「環境を考える防災キャンプ」

2021年12月20日
【環境を考える防災キャンプ】
【環境を考える講座】
【薪割りと自分で作る箸作り講座】
【骨折、止血、応急処置講座】
【ロープワーク講座】
【冬のキャンプのポイント講座】
【テント設営講座】
【クリスマスツリーを作ろう】
【ロケットストーブ てんぐの小太鼓を使った夕食つくり】
【アウトドア忘年会】
【アマゴの放流バケツリレー大会】
【気温マイナス4度】

2021年12月18日19日は「環境を考える防災キャンプ」と称してアウトドアの体験イベントを開催しました。

きっかけは炭焼の杜キャンプ場を運営する(株)山田のサイトウさんから、環境の体験イベントの運営を手伝って欲しいと相談を受けたのでした。
ならば、と、近年関心が集まっている環境と、冬でもやってくる災害に役立つ冬キャンプ、災害、山やアウトドアで役立つ、万が一の為の応急処置講座など、僕が受けたい!と思う事をカリキュラムに入れて、アマゴの放流、さらに、クリスマスだからみんなでクリスマスツリーを作って、その下で焚き火を囲んで忘年会をしよう!と盛り沢山の内容で行いました。


(冬キャンプ講座、ソロで冬キャンプをする時に必要な事、気をつける事を学んで体験します。)(お箸完成!太い人、細い人、どれも世界に1本の割りお箸です。)

当日は大寒波!笑えてくるくらいの寒さの中(寒かろうが災害はやってきますよね)装備を整えて受講生全員が朝までキャンプ、テントの中で一晩過ごす事ができました。

(とっさの時の命を救う応急処置講座。骨折の場合、止血の方法、頭の出血などなど様々なパターンを教わります。)

講師を勤めて下さった掛川市森林組合の榛村さん、株式会社山田の皆さん、斎藤さん、参加してくれた受講生の皆さん、お手伝いしてくれたスタッフの皆様本当にありがとうございました。

ポータブルロケットストーブ「てんぐの小太鼓」を使っての防災を意識した夕食(細い薪や割り箸でお湯を沸かす事ができる)や、新しく開発中のアウトドア道具の試作の実験もできました。
参加者7名、スタッフ約20名、中国の大富豪のソン・ジョンミンさんも加わって大賑わいのキャンプでした。

夜に、受講生がテントに入り、しばらくして、「みんな眠れてるかな?大丈夫かな?」と見回りに行った時、テントの周りを歩くとボリボリっと音がするほどの霜柱!そりゃマイナス4度だからそうなるね(笑)思わず笑っちゃうくらいの寒さの中でソロキャンプで寝た受講生の皆様お疲れ様でした。
こんな極寒のキャンプの経験をしたら、普通のキャンプは安心して眠れるようになると思います。

昼12時から翌日の昼12時までの24時間。
キャンプやアウトドア旅は朝、昼、夜ずっと一緒に過ごします。職業も年齢もバラバラな人と新しく出会う、楽しく過ごす、普通に生きていたら絶対に話す事のなかったであろう人と出会い、焚き火を囲んで一晩一緒にご飯を食べて、お酒を飲んで笑う。

僕はそんな時間が時々あると人生はもう少し豊かになれるのじゃ無いかしら?と、クリスマスツリーが見える赤いタープの中でみんなの笑い声を聞きながら思ったのでした。

メリークリスマス。
参加してくれた全ての方に感謝します。良いクリスマスをお過ごし下さい。

#アウトドアの学校

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