした気持ちを、人はどうにかして表現して、他人と共有したいという欲求があるのでしょう。みんなが潜在的に持っているモヤモヤをくみ取って表現してやることがデザインの使命であると感じました。その核となる目的がハッキリしていれば、アウトプットとしての表現方法は何でもいいのかもしれません。「妖怪」のように言葉で名前を与えれば、はっきりとした拘束力を持ってイメージを確定することができるだろうし、歌や写真のように、答えはハッキリ言葉では伝えなくとも共感を得ることもできるでしょう。私はどのような手法でモヤモヤを形にしていけるのか、今後色々と挑戦してみたいな、と思いました。
ちょっと講義の本筋からはそれますが、妖怪が妖怪として確立するまでの成り立ちは、まさに現代のオタク文化と同じだな、と思いました。粗削りな元ネタがあって、それに興味を持った熱意のあるクリエイター(いわゆるオタク)が二次創作をして、いわば同人誌的なものがアングラな世界で流行り、「俺はこう描く、私はこうする」みたいな感じで大勢が盛り上がって、知らないうちに一般的なものになっていく。インターネットなんてない時代から、日本人は同じようなことしてるんだなぁと思うと、オタク文化は実に頼もしいものに感じられてなりません。

■妖怪講義の実習の感想

(実技内容は社外秘のため、詳細はお伝えできないのが残念ですが…)結局のところ、妖怪は人間の恐怖心をうつす鏡のようなものなんだろうなぁと思います。心を落ち着かせていれば漠然とした不安は消える。この実習を通して、思いがけず「studey to be quiet」の教えについても触れたような気がしました。
この実習の時間にもう一つ思ったことは、「月明かりがどれだけ美しいか、心のよりどころになるか」ということです。暗い森の中で月明りと星空を見ると、とても安心できました。やはり人にとっては光は必要不可欠で、心のよりどころになるものなのですね。これだけ電気の明かりに囲まれた日常生活ではなかなか感じにくい感覚でした。


実習後にみんなで囲んだ焚火も、とても思い出にのこる素敵な時間でした。その時食べたマシュマロも最高に美味しかったです。

■明ケ島キャンプ場について

文明的なものといったら自販機くらいしか見当たらない、明ケ島キャンプ場はそんなところです。動物の気配も本当に身近に感じられます。今回はテントを張った場所の目と鼻の先の場所にカモシカが現れました。本部の前には鳥の卵が、川には魚やカニもいます。ここで過ごすと遊び方もワイルドになってきます。罠をしかけてカニを捕まえてみよう!(今回は失敗に終わりましたが)とか、ロープを使ってその辺にある崖を降りてみよう!だとか。普段からアウトドアで自然にふれあっている松山さんは、自然の中での遊び方もよくわかっているし、クリエイティブです。遊び方ひとつとっても、このような自然に囲まれた非日常空間では新鮮な気づきがありますね。

 

 

 

崖をスイスイ降りていく松山さん
デッキで自然を満喫するお二人。

また、明ケ島キャンプ場には管理釣り場があり、そこにアマゴを放流しています。勢いよく元気に川の中に消えてゆくお魚たち。私がフライフィッシングのスキルを上げてちゃんと釣れるようになったとき、今回離したアマゴはどれだけ大きくなっているのだろう、私のキャスティングに答えてくれるのだろうか、と未来に思いを馳せる私です。

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と、今回もたくさんの楽しみと気づきと学びをもらったキャンプとなりました。
この気づきを生かして、次回はもっともっと楽しく快適なキャンプができたらいいな、と思います。

一緒にキャンプをしてくれた皆さん、面白い講義を用意してくれた松山さん、いつもキャンプ場でよくしてくれる山田のみなさん、楽しいひとときをありがとうございました。

以上、金杉のレポートでした。

炭焼きの杜キャンプ2018【マツヤマデザイン 研修 キタザワのレポート】

5/25-26 炭焼の杜 明ケ島キャンプ場での研修レポートです。

今年もマツヤマデザイン(以下MD)の5月の研修キャンプが行われました。

MDに入社してから一年経ちました昨年もこの時期にキャンプをしました。夏にも広河原に行ってテント生活をします。

疑問に思っていることがありました。MDでキャンプの研修を行うって、なぜなんだろう?

「デザインをやる上で、キャンプは役に立つんだよ」
「みんなでご飯を食べたり飲んだり話したりするのって楽しいじゃんね」
というようなことを、マツヤマさんはよく言っています。そーだよなぁとわかる部分もあり、わかるようなわからないような、なんだかもやもやとした部分も自分の中にあるのを感じており、それについて今回のキャンプで考えてみようと、個人的な目標をこっそり立てていました。

キャンプをするには準備が必要です。仕事をすこし前倒したり、整理しておいたり、時間を作ってキャンプに行く必要があります。準備も、毎回同じものかというとちょっとずつ違いがあり、何をしたいか、どのテントで寝たいのか?それに必要なものは…と色々と、行く前から考えることが楽しみにつながっていきます。時間の使い方を学べるという点は1つありますね。



マツヤマ講師による、妖怪についての講義が夜に行われました。

科学や神様でもなく、その他のカテゴリに属さない、カテゴライズできない何か…

そこに存在する、何か。それが妖怪

こわいものや恐れているもの、見ないようにしているいやなもの=妖怪を感じることが素敵なものを感じることにつながる。より深みのある考え方ができる。

言い表せないものに言葉や形を与えることがデザインだというお話でした。

どんなに技法を学んでも、本当に大事なものは感じる心であり、同じような写真を撮ろうとしても圧倒的な差がでるのは感じるセンサーの違いだという話もありました。アンテナを色々なところに向ける必要があります。

講義の後に行われた実技では、本能的に自分がやりたいことや欲しいもの、素敵なものがより鮮明になるような気がしました。なんだか死を意識するような体験でした。

—–

2日目にはキャンプ場の横の川に、魚の放流もしました!元気な魚達、これからすくすくと育っていってほしいです。


魚の模様ってまばらで不思議ですね。

自分は人の心に響く何かを作れているのか?ライフスタイルを考え直すキャンプになりました。

人を感動させるものを作るには、自分も感動できるものを体験していく必要があります。もっと人生の中で、ステキを頭の中に入れたり、感じる生活を送るにはどうしたらいいのか?

人工物だらけの生活から少し離れて自然に囲まれると、理屈抜きの美しさや素晴らしさを感じる事ができます。それとは逆に、気をつけなければいけないこわいものも肌で感じる事ができます。登山のときに遭難しないようにすることとか…想像しやすいですね。

そういった体験からの学びがあることが
キャンプ研修をする理由の一つなんだろうなと感じました。

——————–

↓以下は今回のキャンプの様子です。


なんだかちょっと曇り空のなか集合!
今回はインターンのドイさんも参加しています。

みんなでテントをたてます。
天気も良く暑い位でした。


私とカナスギさんは空中テントで寝ました。
タープ無しだとこんな景色です。木々の中で浮いてるんです!
気持ちいいです。


空中テントで2人で寝ると、より親密になれると思います。
一人で昼間に寝るのにも、いい感じです。


ピラフと麻婆豆腐っていいですね。
ゆったりしたこのメンバーならではのおいしさも感じられます。


すき焼きキャンプは◎です。



フライフィッシングの練習も少しやりました。
川はまだ冷たいです。


カニとりもやってみましたが…今回はかからず。エサは鶏肉です。


ダバダデッキはコーヒーを飲むのにいいらしいです。


たき火で大きなマシュマロを楽しみました。



放流の魚はこんな風に運ばれてきます。

——–

次のキャンプではより積極的になること、
素敵な瞬間を撮れるようになることをプチ目標にしたいと思いました!

今年も参加させていただきありがとうございます

以上キタザワのレポートでした。

マツヤマ・デザイン妖怪研修 in炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場 まさレポート

毎年5月恒例!

会社の垣根を越えて仲間(諸先輩方達)と同じ釜の飯を食べて学べる!

春野のカヤックキャンプ(火祭りもあるよ!)

が、

なんと今年は開催できませんでした・・・

 

皆さん人気物で・・(あの人は大型のイベント開催依頼が・・この人は県外から緊急ヘルプが・・・)

そんなコンナで今年は、例年とは少し違った形での研修キャンプ。
他の諸先輩方グループとの合流は無くマツヤマ・デザインスタッフを中心とした9名での開催となりました。

キャンプ数日前の突然の松山の発表!

「今回は妖怪講義をします。あなたの思う“妖怪とは”をキャンプ前に提出しとくと、より一層楽しめるよ~」
「当日は座学を1時間・実地テストを1時間やるからね~」

との話にみんなドキドキ・ワクワク

妖怪ってこんな感じかな?を思い思いに文書化したり、
当日のテストって何だろうとオドオドしたり。

 

なんでマツヤマ・デザインが【妖怪講義?】

■デザインと関係あるの?

■アウトドアの思想とかかな?

■広告の手法的な話と絡めてくれても面白そう?

■大谷さん(法多山住職)とも友達の松山さんの宗教学ってのも絶対おもしろそう~

 

今回の題材の「妖怪」って言うキーワードから学べそうな事、楽しそうな事、想像するとイロイロと出てきますが、

松山さんの講義って事は
もしかして肝試し的な「びっくり・ドッキリ・ワーキャー イベント」かも?
なんて想像も出てくる・・

マツヤマ・デザイン常駐スタッフだけじゃなく
ゼキさんや、元スタッフの瞳さん、4月の大学卒業後にマツヤマ・デザイン入社を目論んでいる土井ちゃんも
「私の考える妖怪とは」レポートを提出して迎える当日・・

そして夕方の「妖怪講義」スタート。

 

いや~

イイネ!

マツヤマ・デザインの研修面白いよ!(自画自賛)

松山さんスゴイよ~! 良いよ~!(知ってたけど)

みんな来た方が良いよ!(ホントに来られたら困るけど)

 

アレを、その様に定義して、
あちらと並列に見て、
コレを体験する価値をミイダシマスカ・・

 

松山拓也(44歳)の本気。見せて頂きました。

松山さんの考え方の面白さを再確認。パートナーとして隣にいれる事の価値を再確認した研修キャンプでした。

2018.05.25社員研修キャンプ「妖怪の講義」【タカノ】

「妖怪の講義」タカノの研修レポートです。

毎年恒例5月の社員研修キャンプ、
今年はいつもの「秋葉山キャンプ場」から場所を変え、
掛川市の「炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場」で研修を行いました。

そして今回のテーマは『妖怪』です。

研修の3日前、松山さんからこんな話がありました。
「今回は妖怪についての講義をします。きっとデザインをする上で役に立つから…。各自、自分の思う妖怪を事前にレポートにして提出してください。ネットや本で調べずに書いてね。」

はてさて、うーん、妖怪についてね~?
河童、天狗、座敷わらし…。何だろうね、妖怪って?
頭の中でグルグル思考を巡らせながら、自分なりに考えをまとめてみました。

これが研修前の「僕が思う妖怪」です。
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妖怪は人の心理を具現化したモノ。

昔の人は恐れや災いなど、またその逆で良い事も、

目に見えない事、見えにくい事を妖怪のせいにして、イメージ、認識の共通化を図った。

また、それを利用して商売や政治を行い人の心理を操るのに使われたのが妖怪。

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そして研修当日。
早めの夕飯を終え6時を過ぎて日が落ちてきた頃、妖怪の講義が始まりました。

はじめに各自が自分の思う妖怪を発表しました。同じ様な意見がでたり、まったく違った捉え方があったり、人によって様々です。その後に松山さんから妖怪についての説明を聞く流れで講義が進んで行きました。

妖怪にはいくつかあって、物語としての妖怪や、躾や戒め、神様と同一視された妖怪。
また、民間伝承としての妖怪や、山の民など人を妖怪と見間違えていた時代だったり、科学的に証明された現象が昔は妖怪の仕業と考えられていたり、キャラクターとして人が作り出した妖怪があったり、「妖怪」って言葉も歴史は意外と浅く江戸時代後期からだそうです。

ひとくくりに妖怪と言っても認識は様々で、自分が最初に思い描いた妖怪像もこのひとつになるって事なんだと分かりました。

「では、なぜ?妖怪が生まれたのでしょうか?」
講義は続きます。

人は、美しい、楽しい、綺麗といったモノが好きです。
そして、そういった景色やモノを見ると感動します。
これは、温度計のメモリ部分で言うところのプラス側です。

反対のメモリ、マイナス側は、
嫌だ、怖い、悲しいなどの感情です。
このマイナス側の理屈や科学で説明できないもの、
ホウキとチリトリで掬いきれないゴミやチリがごちゃ混ぜになった様なもの、
よく分からないものに言葉と絵をつけたのが「妖怪」なんだそうです。

なるほど、

だから妖怪についての認識は様々で、よく分からない恐ろしいもので、
時代とともに変わったり消えてしまったりしたんですね。

「では、なぜ?妖怪とデザイン?」と言う部分です。

松山さんの師匠である塩田先生がおっしゃった言葉を教えてもらいました。
「デザインは、英語でいうと、プラン、コンセプト、理屈を超えた、感覚的なもの」なんだそうです。

たしかにそう考えると妖怪とデザインの関係性が見えてきます。(ガッテン!)

デザインは、温度計のメモリのプラス側にあります。
理屈ではなく、美しい、楽しい、綺麗といった心の部分。
このメモリを大きくするには、メモリの振り幅を大きくしないといけない様です。
マイナス側を見ないと、感じないとダメだという事です。

昔は、美しいと感じる体験や、妖怪のモトになった不思議な体験が身近にありました。
気づきやすい環境にいたからです。それは自然が側にあったからだです。
最近では便利と引き換えに感覚にうったえることが少なくなった様に思えます。
「コスト(時間)をかけないと感じることできない時代になった」と教わりました。


マツヤマ・デザインの研修で、自然が豊かな場所に行くこと、自然の中で体験することに、今回の講義を受けてあらためて納得しました。(ガッテン!)また、そんな所へ毎度毎度行かせてもらっている事にも本当に感謝です。

温度計の振り幅が大きくなる様、今までイヤで見ないようにしていた事、マイナス側のメモリに目を向け、時には怖いもの見たさでもいいから好奇心をもって過ごしていこうと思います。

以上、タカノのレポートでした。

明ケ島 妖怪研修レポート 5月25日~26日【オオバ】

毎年恒例の秋葉山キャンプですが、今年は少し毛色が変わり、炭焼きの杜 明ケ島キャンプ場にて行われることとなりました。昨年に続き2回目の参加となる、オオバのレポートです。
場所が変わった為なのかは分かりませんが、昨年は無かった、研修の「テーマ」を設けたと、ある日突然マツヤマさんから告げられた所から、今回の研修はすでに始まっていたのでした。

そのテーマとは、「妖怪」について。
「私が思う妖怪とは何か」というレポートを、全員が事前に提出し、今回の研修へと挑みました。

私はちょうど、マツヤマさんからお借りした、京極夏彦の「巷説百物語」という本を読んでいる最中でした。

舞台は江戸、登場人物たちが怪異や妖怪にまつわる不可解な事件を解決していく物語。一件妖怪の仕業の様な奇怪な出来事が起きますが、その実は、人間の欲や業による哀しい事件であったりするのです。
この本に大分引っ張られる形になりましたが、私の思う「妖怪」とは以下のように考えました。

『当時の科学では解明できない不思議な現象を説明するために、架空の「生物」や「物語」としてをつくり出されたもの。人に伝わりやすい、後々に語り継いで行ける様、物語りの形式をとったのではないか。目的としては2つあると考え、1つ目は、してはならないこと、注意するべきこと(場所)がある時に、教訓めいて使用される。2つ目は、悲しい出来事があったときに(子どもが行方不明等)、何かのせいにして慰める為ではないだろうか。』

この様にレポートを提出した際のマツヤマさんの反応は、
「いいねぇ~(ニヤリ)」
おそらく想定の範疇だったのでしょう(笑)。
そして、用意されている答えは、もっと違う形のものなのでしょう。
研修の日まで、さらに妖怪ってなんだろうと考えて過ごしましたが、答えらしきものは出ず、当日を迎える事となりました。

研修は朝一から始まるのですが、私は仕事がどうしても片付かず、16時より現地にて合流しました。ちょうどゼキさんがお昼寝をし、他のMDメンバーは川で遊んだりフライをしているところにでした。

今回はインターンのドイさん、そして、昨年まで一緒にお仕事をしてくれていたヒトミさんも一緒です。私を含め9名での研修となります。

 


夕飯のすき焼きを作り食べ、日が傾いてきたところからマツヤマさんの「妖怪講義」が始まりました。

 

事前に提出したレポートを各自読み上げます。
マツヤマさんを除く、8名分のレポートになると、視点や表現もまたそれぞれに変わるものだなと実感します。
私としては、ヒトミさんの人の心を映す「鏡」という表現が美しいと思い、カナスギさんの「一種のカテゴライズ」という考察になるほど!と思わされました。

普段仕事で顔を合わせていても、同一の案件で議論するという機会にはなかなか恵まれません。こうして一つの物ごとに、みんなであれやこれやと意見を言い合い、違う視点を貰えることも、研修の一つの成果であるなと思います。
これからどんなに時代が進み、遠隔勤務などが増えていっても、直接言葉を交わす時間、コミュニケーションは無くしてはいけないと痛感します。

各自のレポート発表後、松山さんからの「答え合せ」がありました。
皆さんにも共有できる様、順を追って書いていきたいと思います。

・まず、妖怪と幽霊は別物です。幽霊は個人が特定できますが(あの辺りには○○さんの幽霊が出る!など)、妖怪は違います。
・そもそも「妖怪」という言葉が出始めたのはいつからでしょう?それは江戸時代の後期からです。
・では、それ以前には「妖怪」は居なかったのでしょうか?いいえ、そんなことは有りません。「何か」が居ました。

その「何か」こそが妖怪の素なのです。

「何か」のルーツは、明治43年に発表された、柳田國男の説話集「遠野物語」にあります。
これは、当時学生であった佐々木 喜善の語った遠野地方の伝承を書き記したもので、特に教訓めいたり落ちがあったりするわけでは無い、事実かどうかの判断もできない、地方の伝承をただ書き記していったものです。

例えば、このような話が有ります。
死助の山には5月の閑古鳥の鳴く頃になるとカッコ花が咲き、遠野の女や子供達はこれを採りに山へ行く。酢に漬けておけば紫色になり、酸漿の実のように吹いて遊ぶこともあり、若い者達の恰好の娯楽となっている。(50話)

山には様々な鳥が生息しているが、最も寂しい声で鳴くのはオット鳥である。夏の夜中に大槌町の方からやって来る駄賃付けの者などが峠を越える際、谷底の方から聞こえてくるという。この泣き声には謂れがあり、かつて長者の娘が親しくしていた男と山へ行った時のこと、気がつくと男の姿を見失ってしまったという。娘は夜になるまで探し続けたが、結局見つける事ができず、終に鳥になり、哀れな泣き声で探し続けているという。(51話)

郭公と時鳥は前世で姉妹であったと伝えられている。ある時、姉が掘った芋を焼き、周りの堅い部分を自分が食べ、真ん中の部分を妹に与えた。すると、妹は姉がおいしい部分を独り占めしているものと考え、憎らしくなり姉を包丁で殺してしまった。姉は鳥になり、方言で堅い部分を意味する「ガンコ、ガンコ」と鳴いて飛び去ってしまった。妹は姉が自分によい部分をくれていたのだと気づくも悔恨にさいなまれ、同じく鳥となって「包丁かけた」と鳴いているのだという。(53話)

この時点では「妖怪」という言葉も、妖怪の名も出ては来ませんが、気味の悪い「何か」の存在感、影を感じることができます。
それは、当時の科学で説明できない、とはいえ神様とも言えない「何か」
何にもカテゴライズできない、残り物。残滓。

それがすなわち後に「妖怪」と呼ばれるものの正体なのです。

そして、その後江戸時代に登場したのが『画図百鬼夜行』で有名な鳥山石燕。ついに「妖怪」が名前と姿をもって現れます。
そして、近年では皆が知る水木しげるも登場し、妖怪はよりキャラクター的に、もの語りも肉付けされ、広く語られるようになっていきます。

デザインを考案する過程で、マツヤマさんは良く「呪」の話をされます。
夢枕獏の「陰陽師」のなかにも登場する、ある「ものごと」に「呪」をかけることによって、そのものが成り立つという話が有ります。
一番短い呪は「名前」だと言われ、石には「石」という呪が、砂には「砂」という呪がかけられている。人間にももちろん「姓+名」の呪がかかっている。

デザインとは、まだ名前の無い「なんか良いモノ」に名前や色などの「呪」をかけて形にしていくものなのです。

つまり、それは今回の「妖怪」誕生までの過程と、とても近しいものであったのです。

なんだか良いもの・美しいものに「呪」をかけるのが、私たちの仕事(デザイン)なのだとすると、対極にある、なんだか怖いもの・嫌な物に「呪」をかけたのが『妖怪』。

私たちは仕事柄もあり「良いもの・美しいもの・面白いもの」へのアンテナは張っていますが、「怖いもの・気味の悪いもの」には目を伏せ、蓋をしがちです。

しかし、この対極にある2つの感情・感覚は、振り子のように一対のものであるとも考えられます。どちらか一方では成り立たない、光があるから闇がある、闇があるから光を感じるような、つながった一枚の布の上にあるものなのです。

「美しいもの」への感覚を研ぎ澄ませるには、同様に「怖いもの、気味の悪いもの」への感覚も決して無視はできないのです。振り子のふり幅を広げるためには、両方の世界への興味と理解が必要なのです。

電気が無く、今よりも暗闇が多かった時代と違い、近年では、「怖いもの・気味の悪いもの」に触れる機会もぐっと減ってしまっているのだと思います。だからこそ忘れてしまいがちですが、綺麗なものを見たい!と思う感情と同様に、無くしてはならないな、と思いました。

そして、私たちが普段行っているアウトドア活動は、暗闇や危機感に触れる機会が通常の生活よりも多くあると思います。これは「もう一つの感情」のふり幅を増やす貴重な機会にもなっているのかもしれません。

なんと、この「妖怪講義」には、最後に「実習」が設けられていました。
何とも斬新な研修です。実習で使われたのは、マツヤマさん愛用の「御朱印帳」でした。しかし物質的にはただの紙と布です。それが大活躍したのですが詳しい内容は秘密です。

ただの紙に価値をもたらす。これも「呪」だな、「デザイン」だな、と感じた夜でした。

テントに戻ったらゼキさんがこんな写真を撮っていました。

月のの外側に光る輪っか。偶然あらわれた神々しい光景。妖怪講義の日に現れるなんて、何かの予兆かもしれない…と、つい考えてしまいそうなシチュエーションでした。

昨年のカヤックも、とても楽しく有意義な体験でした。今年の研修はまた違った角度から「学んだ」と実感できるものでした。

今年の春から、私はシオダ先生のマーケティング・ソフト研究会に参加させて頂いています。私の力量ではまだ早いのではと思いましたが、マツヤマさんの思う所も感じ取れましたので、お言葉に甘え、お勉強させて頂くことにいたしました。

ちょうど5月末の講義で教わったのが「仮設検証法」というものでした。その中で、
「企画とはプランの事ではないんだよ。プランとは計画の事で、企画とはデザインなんだ。
デザインを実現するための過程がプランなんだ。」
「そして、それは人の心の奥底に眠っているものなんだ。」
「コンピューターや数字、理屈や予測では測れないものなんだ。」
というお話が有りました。

その、コンピュータで測れない、予測のできないものを、机上ではなく実体験させて貰えたのが今回の研修でした。私とっては、言葉でも体験でも学ばせて頂いた、とても貴重でお得な機会となりました。
だからこそ還元していかないと、と思います。

これから、先生のセミナーも佳境に入り、アウトドア的にも外に出やすいシーズンになります。(キャンプは暑いけど。)今回学んだもの、これから学ばせて頂くものを、机の上でも屋外でも今一度かみしめて、より多くのものを吸収したいと思います。そして、仕事の上でアウトプットできるようにしていきたいです。

アウトプット面での実力もまだ足りないと感じますが(だから研修にも遅刻してしまったのですが…)、インプットには「今、この時」がとても大切だと様々な場面で気づかされます。「また後で」ではだめなのです。後や次は無いのです。
貴重な体験をした直後だからこそ、この感覚が残っているうちに、どんどん外に出ていきたいと思います。

ということで、今週末はキャンプ(プライベート)、来週からは「アウトドアの学校」1日目!
楽しんで頑張りたいと思います!

【オオバ】

アマゴの発眼卵の放流を行いました。2017.11


2017年11月29日、炭焼の杜キャンプ場の前を流れる渓流に、「アマゴの発眼卵(孵化直前の卵)」1万匹の放流を行いました。

天気も良く、色づいた葉っぱが舞い落ちる中、順調に作業を行うことができました。

炭焼の杜明ヶ島キャンプ場は、2017年今期、予想を上回る入場者をお迎えすることが出来、11月末で冬季閉鎖を迎えます(ライフラインである水道が凍ってしまうためです)

2018年、来春の再会に向けて設備を補強すると共に、炭焼の杜キャンプ場の前を流れる渓流に、「炭焼の杜 フライ・テンカラ キャッチ&リリース専用管理釣り場」を作ります。

横を流れる川に魚を保護し、増やす目的の為のアマゴの自然渓流で完全キャッチ&リリースの釣り場を作り、魚を保護し、子供たちに生態系の大切さを教える場を作ろうという活動を始めました。

大人達は、楽しみながら釣り、一匹も魚を殺さない、逆に釣りをすることで、魚を保護し増やす基金に協力する仕組みを作ります。
子供たちは、魚を放流したり、時には自分でフライで釣り、自然のサイクルを学び、「奪わず、護る」自然との付き合い方を学べる場です。

そのプロジェクトの呼び名を「炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場 魚の頭を踏んで歩くプロジェクト」と名づけました。
(当プロジェクトの趣旨や願いはこちらをご覧ください)

その話を掛川で話したところ、JFFのキクチさんが協力してくださり、先日、ジャパン・フライフィッシャーズ(JFF)の名誉会長の佐藤盛男様に炭焼の杜キャンプ場に来訪頂き、魚を自然渓流の中で増やす為の発眼卵放流のやり方のレクチャーと現地を視察して頂きました。

直に素晴らしい先達である佐藤様に教えを請う機会を頂き、本当に貴重な経験をすることが出来ました。

今回の放流では申請書を出し、バイバードボックスの使用許可を無事いただくことができました。

このボックスが卵が稚魚になるまでの間、カニなどの敵から保護し、ゴミが入るのを防ぐ役割を果たします。

1つのBOXに卵が500個になるように分け入れます。


ボックスをかごに入れ、周りに小石を敷き詰め、先日、視察の時に指導のもと選んでいただいた場所に、流されないようにしっかりと設置して完成です。


無事に成長してくれることを願いながら、川を後にしました。

発眼卵放流のメリットとして、このようなことが挙げられます。

・卵から川で育つことで、より自然に近い環境で育った魚を増やすことができます。

・卵の栄養をすべて取り込んだ魚だけが、バイバードボックスを抜けられる仕組みになっているため、外敵から守られながら成長し、川に出ていくことができます。

設置した卵は、1ヶ月ほどでボックスから出ていく予定となっております。

魚を護り、「魚の頭を踏んで歩けるほど」の川にするためには、一年や二年では出来ませんが、こうして夢見たことを実現して行くスタートを切れたことは本当に嬉しいことです。

私たちが釣りを楽しんだり、川で遊ぶことができるのは、きれいな川が残っているからこそです。将来の自然のために、今出来る事を実行していくということは、とても大切なことだと思います。実際に放流を体験してみて、自然を守っていきたいという気持ちがより強くなりました。来年に魚の成長が見られることを祈ります。

多くの方にご協力いただき心から感謝いたします。
また、今後ともこのような活動にご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

アウトドアの学校 2017 第四期 – 第三回体験登山の様子について

11/25(土)アウトドアの学校 第三回目は体験登山です。登山と言っても辛いものではありません。

「頂上を目指さない 富士山さんぽ」の著者、鈴木渉さんの案内による気持ちのいいハイキングの様子を、キタザワがレポートいたします。

■5:30
掛川市役所集合

登山の朝は総じて早いものですが、この日も真っ暗な時間から集合です。

今日への意気込みか、「おはようございます」の声も力強く聞こえる気がしました。

ここから講師・スタッフの車3台に分かれて水ヶ塚駐車場へ向かいます。

日が昇り、富士山の姿が車から見えたときの「きれい!」「上は寒そうだね」と期待がふくらみます。

■7:30
山宮浅間神社

浅間大社の元となった神社で今日の無事を祈ります。

階段の上まで登ると奥に富士山の姿を見ることができ、写真を撮っている生徒さんもいました。

講師の渉さんが、神社の石の由来なども教えてくれました。

■8:30
水ヶ塚駐車場に到着

現地集合の生徒さんはここから合流です。

駐車場から見える、青空に浮かぶ富士山に「ステキ!」「大きい~!」「きれい!」と、不安よりも楽しみな声が聞こえてきます。

■9:15
登山口で説明を聞いた後、いよいよ登りはじめます。

登り始め早々にやまぶどうを見つけ、みんなで一粒ずつ食べながら「すっぱい!」「うめぼしよりすっぱい気がする」と感想を言い合います。歩いていて「きもちいい」「空気がいい」という声がありました。

霜柱も立派で「これはどうやってできているんだろう」「なんだか食べたいね」「鍋に入ってるアレみたい」と盛り上がり、写真を撮っていました。

ゆったりと散歩するように登ります。ほとんど横移動で、傾斜がきついところはごく僅かなので辛くありません。

講師の渉さんが、山の植物の豆知識や、見落としてしまうような場所にある大きなつららや、場所についての説明を、時々止まりながら聞かせてくれます。

写真を撮るために止まることも何度もあり、皆さん疲れることなく前に進んでいました。

まつぼっくりや曲がった木の枝、入浴剤のにおいがする木の葉っぱが、前の人から回ってきて、「これはなに」「ほんとに匂いがする」「これはレモンみたい」と、楽しげな場面もありました。

不思議な形の倒木の前でも「ひつじがいる」「リャマじゃない?」と、立ち止まってまじまじと観察をします。

みんなで何にも音を立てずに、山の無音を楽しんだりもしました。

■10:40
小休憩

リュックをおろして、軽く休憩です。チョコを回したり、柿ピーについての話が聞こえてきましたよ。お菓子についても「でもお高いんでしょう」のワードを聞く事が出来ました。

歩いている途中には、道具の説明もありました。ストックの正しい持ち方、紐の持ち方で腕の疲れが全く変わること。高いストックと安いストックの機能の違い。ハイドレーション(ストロー付の水筒のようなもの)の正しい使い方。

なんでもすぐに聞けるのがアウトドアの学校です。

■11:30
ちょっと早目のお昼です。

山ではおいしいカップラーメン、お湯を入れるだけのカレーや温めるだけのご飯、手作りのお弁当、フリーズドライの豚汁についておいしさを語り合ったりしました。

カメラ講座の不思議写真を休憩中に教わりながら、技を身に着けている生徒さんもいましたよ。

■12:20
歩き始め

山で必須の地図について、講師の渉さんから説明がありました。地図にもいくつか種類があり、見ないと覚えないこと。見て慣れていくことが大事だということです。

しばらく歩いてから、四辻への傾斜を登ります。森林限界に向かうためどんどん木が低くなっていきます。

「ここでみなさん振り返ってみてください」

その言葉で後ろを見てみると…

■13:20
四辻に到着!

伊豆半島から房総半島まで見渡せる、高いところに来ていました!

数秒眺めて広い場所に移動したら一休み。同じ景色なのにステキすぎてシャッターを何度も押したり、動画を撮ったり、みんなで寝転んで空を見てみたり…

「背中で富士山を感じてみたい」今回の名言です。

実はこの日の2日前に講師とOGの方々が同じ場所に来ていましたが、ガス状態で右も左も真っ白でした。山の天気は差が激しいですね。

「一昨日の動画を見て身構えていたけれど、今回のコンディションに口角があがりっぱなしです!」との声もありました。

みなさん座ったり寝転がってみたり楽しく話したり、もっとここにいたい!という雰囲気でした。

■14:10ごろ
そろそろ下山

下りでも、木についた鹿の角のとぎ跡を見つけたり、周りを見つつ歩きます。

私のCチームでは、さわり心地のよいコケを見つけるべく色々なコケをさわりながら「これはフカフカでいいね」「こっちは固い」「隣にあるのに固さが全然違う!」と、盛り上がっていました!コケにもいろいろありますね。

途中小休憩をはさみ、ゆっくり下山しました。

■16:30
水ヶ塚駐車場

同じ場所までぐるっと歩いて戻りました。最後は全員にハイタッチ!皆さん無事に帰ってくることができました。

駐車場から見る富士山は、夕方の光の中、どっしりとした影ができて力強く見えました。

■19:30ごろ
掛川市役所 まとめ、解散

今回の登山の感想です。
「楽しかったです」
「幸せでした」
「めちゃくちゃ楽しかったです」
「良かったです」
と、皆さんにっこりしていました。

最後に講師からこんな話がありました。

山は、楽しみ方を教えてもらう人がいればこそ楽しいものです。何も知らない状態で行っても、ただ道があるだけ、野原があるだけ。誰に教わるか、どう楽しむかで変わってしまいます。

また、仲間と登るということも、より楽しむための方法です。一人で登る良さはもちろんありますが、仲間と一緒だとより楽しくなることがたくさんあります。

素晴らしい天気でしたが、これが山を好きになるきっかけになってくれたらうれしいです。

アウトドアを楽しむことが人生を楽しむ方法の一つになってくれたらと思います。

今回はとても運のいい快晴での山歩きを体験でき、たくさんの歓声を聞く事ができました。

「こんな景色を見れることは一生に何度もないと思います。」この言葉通り、かけがえのない体験だったなと思いました。

「楽しい仲間と登れたこと」「何気ないことから見つけ出された新しい発見」「教えてもらったこと」「見たという事実」

得られたものがいくつもありました。

2017/08/25-26 椹島 大井川フライフィッシング研修【オオバ】

8月の25日・26日と、さわらじまの山小屋に泊まり、大井川源流特定区釣り場でのフライフィッシングに連れて行って頂きました。今回のメンバーはマツヤマさんとキタザワさんそして私オオバの3人です。キタザワさんは今回が初めてのフライとなります!

まず、出だしから驚いたこと。
静岡県にある「つの」の秘密。

↓この部分

どうしてこんな形をしているのか。
地形の問題かと想像しましたが、違いました。理由は、この場所がかつてとある人物の所有地だったからなのです。

起源はこうです。(特殊東海製紙株式会社HPより)
明治28年、東海製紙の創業者『大倉喜八郎』が、酒井家からこの土地を購入。購入後ただちに山林調査を依頼。その結果豊富な森林資源・水資源を有する事が判明。木材資源と大井川での水力発電を組み合わせた事業が東海製紙(現:特殊東海製紙株式会)の起源となった。

つまり『大倉喜八郎』が購入し、現在では「特殊東海製紙株式会」の社有林であり、完全に民間が管理している土地(そして山小屋・管理釣り場も)なのです。ちなみに、日本国内で民間が所有する1団地としては最も広く、東京のJR山手線で囲まれる面積の4~5倍に相当するそうです。

これだけの広大な土地を、民間企業が管理しているという事。そして雄大な自然を保護し、多くの登山客の出発点やベースになっているという事実に大変驚かされました。
静岡県の「つの」にこんな事実があったなんて。世界は、まだまだ私の知らない事だらけだと感じました。


朝の3:00にMDを出発し約4時間。
更にバスに乗り換え、約1時間。
ようやく到着したと思ったら、謎の山ルールにより10分で支度をさせられ、大急ぎで川へ向かう慌ただしい事態となりました。

私は、フライ=広河原(野呂川)というなんとも贅沢な経験しかなく、今回初めて大井川での釣りとなりました。

マツヤマ師匠曰く、今日の川は渋いとの事・・・

大きな魚はなかなか出てきてくれませんが、ちいっちゃなアマゴがぴょこぴょこ出てくれました。
私はアマゴとは初対面。軽くて手ごたえが無く、合わせるのがなんと難しい事か・・・。
イワナでさえ苦労している私にとっては、
とても難易度が高いものでした。
それでも、失敗しても何度も遊んでくれるアマゴさん。

ついに、合わせることができました!

こちらはフライ初体験のキタザワさん。マツヤマ師匠にマンツーマンで教えを乞うております。
意外と負けず嫌いなキタザワさん、頑張りつづける事数時間。
初フライにしてなんと!

1匹ゲットです!

フライフィッシングは、魚が釣れなくても面白い釣りだと思っています。渓流につかり、自然の中に溶け込むという感覚自体が、すでに素晴らしいものなのです。
しかし、やはり1度釣れてしまうとその楽しさ、ワクワク感は何倍にも膨れ上がるように思います。

初めてのフライで釣れたキタザワさん。
これからもフライを好きになってくれたら嬉しいです。

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2日目は少し残念な天気でした。
早朝はザーザーとなかなかの大雨。
降ったりやんだりと不安定な天気。
川に降りてみたものの、特に反応もなし。

そんな中湯を沸かし、コーヒーを飲む。
どうしようもない時は、ただ待つ。
そこにコーヒーがあれば、
ちょっと贅沢に過ごすことができる。
そんな時間を、みんなで過ごせてよかったです。

結局この日はマツヤマさん以外、私もキタザワさんも魚と会うことはできませんでした。
それでも、私にとっては初めて入る川、初めて出会った魚。ついでに、山小屋に宿泊するのも初めての経験でした!
3つも新しい経験が出来た、意義のある研修になりました。

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帰り道にある『奥大井湖上駅』。
湖の上に浮かぶように存在する駅。
「秘境駅」に数えられたりもします。

新しい場所に出掛けると、目的地以外でも、今まで見たことのないものに出くわすことができます。それも、外に出ていくことの楽しみだなと感じます。
生きている間に、
いったいどれだけの景色を見ることが出来るのでしょうか。

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最近よく思う事は、
自由に好きな事ができる時間には限りがある、という事です。
子どもの頃は親の影響が大きく、
学生の間はお金が無かったり、
社会人の初めの数年は仕事に追われ、
子どもを持つと自分だけの時間は大幅に少なくなります。
そして子どもが巣立った時には、
いったいどれだけの体力と時間が残されているのでしょうか。

だから自由に色々な所に行ける今の私の状況は、限られた特別な瞬間だと思うのです。
正直今回も、仕事もあるし辛いかも、行けないかもと思いました。実際に前日までに仕事を詰めて終わらせてバタバタと過ごす事になりました。

それでも今、行くべきだなと思ったのです。行動を起こせるうちに、限られたこの時に、多少頑張ってでも、できるだけ色々な所に行き、
色々なものを見たい、
見ておくべきだと、そう感じます。

今までに見てきたもの、体験してきた事が沢山あればあるほど、その人は魅力的に見えますし、会話にも仕事にも生活においても、多くの引き出しを持っているなと感じます。
私の箪笥はまだスカスカで穴だらけですが、小さな引き出しを一つひとつコツコツと、作っていっている状態なのかと思います。

どれだけの大きさの箪笥に成長できるか分かりませんが、
めぐまれた状況にいる今この時に、
出来る限り行動していけたらと思います。

今回もきっかけを下さったマツヤマさん、
一緒に冒険してくれたキタザワさん、
お仕事をフォローしてくださったMDの皆さん、あと、代わりに掃除と洗濯をしてくれた旦那様、本当にありがとうございました。

オオバ

2017/8/25ー8/26 フライフィッシング研修 【キタザワのレポート】

8/25-8/26静岡県の角のあたり、椹島ロッジに一泊し、大井川でフライフィッシングをしてきました。

「そろそろキタザワにもフライを教えようかと思うんだけど」と、マツヤマさんが事務所で一言、ついに私も初フライをやることになったのです。

まずは本を読みなさいとのことで、事務所の本棚から冊子を持ってきては見たものの、はっきり言ってよくわからず、タカノさんにこんなのがいいんじゃないかという雑誌を教えてもらい、ぱらぱらと読みました。釣りというだけでも、自分でやった経験がなく、小さい頃に父と海釣りに行って横で見ているくらいの知識しかありませんでしたが、なんとか釣れたらいいなという気持ちで、準備をしました。

フライフィッシングは、生のエサではなく、虫のような毛針を使って魚をとります。今回、マツヤマさんから出された目標の1つ「フライを無くさないこと」
マツヤマさん、タカノさん、オオバさんが、前日にフライを作るのを見ながら、デザイン会社で、キャンプ場の仕事をしているとはいえ、なぜ研修でフライフィッシングをするのかを掴みたいと強く思いました。

3:00 マツヤマデザイン集合
同じ静岡県ですが、椹島ロッジに向かう7:30初のバスに乗るためには、早めにいかないと間に合わない!とのこと。山奥へ向かいます。

ロッジに向かう車の中で、イワナの種類のこと、川と暮らしのこと、ダムが作られたことによる影響、漁業組合とはなんなのか。静岡県は地図で見るとなぜ角があるのかなどなど、マツヤマさんから教えてもらい、自然を守っていくことについて考えつつ…



途中景色のいいダムの上で休憩し、どんどん山の方へ。


この道が落石で通れなくなったらずーっと遠回りしなければならないし、2本しか道がない。という、がたぼこくねくねな道を進み、やっとバス停へ。


バスに乗ってから1時間ほどで椹島ロッジにつきます。車酔いも山と言えばつきものです。酔い止めを準備しておけばよかったと後悔。北海道の釣り場よりも行くのに時間がかかる静岡の山の中、まだまだ知らないことはたくさんありますね。

ロッジについてからのんびりする計画がマツヤマさんの脳内にはありましたが、「10分で支度してください」と驚きのスケジュール。バスの予定の関係で、準備をしたらすぐ出発し、

バスで10分ちょっとの管理区画で、
いきなり川辺からスタートです。

フライフィッシングを見るのも今回が初めての私は、習うよりもまず見学から始めたのですが、

こんなにも「やってみなければわからない。」が詰まっているものだったとは知りませんでした。実際に見るまでは、フライをビュンビュンビュンと回して、それを遠ーくの方に投げたらそこでしばらく待って、食いついたらググッとひっぱってとれたーって感じかな。などと考えていましたが、全く違いました(ちょっと考えればそうですよね)。
川の流れは緩やかと急なところが交互にあり、その中でも魚がいそうなポイントに投げては流れ、投げては流れの繰り返し。魚が食いついた瞬間にあわせて引っ張らないといけないという高度なテクニックが要求されるものだったのであります。

フライパターンも様々で、そのつど変えるそうです。

1日目はいつもに比べて、釣りにくい日だったようです。それでも何匹かキャッチしたマツヤマさん。

にっこり。模様がきれいです。

オオバさんもアマゴとイワナ、合わせて3匹をゲットしていました!

魚がぱくっときたら楽しくて、取れなくて悔しいのになんだかうれしいし、釣り上げられたら本当にうれしい。魚はびっくりして痛いかもしれませんけれど。

道具が全部そろっていても、リールを付けて糸を結んで、投げ方にもコツがあるし、ちょっと気を抜けば全然違う投げ方になってしまうし、場所が違ったら魚がいない。魚がいても、お腹が空いていなかったら来てくれない。水が多かったら奥深くに潜ってしまう…。時間も、気候だって良くなくっちゃいけない。こんなふうに投げる。こんなところに投げる。やってみなければわからない。教えてもらえるからこそできること。それがフライフィッシングにはたくさん詰まっていました。

仕事もそういうものなのかもしれません。話し方、順番、コミュニケーションにもたくさんの作法があって、コツがあって、すぐに道をそれてしまうけれど、教えてもらって、少しずつ学んで、やってみなければわからないけど、やってみることのなんと前向きなことか。もちろん無謀に進んだりするのは全く正しくなくて、どんどん聞いて教えてもらえばいいんです。別の機会に、自分が教えてあげたり、誰かに渡していけるものがあれば、とても素敵なことですよね。

フライは、何ケタもある数字ロックの南京錠に似ていて、すべてが合わないと釣れない。しっくりくる説明で1から教えてもらいました。

Study to be quiet.
焦ってもうまくいかないこと。自然にあわせること。

とにかく初めは何をするにも難しく、これで大丈夫なのかという言葉ばかりが浮かんできましたが、「慣れ」が必要だと言い聞かせてがんばりました。

竿と糸のまとめ方から始め、狙ったポイントにフライを投げる練習を繰り返し、いざ勝負。

場所から何からすべてを教えてもらい、「釣れるよ、がんばれ」との温かい言葉もいただき、初めての一匹をゲットしました!アマゴです!!

取れた瞬間に思わず、ぐいっと引っ張って後ろの岩まで飛ばしてしまったので、ぶつかってしまったアマゴさんにはごめんねと言いながらも…釣れるって感動的ですね。言葉にはできません。


私もイワナをキャッチしてみたかったのですが、なかなかうまくいかず…次の目標になりました。

数が減ってしまっているヤマトイワナとこのきれいな川。自然と人間のこれからの生き方。大きいイワナはいい場所にいるというごくごく当たり前だけれど見落としてしまいそうなこと。

ちょっとした裏話を聞くと、考えることが増えてよりおもしろいですね。

バスの運転手さんにきいつりふねという、生え方がふしぎな花について教えてもらいました。

1日目はあっという間に過ぎていき、山小屋でおいしいご飯を食べお酒も飲みました。

———————————–

2日目、雨の音の中起床。近場で釣ろうかという案もありましたが、運良く小降りになったのでまた管理区画に出かけることにしました。雨が降ったため川の水が増えてしまい、1日目よりもさらに厳しいコンディションとなり…

「待つしかないとき」を知りました。

静かに思えても、ちょっと離れると声が聞こえないほどの水が流れている川辺で、「こうして見ると川ってきれいだねぇ」とマツヤマさん。
朝早くから川に入って疲れましたが、癒された気がします。

2日目には私は残念ながらなにも釣れませんでした。

しかしながら、フライも無くさず、
充実した2日間を過ごすことができました。

「忙しいのに釣りに行っている人は、この期間しかない!という気持ちで、仕事をどこかで詰めていっているんだ。決して遊んでいるわけではないんだよね。」

これからも新しいことにチャレンジしていく気持ちと、テレビやネットや、誰かの知識ではなく自分で体験するということを大事にしていきたいと思います。ありがとうございました。

以上、キタザワのレポートでした。

蔵王 お釜を見に登る登山 蔵王刈田リフトから熊野岳 登山の準備と必要物

蔵王 お釜を見に登る登山 蔵王刈田リフトから熊野岳

2017年8月、静岡県から車でドライブし山形県まで、雑誌や写真で見た蔵王のお釜を見る為に登山支度を整えてチャレンジして来ました。僕の登山は登山歴こそ20年ですが、歩くスピードは、ほぼ地図に書かれているタイムコース通りか、もしくはその1.5倍程度、ゆっくりゆっくり休憩しながら、写真を撮りながら登ります。初心者の方や初めて行く方の参考になれば幸いです。※この記事の末尾に僕が今回持っていったグッズや着た服を記載しておきました。8月の半ばに行く方は参考にして下さい。

2017.08.13 朝10:35 蔵王エコーラインを走り、蔵王刈田リフトに乗る。駐車場は無料、広い駐車場はお盆のタイミングでしたが10時の段階で50%ほどの駐車、チケット往復680円を購入し、意気揚々と挑みます。

昔懐かしいリフト、一人乗りです。途中、記念写真を撮る人がいて半ば強制的に、笑顔を求められて写真を撮られます(後で売られる)。鳥取砂丘にもあったけど、あれはいかがなものか…

看板で今回のコースを確認、リフト下り場→刈田岳→お釜鑑賞→熊野岳というコース予定

リフトはゆっくり進みます、しかし歩くことを思えば天国!いいねぇリフト登山。僕は好きだなぁ。

振り返れば、もう駐車場があんなに小さい

けっこうな斜度です。

リフト終点に到着、10:45

曇っていて涼しい、18度です。この日は曇っていたからちょうどいい温度でした。そのころ、平地では30度前後の夏日です、東北、山最高。

リフトから下りても曇り、山の向こう側もガスです。というより雲の中か

遠くに刈田岳が見えます。まずはあそこに行こう

道はこんな感じで、なだらか

進むと人だかりが、あそこからお釜が見えるのか?

たくさんの人が群がっている

おおお!なんか見えた!あれがお釜か!

緑やんけ!

想像より、大きくて、広くて、そして遠い

お釜を見ながら刈田岳を目指してトコトコ歩く

左をチョコチョコ見ながら、写真撮りながらだから意外と時間がかかるこの時点で11:02、もうリフトを降りて15分経過している

あっという間に雲(ガス)がかかったりサーッと晴れたり。

11:13刈田岳の上にある「刈田嶺神社・奥宮」に到着。お参りをしました。11:13

なにげに、この神社から見るお釜はベスポジではないかと思う。

熊野岳方面はガスで上が白い、この時点では行くか止めようか悩み中

しかし、本当に凄いところにある、噴火口に水がたまってると言えばそれまでだけど、それにしてもスゴイ。

一度リフト方面に下りて、レストハウスがあるので入る、するとレストハウスの裏手はすぐに駐車場で観光バスが一杯止まっているのでびっくり

お腹が減ったので山菜ソバを食べる、なかなか美味しい。

ソバを食べていたら熊野岳方面が晴れてきた、行くことにする

熊野岳を目指すには一度上げた標高を下げねばならぬ、ちょっともったいない

リフトから合流したところに戻って、お釜を回って歩く

角度によって見える色や迫力が違う

なかなか見飽きない、オジサンが本気カメラを三脚で構えて写真を撮っている所を歩く、息切れがして来た

気付けば観光客はいなくなっていた、本気登山的な世界だ

ガスが出てきて、お釜が見えたり見えなくなったりする

しかし、熊野岳方面の空は青いのでなんだか勇気が出てくるのだった

いいなぁ、夏の道だなぁとテクテク歩く

気付けばお釜は小さくなっていった

後で気付いたのだけど、さっき登った刈田岳の標高1,754 mと、今から登る熊野岳の標高標高1,841mは少ししか違わない、でも、その間は下がっているから、一度下がってまた登るという道なのだ。しかも地味に遠い。

つまり、刈田リフトを上がって合流した所(1710m)から刈田岳1,754 mと登り、また1710mに下り、そして1841mの熊野岳に登るというわけ。
標高差が+-44mと+-130mこうして数字で見ると少ないので、広河原から北岳に登るとか考えるとイージーなんだけどね…横移動がけっこうある。僕がいつも登っている八ヶ岳や北、南アルプスと違って東北の山は森林限界が低いから1700m付近でも森は無く見渡す限りの景色になるのでそれはそれでワンダホーなのであるが見えてるところまで行くのが遠い!これが僕の感じた東北ショックであった。

お釜の縁に落ちそうな岩

道にあった昔のジュースの空き缶。こういうものが今も出てくるって、ゴミを捨てるって罪深いと思う。

かなり歩いた、12:31刈田岳が遠くに見える。

一度下がっているのが分かるだろうか?じわじわ足に来る

熊野岳の向こうにはサワヤカな青空が広がっている

お釜方面は曇ったりガスったり

前をみたり、後ろを見たり、写真を撮りながらトボトボ歩く

ついに山頂に到着!12:49。山菜ソバを食べていたのが11:40だから約一時間近くかかった計算になる

熊野岳山頂にある祠でおまいりをしてあたりを見ると、高山植物がたくさんある

コマクサはっけーん!

咲き終わっているものもあったけど、綺麗に咲いている花もある。これ、アルプスだと保護の為に柵やロープがあるけど、蔵王にはそんなものは無く、登山の人が悪気無く踏みつけちゃわないか心配。

あっという間にガスの中

これ、もう少し天候が悪ければ遭難できるレベルのガスです

少し肌寒くなるけれど歩いている間は大丈夫

避難小屋発見

うむむ、もしもの時は頼むぞ

帰りは違うルートを歩こう

コマクサまたはっけーん

かわいいねぇ

なんだかわからないけど、綺麗な草はっけーん

つぶつぶ

お釜のほうに戻ってきた

おお、今度は綺麗に見えると、思ったらガスが

振り返れば青空が(こればっか)

でも、数分でまたガスが出て

その数十秒後には晴れて

見飽きるまで見てから下山

さあ帰ろう

リフト方面への分岐まで戻ってきた13:43。この場所から見ると、ちょいと散歩のつもりで行った刈田岳もある程度高い所にあったことにいまさら気付く、あそこを一度登って下りてきて、また行ったのね。

リフトを降りたら「玉こんにゃく」が鍋で美味しそう…

もちろん購入

カラシを付ける

リフトを見ながらコンニャクを頂く、

うん、カラシ付けすぎたかも。

14:00 無事に駐車場まで降りてきました。

用意した道具

30リットルザック(黄色のサロモン) レインウェア上下(ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) RAINTEX Plasma(レインテックス プラズマ)) 水1リットル(500mlはペットボトル残りはプラティパス)寒くなったときの為の予備防寒着(モンベル ライトシェルジャケット)、ザックが空いてたのでめちゃ寒くなってもいいように温かい服(パタゴニア ナノエア)
※結果レインウェアとライトシェルとナノエアは使用せず)

着ていった服

パンツ(モンベル リッジラインパンツ)、ベースレイヤー(パタゴニア キャプリーン薄手
※2011年くらいに購入したもの)、Tシャツ(モンベル ウィックロンのプリントしてあるやつ)
靴(モンベル テナヤブーツ)

※はじめての場所だったので一応、「何かあっては…」と靴も本気モードをセレクト、結果着たままで帰ってきました。蔵王刈田リフトから刈田岳山頂までは、サンダルの人もたくさん歩いている観光地(北アルプスの上高地のお散歩コース的な道、水溜りはあるけれど基本歩道で、登山靴は不要でしたが、お釜をぐるっと回って熊野岳まで、となると道も登山道になり、傾斜もきつくなるので用意して行って良かったです。

2017南アルプス北岳登山口「広河原」一週間テント泊研修 【マツヤマのレポート】

ここ数年、株式会社マツヤマデザインでは、夏に「社員研修」という「旅」をすることにしています。

最近では、2013年に社員全員で北海道、2014年にはアメリカ・青森、2015年には八丈島と北海道、2016年には、ニュージーランド・ハワイ・北海道と多岐にわたります。

時々、FBやブログ、公式ホームページなどを見て頂いた方に声を掛けて頂きます。人によりさまざまですが大きく分けるとその声は二つです。
「いいなぁ」や「豪華で楽しそうだね」という、うらやましいなぁ的なお声と、「良い事やってるね」や「良い会社だなぁ(笑)」という、ガンバレヨ的な応援の声です。

時々、勘違いをする人は、そんないっぱい観光旅行にいけて、骨休みしていいなぁオイ。と妙に羨ましがって頂いたりすることもありますが(笑)

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僕は、この研修を、株式会社マツヤマデザインの中での大切な骨子のひとつを作る「体験する学びの場」だと考えています。

人は、いつ「学び」「勉強する」ことを止めるのでしょう?学校を卒業した時?新入社員では無くなった時でしょうか?僕は会社こそが最終的な「学び・教育・成長」の最後の砦かと思っています。

株式会社マツヤマデザインはデザイン会社です。創造し、制作し、納品する。その多くのパートはパソコンやソフトだけでなく、そこで働いている「人」に起因すると考えています。

とすれば、昨年よりも、今年度は良い成績を収めたければ、働いている「人」が昨年よりも成長しないことには難しいのです。

僕の尊敬する表現者の一人に宮崎駿さんがいます。子供の頃から、カリオストロの城やラピュタを何回見たでしょう?(ちなみに僕の理想の女性のタイプはドーラです)。

宮崎さんの記事で、こんな趣旨の話を以前読みました。要約すると「焚き火に当たる顔(頬)のシーンの絵を若手に書かせて、何度やってもいいものが描けない。若い人に聞いてみたら「焚き火をしたことがない」ことが分かる→実際に焚き火を体験させる→頬が熱くなると知る→描く→OK出る。といった話だったように思います。

これを、今時の若い人は焚き火も…と言って笑って収めるのはカンタンですが、そこをキチンとやって行くのは、苦労と熱意とお金、何より「意思」と「時間」が必要になります。

僕は、テレビはニセモノだと思う。グーグルや画像検索で調べた画像や知識はただそれだけだと思うのです。

結論を急ぎすぎました。分かり難いですね、すみません。

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たとえば、僕がアンコールワットの遺跡の話をしたとします。僕が、朝日の中のアンコールワットの水面の色や、小さな寺院の中の話をしたとします、するとこういう人がいます。
「ああ、知ってる、見たよ!知ってるテレビで見たよ」と「うん、そこらへん詳しく知ってる調べたもん、以前行きたいと思って」と、

僕の尊敬する大先輩に、残間正行さんという世界70カ国以上を釣り竿を持って旅した方がいらっしゃいます。残間さんなら、きっとこういうかもしれません、「ああ、アンコールワットのあたりで釣るナマズはね…」

知ってると、知ってるは同じ言葉だけど、違う。

テレビは、見たフリ、行ったフリをさせる機械です。日曜の午前中、ベッキーの司会で世界各地の旅の動画を見ているその60分のうち、20分間は広告です。

インターネットは、知ってるフリ、知ったフリをさせる機械です。深夜に買いたいモノや行きたい場所をどれだけ調べても、品物が届いて、自分がそれを使ったり体験して見なければ本当に「知った」ことにはなりません。

少なくとも、僕は、僕が社長をしている株式会社マツヤマデザインは、テレビだけ見て知ったフリ、ネットを調べて知ってるフリから始まる、デザインの制作はしたくないと願っています。

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研修は、少し大変です。
会社で、少しばかり効きの遅いエアコンの中でパソコンを叩いている方が楽です。

研修は、1月、新年と同時に告げられます。
2016年は1月に、全員バラバラに世界のどこかに行ってもらう!と宣言しました。

2017年はこんな感じでした。
「今年の研修は、携帯の届かない、南アルプスの山奥でテント生活をする、一人一つのテントで一週間フライフィッシングをしたりキャンプ!一週間分の食料などは全員自分のものは自分で用意するように」。

自分のは自分で…?

アウトドアには慣れたスタッフですが、一週間、標高1500mのところで自炊テント生活なんてしたことがない人ばかりです。
今回研修初参加のオオバさんに至っては一年ちょっと前まで、東京の目黒で働いていたアウトドア初心者です

世話して連れて行く人はいない。
一週間、ここで生きる道具を考え、揃え、支度をして、自分で荷物を詰めて運び。そこで暮らす。
そこで過ごす時間を想い、想像し、用意する。

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標高1500mは、僕たちが暮らす場所より、温度は約10度低くなります。異世界です。夏でも夜は冷えます。
一週間、冷蔵庫もないテントで、常温で保存が出来るものだけを食べる。

その状況下で、スタッフ全員で力を合わせ、「楽しく」「仲良く」「個々に有意義に過ごす」それが研修です。

いつもよりも、厳しく、初めての条件下で、行ってみたい、行った事のない場所に対応すること。
「人間は誰でも不安や恐怖を克服して安心を得るために生きる」とディオ・ブランドーは言いました。
だとすると、「安心と安全な日々の日常を離れ」初めての環境下で「不安や恐怖を克服して安心を得る」こと

それは、つまり「旅」です。

決して、成果が保障された、「観光旅行」や、ましてや「慰安旅行」ではありません。

やったことのない事をやると「やったことがある人」になります。
成功してもしなくてもです。
テレビで見たことがある人ではありません。その身と心でチャレンジした人です。

今回、株式会社マツヤマデザインの研修に参加したスタッフ達は、「南アルプスで一週間テント生活したことある人」になりました。

じゃあ、それがデザインの役にどう立つのさ?と聞かれたら?
きっと僕たちはこう答えるでしょう。

「さぁ…?」と。

でも、きっとその顔は笑っているはずです。

答えなんて今は出ない、でもいつかきっと答えは出ます。
僕たちは急ぎません。

子供の頃読んだ、ミヒャエル・エンデの「モモ」に出てくる「灰色の男たち」が少しづつ見えてきた気がします。
僕たちの「生きている時間」の使い道を、テレビを見ている事に時間を使わず。

僕たちプロにとって、デザインすることは働くことです。
働くこととはお金を稼ぐことです。
稼いだお金をどう使うのか?それも学ぶべきです。
正しくお金を稼ぎ、正しくお金を使う。

それを学べるからこそ、僕は会社こそが最終的な「学び・教育・成長」の最後の場所だと思っています。

現実の世界は広く、世界は本当に素敵です。

ホントに行った、ホントにやった。

そのラベルを世界地図に貼っていきたく思います。

【オオバのレポート】2017南アルプス広河原-1週間テント泊研修

1週間の広河原研修に参加させて頂きました。

広河原山荘前のテント場に各自テントを張り、そこで7日間、フライフィッシングをしながら生活してみようという研修です。

ちょうど1年前、入社間もない私はマツヤマさんに連れられ、この地で初めてのテント泊とフライフィッシングを経験しました。

昨年の写真。
昨年のレポートはこちらです。

今回は初めての長期研修で、また同じ広河原を訪れることができたことはとてもありがたく、この1年間で自分は果たして少しは成長できたのか?
それを分かりやすく確認できる、良い機会を頂いたなと感じます。

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今回の研修を前に、マツヤマさんにしてもらったお話。

本気で「遊ぶ」人生について。

多くの人は、平日遅くまで働き、土日を使って混雑する行楽地へ向かいます。そこで人ごみにもまれ、時計を気にしながら、元をとるべく一日粘るのです。
そして疲れた状態で月曜日がやってきます。

それがもし、
平日に休みを取り、空いてる時に遊びに行けたら、
1日・2日ではなく、もっと長い期間遊びに行けたら、
焦らずに、もっとゆったりした気持ちで楽しめたのなら、どうでしょうか。今回の私たちの研修のように。
それはきっと、「そうじゃない」人生より豊かで楽しいと思うのです。

 

普通の会社では、なかなか難しい事でしょう。
でも、私たちはあえてそういう生活をし、
自分の人生をもデザインし、
「素敵」「いいな」「行ってみたい!」を作っていかなければ。
そして、少しでも多くの人を「こっち側」に引っ張ってこれるように。

私も自分なりに考えてみました。
この一週間の広河原での過ごし方。
私なりの「素敵」な時間の過ごし方と、
それをどう人に伝えていくか。
どうすれば「いいな!」と思ってもらえて、「こっち側」に引き寄せられるのか。

これだ!という答えは、簡単には浮かんで来ませんでした。
どう過ごせば素敵なのか。素敵ってなんだろう。
幸い時間だけはたっぷりあります。
1週間テント生活をしながら、ゆっくり考えてみることにしました。

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今回の研修に向けて、
マツヤマさんから必要な装備(食糧含む)を調達する軍資金を頂きました。
アウトドア1年生の私は、まだまだ基本装備が手薄です。
1週間を快適に、そして無事に過ごすために、
何が必要かを考える所から始まりました。

そして、90ℓの大きなザック。
食料や着替えがいつも(1、2泊)とは段違いの量。
荷物を増やしたくなくて、極力無駄なものは持っていないつもりです。
それでも人間が1週間生きていくには、
必要な物がこんなにあるんですね。

逆に、これだけあれば1週間生き抜くことができるんだ、という見方もあると思います。
日頃私たちは、どんなに無駄な(なくても生きていけるような)モノに囲まれ過ごしているのか。屋外での生活は、今までとは違った視点をくれます。



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今回の研修の楽しいところは、
ゲストの方々がかわるがわる来て下さるところ!


イデタさん

チャーハンさん
シンさん
ナオミさん

タナカさん

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勿論フライフィッシングも。

去年は一緒に竿を振ってもらい、なんとか1匹。

今年は自分で選んだポイントに、自分で投げて2匹!
少しは成長できたでしょうか。

しかし今年は木や岩に引っ掛けて、
沢山フライを無くしてしまいました。

初めて自分で巻いたフライ達。

次の目標は、「なるべくフライを無くさない」にしようと思います。

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それぞれの個性が表れるのは、その他の時間。
北岳に上る人、
散歩する人、
本を読む人。

私は久しぶりにスケッチブックをもってうろうろしました。

大人になって、社会人になって
ずっと、絵を描く時間を上手く確保できずにいました。
1円にもならない下手な絵を描いていることが、
後ろめたいような、
時間を無駄にしているような気がしていました。

絵を描くって、すごく贅沢な時間だと思うのです。
短くても数十分、長ければ数時間、
自然に囲まれ、観察し、
自分の解釈を紙の上に映し、自分と向き合う時間。

私の絵の先生は、山の絵を描く人でした。
夏にはみんなで八ヶ岳に行き、一日中スケッチをしていました。
思い返すとすごく贅沢な時間でした。
その時の感覚を、少し思い出しました。

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楽しい事だけではなく、
考えさせられることもありました。

目の前を流れているこの川で、行方不明になっていた方が
残念ながら亡くなっていたことや、
山小屋のすぐ近くに、手負いのクマが出たこと。

普段の生活の中で、事故のニュースを聞いたとしても
どこか他人事のように感じてしまうけれど、
自然の中にいると、とても身近な出来事に感じます。
いつも以上に、危険や死はすぐそこにあるものだと気づかされます。

生きるために必要な感覚を、取り戻しているような気がします。

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一週間、電波もろくに入らない所での生活は、
普通ではない体験と共に、
普通はあまり考えられない所まで思いを馳せることのできる時間でした。

楽しい事はもちろん、
危なかったり辛かったり、
普段の慌ただしい生活の中では吹き飛んでしまうよう様な小さなことにも

思いを巡らせたりします。

自分自身や日々の暮らしについても考え、
見直す、きっかけになります。

豊かな自然の中で、そう感じたことや、
マツヤマさんや、先輩達、ゲストの方が教えてくれたことを
もっと色々な人にも知ってほしい。

「素敵」の定義は人それぞれで
どう感じるかは人それぞれだけど、
まずは感じ考えるきっかけを、他の人にも伝えるえることができれば。
私が頂いたものを、他の人に還すことができれば。

例えば、写真や絵で残してみたり、文字にして記したり、
勿論日々のデザインの上でも、それが出来たら素敵なことだと思います。
どれもまだ下手で、上手く伝えられないけれど
これからはそんな目標をもって、腕を上げていければと思います。
何年か後に、私が残した何かで旅に出たくなる人が表れてくれるように。
頑張りたいなと思いました。

新たな目標が見えてきた、初めての長期研修でした。
貴重な機会を与えてくれたマツヤマさん、
一緒に楽しんでくださったゲストの方々、
そしてMDの皆さん、
1週間ありがとうございました!
次の研修までに、更に成長できるよう
また1年頑張っていきます。

以上、オオバの研修レポートでした。

【タカノの研修レポート】2017南アルプス広河原

2017年、タカノの研修レポートです。

7/5~7/8までの期間研修で南アルプス広河原に行かせてもらいました。

今回のテーマは、
「一週間、南アルプス広河原でキャンプ&釣り生活」です。

諸事情により僕は4日間の滞在となりましたが、夏の南アルプスを十分満喫させてもらいました。

雪の残る北岳を望む、
標高1500mの広河原。

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テント場の目の前にはイワナの宝庫、
野呂川が流れています。

今回はこの広河原をベースキャンプにしてフライフィッシングをしながら、自然をゆっくりと感じ、同じ場所に留まりキャンプをすると言う研修を行いました。

川風が心地よく、
日陰にいると寒いくらいの空気。
夏の蒸し暑さから少しの間だけ開放です。

空は青く、緑は色濃く
川の流れる音を聞きながら過ごす
とても贅沢な時間。

夜が明けてから日が暮れるまで、
好きな時に川に入り、好きな場所で
思う存分フライフィッシングを楽しむ。

元気なイワナが顔を見せてくれました。

休憩も自由に。

フライを巻いてみたり。

食事は持ち込んだ食材を
工夫しながら各自で調理。

長い期間を同じ場所で
快適に楽しく過ごす為に、
持ち込む食材を考え、レシピを考え、
日持ちする食材を使って
いかに美味しい物を作って食べるか。

今回の研修で一番悩んだ点が食事だと思います。
しっかり準備をしたおかげで各自満足のいく食事が出来た様です。

今回は今までの研修とは違い、旅をしながら新しいコトに出会うのではなく、
ひとつの場所に留まり、過ごし、じっくり、ゆっくりとした時間の中で何かを感じる研修でした。

そんな中で大事だなって思ったことがあります。

それは、“距離感”と“バランス感覚”

自然の中にお邪魔して遊ぶからには、
当然の様に熊などの野生動物がいて、
多くの雨が降れば、川は増水し容赦なく激流にかわります。
実際に今回もテントのすぐ側で、熊が出没し怖いおもいをしました。

むやみに自然に近づきすぎると命にかかわると言う事。
でも、きちんと距離をとって遊べば心底楽しいと言う事。
素晴らしい景色も見れると言う事。

僕たちのまわりには便利があふれていて、
大型ショッピングセンターや24時間営業の店があったり、
インターネットでの買物がいつでも出来ます。

普段、便利な物に囲まれて過ごしている僕たちが、決して便利とは言えない自然の中で長い時間過ごした事で見えてきた、不便を楽しむ事と、便利な物のありがたさ。

キャンプ場では電話は使えなかったし、
シャワーが壊れていたため、お湯を沸かし手ぬぐいで体をふき、お湯を頭からかぶり汗を流しました。
これも本当にイイ経験になったと思います。

便利が良くて、不便がダメではなく。どう感じるか。どう使うか。どう楽しむか。
どちらか片方に偏ると、それが当たり前になって面白くないから、
絶妙な所を探って自分なりに切り取って楽しむ。
なんとなく今回のキャンプで感じたのはそんなバランス感覚の大切さ。

人それぞれに、ペースや生活のスタイルがあって、
なんかうまい事バランスとって、絶妙な距離感でゆっくり自然を楽しむ。
そんなキャンプが僕は大好きです。
僕にはあってる気がします。

マツヤマ・デザインに入社して松山さんに教えてもらったキャンプの知識と、
フライフィッシングのおかげで、
アウトドアがより楽しくなりました。

入社した年に生まれた我が家の双子は、今年6歳になりました。
外遊びの好きな僕に付き合わされて、釣りやキャンプに連れていかれる日々を元気に過ごしています。
彼らもキャンプにだいぶ慣れてきた様で、
テントをで張る時にどちらがペグ(杭)を打つかで、よくもめています。(笑)

毎年研修へ出かける時には、
大きな荷物を背負い、
釣竿を持って出かける姿を見て、
少しうらやましそうに、そして笑顔で見送ってくれます。ありがたい事です。
彼らとも、この先イイ距離感とバランスで付き合っていけたらと思っています。

最近つくづく思います。
フライフィッシングとキャンプってなんて楽しいんだろうって。
行くたびに楽しいなぁ~って毎回思います。
自分の人生でこんなにもハマるとは思ってもみませんでした。

夏が終わったら本格的なキャンプシーズン到来です。
今年の秋冬キャンプも思いっきり楽しみたいと思います。

以上、タカノの研修レポートでした。

南アルプス北岳登山口「広河原」一週間テント泊研修+フライフィッシング(2017まさレポート)

毎年恒例マツヤマ・デザインの社員研修を7/5~7/11の日程で今年も開催させて頂きました。

大きな愛でいつもサポートしてくれる、お客様・先輩方・仲間・家族にホント感謝です。

以下まさレポートご覧下さいませ~

——-
2017年マツヤマ・デザインの研修は
南アルプス、北岳登山口「広河原」のテント場での一週間ぶっつづけテント生活。

電話回線も届かない山の中で、強制的に雑多な情報から心身共に切り離してくれる一週間という贅沢。

とはいえ絶対的に必要な「衣」「食」「住」+「楽しみ」

生きる為、暮らすために大事な
「衣」「食」「住」+「楽しみ」
をどれだけ山に持ち込むかは個人の裁量とする事で

研修に行く前から皆、悩み、向き合います。
(生ものは腐るし、多すぎる荷物は大変、無駄は削がないとイケナイけど、足りないは切ない…)

絶対に必要な物は何か? あったら楽しい物は? あると邪魔な物も…

そして研修突入

1日が経ち、二日が経ち、三日も経つ頃にはテントを張った一帯が自分達のフィールド(自宅の様な、癒しの場・戻るべき場所)と感じる様になってきます。

今回の研修で僕が個人的に興味を持っていたのは
【その後!】

五日も六日も経ってくると、一通りのやれる事に慣れ、飽き、暇な時間をもてあまして、のんびりする事にも飽きてくる。

一週間のテント生活。

暇にも飽きた頃、どんな感情が産まれるのか。何も産まれないのか…

面白いモノですね。

やってみるとわかるモノですね。

普段は活字本をあまり好まない僕ですが、活字の本が楽しい事、楽しい事。

普段なれている(否、飽き飽きしてるってのが正しいかな?)

TV・ネット・スマホ、netflixやHulu・youtube・facebook…

リンクを辿って次々と移動、別の物を開いて情報を受け取りに行くメディアとは大きく違う、

書籍というメディア。

しかも山に持ち込んだ2冊のみ。

ザッピングも出来ない環境で正面から向き合うメディア「書籍」

普段書籍を手に取る事の少ない僕には、斬新で新しいメディアとの向き合い方の様に感じ、とても楽しく感じる。
「昔からあり続ける書籍というモノ」を「新しいと感じる」という発見。

書籍慣れされている方からしたら「何じゃそりゃ」かも知れませんが、
それが今回の僕の発見…

さて、そんなおバカな報告は良いとして、今回のレポートとして PV動画を作成してみました。

以下youtubeにてご覧頂けますのでど~ぞ~

まさでした!

 

南アルプス北岳登山口(広河原) 一週間テント泊研修+フライフィッシング

マツヤマ・デザイン 創立10周年記念パーティー 2017.06.19 【佐藤のレポート】

こんにちは。マツヤマ・デザイン新人のサトウです。

2017年7月でマツヤマ・デザインは10周年を迎えるにあたり、6月19日に磐田グランドホテルで記念パーティーを開催しました。
マツヤマさんの大先輩、恩人、取引先のお客様、アウトドアの仲間など
日頃お世話になっている方々(70名以上!)が、マツヤマ・デザインのために集まってくださいました。

どなたも各地の観光協会の会長さんだったり、会社の社長さん・重役さんだったりと、多忙を極める方たちばかり。
そんななか、出席していただけるというのは、本当に字のごとく「有り難い」ことだなと思います。と同時に、マツヤマさんの人脈の広さに改めて驚かされます。
「この会はね、マツヤマさんの交友関係を見える化する場なんだよ」と、あるゲストから一言。
まさにその通りだな、と。

ゲストの方々のちょっと毒のあるユーモアと、それでいて友情溢れる祝辞からも、強い信頼関係が伝わってきます。
気持ちをきちんと伝えるから、信頼関係ができる。
培ってきた信頼があるからこそ、本音で話ができる。
良いスパイラルから生まれた本当に心のこもった言葉。

「マツヤマ君は縁を繋ぐ天才」とのオオタニさんの言葉に、思わず大きくうなずいてしまいました。

そして今回、ゲストの皆様にあるものをお配りしました。
それはマツヤマさんからの手紙。

この手紙、感謝の気持ちを伝えたい!と、当日明け方3時過ぎまでかけて、ゲストお一人お一人に向け、マツヤマさんが書き上げたもの。
一言メッセージとかじゃなく、がっつりお手紙。
FBでご存知だった方も多く、皆さん楽しみにしてくださっていた様子。
「忙しいんだし、ここまでしなくてもいいのに…」とおっしゃいながらも、どなたもとても嬉しそう。
この笑顔が見たくて、マツヤマさんは頑張っちゃうんだろうな、
その思いが通じて、縁が、信頼が深まっていくのだな、と思いました。

ゲストの皆様へご挨拶にマツヤマ・デザイン総出で参ります!

マツヤマさん

マサさんと高野さん

オオムラさん。左隣はコンセプト・サトウさん

新人三人衆もご挨拶・左から、オオバ・サトウ(私です)・キタザワです。

今回、ご挨拶に回らせていただいた際に「頑張ってね!」とのお声をたくさんかけていただきました。本当にありがとうございます!!
いつか「頑張ってるね!」と言ってもらえるように、頑張って参ります。

浜松のよさこいチーム心結(こころ)の皆さんがお祝いに演舞を披露してくださいました。迫力ある演舞に会場も大盛り上がり!!

心結の皆さん、ありがとうございました!

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「支えてくれた皆さんがいなかったら今のマツヤマ・デザインはない」
「過去ではなく、未来のことを考え、語り合う」
マツヤマさんのこの言葉に、マツヤマ・デザインは次の10年、そしてその先の未来へのスタートを切ったのだなぁと思いました。
それは、たくさんの人に支えられたこれまでの10年があるからこそ。
マツヤマ・デザインが築いてきた絆の大きさに圧倒され、
そして、こんな素敵な場に立ち会えて、とても楽しい時間でした。
本当にありがとうございました。

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パーティー前の準備の様子です。

左よりオオバ、キタザワ、サトウで引き出物を準備中。

マツヤマさんセンスの光るテーブル名。

各テーブルに面白い名前が付けられていたのですが、
サトウ個人的にはこの二つがツボでした。
「人格者」って一度でいいから言われてみたいです。

以上、佐藤のレポートでした。

マツヤマ・デザイン 創立10周年記念パーティー 2017.06.19 【北澤のレポート】

2017.6.19 マツヤマ・デザイン10周年パーティでした。

「社長になりたいわけではなかったけれど、
やりたいことをできる会社がなかったから作りました。」
マツヤマさんの言葉です。

簡単なことではなかったと思いますし、いろんなものを背負うってとても勇気のいることだと思います。

普段はスーツでもないラフな格好ですし、会社のソファでゴロゴロして漫画を読んでいることもあります。でも、仕事にはまじめで、人生を楽しもうとすることに前向きで、いろんなものに立ち向かい、自分が得たものをみんなにも渡して…実はとても優しく、ユーモアも忘れないし、本当に大切なところを見ている。私から見たマツヤマさんはそんな人です。

テーブルにはそれぞれ楽しい名前が付けられ、

10年の記録も配られました。

世界に踏み出していくこと。
楽しい、素敵、幸せ、ドキドキ、ワクワク、感動、嬉しさ、勇気。生きることにプラスになるもの。もちろん大変なことだってたくさん、必ずありますが、旅から得られる本物のために日々が充実していくのでしょうか。

パーティに来ていただいた方には、全員にマツヤマさんから手紙が配られました。
コピーではなく一人一人に、前日からダーッと、書き上げたメッセージ。皆さんへの想い。
誰かに感謝し感謝されるって、素晴らしいことですね。

今回の反省点として、お客様への手紙を、時間内にスムーズに渡しきれないということがありました。今何が大事なのか、どうしたらいいのか、コミュニケーションのことで毎日勉強、修行しております。

「10周年でこんな方々がパーティにきているなんて…」
コンセプトのサトウさんが言っていました。

それは今までマツヤマさんが、マサさんが、歴代スタッフのみなさんが、積み上げてきたものがこういうことなんだろうなと感じてじんわりしてしまいました。

いつの間にか周りの人たちが、お互いには知らない同士だったのに、友達みたいになっている。みんなを巻き込んで、これからもマツヤマ・デザインは続いていくのでしょう。

10年という節目に、立ち会い、エネルギーを感じることができました。

20周年パーティはどうなるのか。今から楽しみです。

南アルプス 広河原研修レポート 7月24日~25日 【大庭】

6月中頃よりマツヤマ・デザインでお世話になっております、大庭です。
7月24日25日の2日間、南アルプスの広河原にて初めての研修に参加させて頂きました。

私は、この6月まで東京に住んでおりまして、
他県に住むのも初、キャンプも初、テン泊も初、釣りも初・・・
初めてづくしの出来事でした。果たして無事に帰ってくることができるのか!?
そんな状況から始まった今回の研修のレポートです。

広河原へと向かう前、超初心者の私はマツヤマさんから
今回の【研修】に向けた基礎情報を教わりました。

1つめは、必要な道具について。
大きなバックパックの中には「衣・食・住」に必要なアイテムが詰まっています。
こんなに大きく重い荷物を背負い、まともに歩けるかどうかも不安でしたが、自分自身が生きるために必要なもの、その最低限が詰まっていると考えると、意外と小さくまとまるのだなと感じました。

2つめは、山の気温について。
今回向かう、南アルプスの広河原は標高1500m地点に位置します。
気温は標高が100m上がるにつれ0.6度下がります。そのため広河原の気温はこのあたりより約-9℃。7月下旬浜松市が30℃くらいであれば、広河原は約21℃。だいぶ涼しくなります。


【お勉強のメモと持ち物リスト】

マツヤマさんは「暑くなることは考えなくてよい。」とおっしゃいました。「それよりも、夜の寒さに備えなければならない。」とも。この季節手に取ったことのないモコモコのフリースもバックパックに詰めました。今までの感覚が通用しない、まるで別の国に行くような感覚でした。

そして3つめは、日本の川と魚たちの現状について。
日本のほとんどの川にあるダムの事、漁協の事、砂防ダムの事、放流された魚たちの事・・・
今回お話を聞くまで全く知らないことでした。
自然に触れ合う機会の少なかった私は、川が流れていればそこはもう「自然」そのもので、泳いでいる魚は全部天然で、東京の外にはそんな自然がたくさんあるんだと、単純に信じていました。

本やテレビから得た都合の良いイメージを、自分で掘り下げることもなく、そのまま信じていたんだなと感じました。きっと川や魚の事以外にも、そんなことが沢山あるのだろうなと、それは怖いことだなと。
これからは「本物」に触れる事・知ることを大事にしたい、この研修がその第一歩になればよいなと、そう思いました。

当日は、予報とは変わりとても良い天気でした。

長くて揺れる吊り橋を、重い荷物でフラフラしながら渡ると、下には大きな川が流れています。
自然渓流の間近に来るのは初めての事です。まして、これからその川に入って行くことになるなんて。数か月前の私は想像もしていなかったと思います。

今回ご一緒したのはベテランの先輩方チャーハンさん、シンさん、そしてマツヤマさん。
それから私と同じくフライ初体験の、タナカさん。
もう一人写真に写る方は、広河原の主(!?)クラタさんです。
テントの張り方から始まり、ウェーダーの着方、道具についての基本的なこと事を教えて頂きました。

餌釣りと違い、釣れるようになるまでが難しいと聞いていたフライフィッシング。初心者の私とタナカさんに課せられた今回の目標は、釣れるか釣れないかではなく「竿を折らないこと」。
改めてフライのハードルの高さを感じます。

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川辺は大小の石で不安定・・コンクリートの上ばかりを歩いてきた私は まともに歩くことさえ一苦労でした。皆さんについていくのがやっとです。

初めてのキャスティングも、感覚がつかめず全然遠くに飛びません・・
何度も何度も投げてみますが・・上手くいくどころかティペットが絡まる始末。

私はこんな状況でしたが、ベテランの先輩方曰く川の状況はとても良いらしく、大きな魚がたくさん釣れる予感!?眺めているだけでも何回もライズが見られ、もしかしたら私も・・・というワクワク感が沸いてきます。

先輩方はどんどん釣っていきます。
みなさんすごく良い笑顔。大の大人が心から喜び笑う姿って、ずいぶん見ていなかったように思います。

先輩方は初心者の私たちに竿の持ち方から魚がいそうな場所まで、とても丁寧に教えてくださいました。自分達ももっともっと釣りたかったと思いますが、ずっと近くで見守り、糸が絡まるたびに助けて頂き、本当に感謝しております。

今日が初フライのタナカさん、すごく上達が早いです。
そして・・・

綺麗な岩魚を、立て続けに2匹!!
なんだか自分の事のように嬉しかったです。
見守っていた皆さんも大喜び!

・・・かくいう私も、さっきまでライズしていたポイントを教えていただき、 手伝ってもらいながら竿を振ったところ、なんと!!

釣れました!!

手取り足取りサポートいただいた結果ではありますが、 生まれて初めて川で魚を釣りました。
こんなに小さな魚に、ものすごい力で引っ張られる感覚、 網の中でも力強く跳ねる姿、全てが新鮮で今でも強く印象に残っています。

達成感の中、まだ明るいうちに夕食の準備を始めます。

ごはんを温めてカレーをかけて、チルドのハンバーグを載せます。
自宅で出したら手抜きだと思われそうですが、温かいご飯が食べられるなんて、この場ではとても贅沢なメニューです。

いつの間にか辺りは真っ暗に

小魚を炙る心さん、チャーハンさんは焼いたウィンナーにとろけるチーズをかけて・・・皆さんのアイディア料理がおいしくて、こういう楽しみ方もあるのだなと思いました。私もいつか手料理を皆さんに振舞える日が来たら良いな、それはきっととても楽しいだろうなと思いました。

教えてもらいながら、初めて組み立てた1人用のテント。慣れない環境でちゃんと眠れるか心配でしたが、思ってた以上の居心地の良さ。着替えにも十分なスペースがあり、しっかり私の空間になってくれました。そして満腹感と程よい疲れでぐっすり。

朝方、明るくなっていく天井と活動を始める人たちの足音で、自然と目が覚めたのでした。

2日目は少し曇り空で、今日はあんまり魚がいないなーと思っていたところでパラパラっと雨が。時間も丁度良いのでここで撤収です。

私の成果は、初日の1匹のみ。しかも2日目の移動中に足を滑らせ転倒。
竿を落とし先っぽを折ってしまいました・・・!!!
会社の備品を破損してしまい本当に申し訳ございません・・・そして最初の目標であった 「竿を折らない」という約束を守ることができませんでした・・・

【水たまりにはオタマジャクシ、石の裏にはたくさんの生物がいます】

ベテランの皆様から見れば不甲斐ない結果であるとは思いますが、
予報を覆し天候にも恵まれ、良き先生方に恵まれ、とても楽しく充実した2日間でした。

出発前に、オオムラさんが「釣れなかったとしても、とても楽しいのよ。」とおっしゃっていました。釣りなのに釣れなかったら退屈では?と不安だった私ですが、自然との触れ合いや一体感、キャンプの楽しさに加え、他の人が釣れた時に自分の事のように嬉しくなってしまい、
なるほど、この場にいるだけで十分に楽しいのだなと思いました。

浜松に越してきて、もうじき2ヶ月が経ちます。今まで自分が世界のごく一部の狭い範囲しか知らなかったことをじわじわと感じ始めてきています。まだ私の知らない世界が、自然が、楽しいことがきっとたくさんあるはずです。たくさんの世界と触れ、人と繋がり、それらを仕事に昇華していけたら、私の中で今までになかったものが作れるのではと、そう思います。

これからの生き方、生活、デザインという仕事への向き合い方について、思いを巡らせる機会を、良い刺激を与えてくださった今回の研修にとても感謝しております。
これから、マツヤマ・デザインの一員として地に足のついた仕事ができるよう、さらに多くの「本物」たちに触れていきたいと思います。

今回お世話になりました皆様、素晴らしい機会をくださった会社の皆様 本当にありがとうございました。

2018.5.25-26 炭焼の杜キャンプ研修 【OGサトウのレポート】

マツヤマ・デザイン(以下MD)のOG、サトウです。
毎年恒例のMD春の研修に、OGながら参加させてもらいました。
マツヤマさん、MDの皆さんありがとうございます。
これまでの秋葉山から、今年は場所を変えて炭焼の杜明ヶ島キャンプ場での開催とのことで、なんだかちょっと新鮮&久々のMD研修にちょっと緊張。

私は夕方の講義から研修に合流しました。
(話に夢中で写真がない…。文字多めですがお付き合いください)

今回の研修テーマは「妖怪」。
デザインと妖怪の関係って?と疑問符いっぱいです。
皆さん同じだったようで、マツヤマさんの「妖怪とデザイン???ってなってる人!」に全員が挙手。
…が、マツヤマさんのことですから、最後には「なるほど!」となるのだろうな、と思いながら講義スタート。

以下、ざっくり講義の内容です。
・各自の「私の思う妖怪」について。
・妖怪にはどんなものがいるか。
・妖怪はいつ、なぜ生まれたのか?
・「妖怪のもと」とそれを感じるセンサーについて。
等々、どの話もとても興味深かったです。

特に心に引っ掛かったのは、「妖怪のもと」となったものについてと、それを感じるセンサーの話。
「妖怪のもと」=科学や理屈で分類や説明のできない世界の残りかす、澱のようなもの。人をゾッとさせるもの。その「妖怪のもと」を感じるココロのセンサーにはプラス・マイナス両方向の目盛がある。温度計にプラス・マイナスがあるのと同じ。だから、美しい・楽しいものを求め、センサー感度を上げようと思うなら、必然的に対極にある「妖怪のもと」のようなゾッとするものへの感度も上がっていく。
マイナス方向への感覚の感度を上げるという概念がなかった私にとって、これは衝撃でした。

昔に比べ、現代社会ではそれらを感じにくくなっているとマツヤマさんは話されていましたが、私もその通りだと思います。
でも、美しいものも、もちろん怖いものも変わらず私たちの周りにあるのだから、自身のセンサー感度をあげればきっと感じられるはず。
だから妖怪だったのかと、それまで「?」がいっぱいだったのが、ストンと落ちる感じがしました。「頭でわかったつもりにならず、自分で体験し、本当の意味で理解することが大切」というマツヤマさんが常に口にしていることに繋がっていたんですね。

そして、講義の後は実技の時間。
…だったのですが、内容はとてもここには書けません。
ひとつ言えるのは、まさに講義の内容を「体験し、理解する」ことができたということ。
私のココロのセンサー感度もあげられた気がします。

1日目の夜は、講義終了後も妖怪談義で更けていきました。

マツヤマさんに教えていただいたこの本と遠野物語、ゆっくり読みたくて研修後に即購入。

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以下2日目の様子です。

朝ごはんは素麺。ドイさんの時間計測バッチリ!で美味しくいただきました。

ゼキさんより伝授のかっぱえびせんonフカヒレスープ。予想以上の美味しさ…!

マサさんの的確な指示でテント・タープの片付けがはやいはやい!

片付けの後はキャンプ場横を流れる川でアマゴの放流です。

軽トラックで運んできたアマゴを…

ポリバケツに移します。頑張るドイさん。

元気なアマゴたち。

左から、アマゴ入りバケツを運ぶミカちゃんとソネさん、ドイさん。

放流〜!

泳ぐ様子はずっと眺めていても飽きません。

以上、MDの研修はやっぱり濃いな、と感じたサトウのレポートでした。

月末に思ふこと デザイナーの求人を見て思ふこと

やれやれ、皆様、月末ですね

株式会社マツヤマデザインもごたぶんに漏れず月末です。
たぶん日本国中、月末だと思うのですが私達も月末です。

お元気ですか?
忙しいですか?

請求書とか、振込みとか、シメキリとか
ありますか?

僕はあります。

昨年もそうでした、一昨年もそうでした。

ええ、月末の10月は大変でした。

ボクの事務所は、基本的に夏は業績が伸びないフシがあります。

夏、遊んでいるからかもしれません。

仕事が無いのでしょうか?

いいえ、あります

嬉しいことに最近は、たくさんお声を掛けて頂いて、アレコレと忙しくさせて頂いております。

しかし、なぜか夏は仕事が収まる(仕上げ終わって納品のことね)ことが無く(たぶんお盆休み等あるのでだと思いますが)、シメキリや最終仕上げを9月、もしくは10月に持ってくることが多いのです。

そうすると、どうなるか?夏前から、夏の間たまった仕事、HPやデザインの最終の波が

10月末を目処にやってくるのです。

そして、10月も終わりということは年末の始まり、つまりこの冬の仕事も今始まるのです。

最後の怒涛の波と、始まりの慌ただしさが同居する月、それが株式会社マツヤマデザインの10月末です。

川がキラキラ輝いて、空がドカンと高くて、車に乗ると熱風みたいになって
たくさんキャンプして、テントの中で星を見て、額から汗をポタポタ流して山に登った時間。

あの夏も終わり、気がついたら秋はあっという間に過ぎ去ろうとして、
そろそろ寝るのに毛布も出さなきゃ寒くてツライよね…なんて季節。
あっという間に、もう年末です。
クリスマスもやってきますよ、年賀状書きました?
そしたら2014年です。年とるの早いわけですよ。
このまま行ったら僕はもうスグオジイチャンになっちゃうんじゃないかと心配になります。

こんなに速い流れの中で、ボクはどれだけ仕事をできるだろう?

こうして約20年近くこーゆー仕事をしていると、
一年の中で、記憶に残る仕事って数件で、
例えば5年経って、「嗚呼、あの仕事面白かったな…」なんて思えるホームページのデザインってけっこう少ないものです。

でも、今月、出来上がる数件の仕事は、たぶんきっと数年経っても、覚えている仕事になるんじゃないかな?って思っています。

なんというか、その時、生きている証しですよね、「イキテイタアカシ」素敵な言葉です。

ボクはけっこう忘れっぽいのですが、今まで製作したデザインやホームページを見るとあっという間に思い出します。

その時、一緒に働いた、力を合わせて一つのものを作った人のコトを。それって素敵なことです。

ほほう、どんなページなの?って思うかもしれませんが、それは今はナイショ。ココでは載せれません。
お客さんの都合もあります、そーゆー事は基本的にボクはFBで個人的に気が向いたら掲載しています。

とりとめもない話になりましたが、もう一つ

今日、デザイナーを志している方の製作した事例のホームページを見る機会がありました。

その製作事例は、「自分のホームページを作ってみよう」的なテーマで製作してあったのですが、

ほとんどの方が、自分のホームページ「私ってこんな人ですよ」というページの製作にも関わらず

「自分の写真を載せていない」ことにスゴク僕は違和感を覚えました。

デザインや、ホームページを製作する職に着きたい人たちが、就職やチャンスをGETする為に製作して
「私はこんな人間です!こんなページが作成できるのです!」と、「自分の能力」と「自分の個性」を発揮できるせっかくの場所に
自分の写真を載せない、載せていてもほとんどの方が目線を入れたり、顔に画像処理をかけて隠していたり、
ひどいものは、海外旅行での写真を掲載しているのですが、一緒に写真に写ってくれた外人さんはそのままで、
当の本人にだけ目線を入れて隠していました。

プライバシーなのでしょうか?
肖像権なのでしょうか?
恥ずかしいのかな?

でも、好意で写ってくれた外国の友人の顔はさらすけれど、自分だけ載せないのは…、ボクにはあまり理解できない感覚でした。

僕は、以前にも、このブログで書きましたが、デザイナーって、芸人だと思っています。
手に職を持って、それだけでゴハンを食べていく芸人です。「行く先々の水に合わねば」の芸人です。

たくさんの方に知ってもらえてナンボ
関係者や同業者、お客様に顔を覚えてもらってナンボ
一度覚えたら一生忘れる事のない「技」や「芸」を身につけて
多くの方に名前と顔を覚えてもらえてナンボではないかと思っています。

それは、お笑い芸人や、プロ野球選手。アイススケート選手と全く一緒なのではないかと思うのです。

プロ野球選手になりたくて高校野球で甲子園を目指す人が、

新聞に出たくない、甲子園の野球中継で映りたくないからと覆面したり
顔隠したりしないですよね、当然、プロ野球選手名鑑にも顔が出ます。出たら一人前ですよね。
お笑い芸人さんは当然ですが、
サザエさんに出てくる八百屋のサブちゃんだって顔を覚えてもらってナンボの気がします。

他の芸人さんと同じく、デザイナーも、「多くの人に発信していく」ということが仕事なのでは無いかと思っています。
たくさん情報を出して、人に、モノゴトや人を紹介していくのに自分だけ隠れたい、自分の顔だけは隠したいってズルクナイ?
そんな風に思っちゃったりします。

そんなこともあって、このブログでは、ボクをふくめ、株式会社マツヤマデザインのスタッフの顔もバンバン出しちゃっています。
なんというか、そーゆー仕事なんじゃないかなぁって思うのです。

顔出されたら恥ずかしい仕事は、しないほうがいい。
あの仕事は、誰がやったの?すごいじゃん^^。
なんて思われる仕事をしたいと思うし、する為には、
大したことはデキマセヌが、逃げも隠れもせず、あたしゃこんな人間ですがガンバッチョリマス!
なんて感じでやるのがいいのではないか?
なんて思う今日このごろなのでした。

テレビについて、ニュースについて。

深夜、家に帰ってテレビをつけた。ニュースが流れていたので少し見た。
僕は普段ほとんどテレビを見ない…見るのは録画してCMをカットしたアメトークかWOWOWのスポーツかライブ、それと映画。普段のテレビ番組、ニュースやワイドショーはほぼ見ない。

理由は見なくても生きれるから…。

ホントに大事件は会う人が教えてくれるし、ネットのヘッドラインに流れて来る、詳細にオンタイムで知るならテレビより格段に早いし正確だ。(最近は、センゴクの衝突流出映像や地震や放射能、電力会社の件などなどで、僕含め多くの人が「テレビでは本当の事は流せない、都合のいい真実しか流さない」と気づき、知ってる気がする、知りたくなんてなかったのにね…)

まぁ、僕がテレビを見ないのはそんな高尚な趣旨や主義はあまり関係は無く

テレビ見てる時間があるなら仕事したり、飲みに行ったり、やりたいコトがたくさんあるし

見ても良いことなんてほとんどやってない!からなのだけど…

今夜、ニュースを見た。

見て損した…。

深夜まで仕事した後、一人部屋で、誰も「〜で人が刺されて殺されました、や、13年の裁判で少年が死刑に…福島の原発は1年が過ぎても放射能がいまだ…」なんてヤなことばかり聞きたくないと思うんだけど…

みんな見てるのかしら?

ずっと毎日見てたら、オカしくなっちゃいそうじゃありません?

僕、ちょっと見ただけでマホトラかけられたみたいにガクッとMP減りました。

僕の耐性が低いだけかしら…。ニュースとか、アレ、見なきゃ見ないで全然生きて行けると思うですよ。

子供の頃亡くなった祖父によく言われました、

「マンガばかり見てないでニュースくらい見なきゃ馬鹿になるぞ!」って。

でも今は「日本のマンガは世界一のクオリティだけれど、日本のテレビ、特にニュースはあまりにもクオリティが低い」と感じています。見る価値を見いだせない僕がいます。

奥様、テレビばかり見てると馬鹿になっちゃうかもしれませんよ。

(写真は本文とは全く関係ありません、先日のイベントの時のヒトコマです。イベントについてはまた報告します)