静岡三島 アウトドア体験登山 ホテルジーハイブ 城山 ハイキング ブログ

【今回のツアーの感想】

今回はホテルジーハイブを拠点に伊豆の国市にある標高340メートルの城山をのぼるトレッキングツアーに参加しました。私がこのツアーで一番魅力を感じたことは、浜松からふらっと来てアクティビティと三島散策、両方欲張りに味わえたことです。1泊2日のツアーでアクティビティを体験するのは一日目だけだったので、気持ち的にも体力的にもとても余裕がありました。

 

一日目は、トレッキングの前に1時間のアウトドア教室がありました。山に登る際の注意点、山に持っていくと便利なものを学びました。道具の名前から、価格、どこで購入できるのかをひとつひとつ教えてもらったので、ツアー終了後すぐにでもトレッキングを始めることができそうです。そして、コンパクトなバーナー(?)、ヘッドライトはキャンプでも応用できそうだな…と感じました。8月に家族でキャンプに行くので持ち物は参考にしようと思います。今回のトレッキングツアーは、小さな一歩を踏み出す大きなきっかけになりました。

 

参加者は8人で、西は愛知県から、東は東京都から来ていて、各地に同じ趣味をもつ仲間ができました。年齢層も様々でしたが、特に歳がひとまわり以上ちがう大学生のTさんと知り合えたのはとても新鮮でした。学校で学んでいること、百貨店でアルバイトをしていること、夏休みの過ごし方を話していたら自分の娘のような感覚になっていました。年齢も住む地域もちがう人たちと出会って、アクティビティを体験するってとても魅力的でとても刺激的です。ツアー後、仲間から「トレッキングシューズを買いました」とか「今度山登りしてきます」と連絡をもらったり、SNSで発信しているのを見ると刺激を受けます。

別の用事で連絡を取ったり、“ツアー楽しかったね!バイバイ!” ではなく、その後も交流が続いているのはとても嬉しいです。今後もアウトドアの情報を共有したり、また一緒にトレッキングをしたいと思います。

 

二日目は、チェックアウト後、自由解散だったので、私はすぐには帰らず三島散策をしました。伊豆箱根鉄道に乗り「大場駅」まで行きました。ダイバと読むのですが、同じ漢字を使った名字の私は、どうしてもこの駅の写真を撮りたいと思い、大場駅に行く為だけに電車で往復しました。その後ジーハイブで自転車を借り、三嶋大社、大社の杜、楽寿園に行き、三島の街を楽しんできました。今行きたい、と思ったところに直感を信じてずんずん行ってみよう、というテーマで自由気ままに散策をしてきました。

 

一日目は、思いっきり体を動かして、二日目は思いっきり心を動かして、本当に欲張りに楽しめちゃったな、という気持ちです。

 

【私の旅の物語 三島トレッキングツアー ホテルジーハイブ 城山ハイキング】

2019年7月20日『手持ちの道具からスタートできる 初めてのトレッキング入門 宿泊モニターツアー』に参加しました。アウトドアプロデューサー松山さんと登山のプロガイド鈴木さんによるトレッキングツアー、宿泊体験です。“どんな山がある?”“トレッキングに必要な持ち物は?”“山登りで気をつけることは?”など、ネットで調べれば情報はたくさんありますが、情報がありすぎて見るだけで疲れてしまう私には、プロから直接学べるというのはとても魅力的なツアーでした。

 

浜松駅からアウトドアプロデューサーの松山さん、初めましてなYさん、私の3人で始発の新幹線に乗り三島駅に向かいました。『大場さんとYさんの席からは楽しそうなオーラが出ているね』と松山さんに言われました。楽しいオーラが出ているのは自覚していて…、隠しても隠しきれませんでした(笑)Yさんとは初めましてなのに、緊張しないですぐに隔たりのない気持ちになったのはなんでだろう…?不思議です。お互い浜松に住んでいる、子どもが同世代、トレッキング初心者、体力に若干自信なし(笑)など共通の話題がたくさんあったからでしょうか。

 

ツアーに参加したのは、松山さん、ガイドの鈴木さん、ホテルジーハイブのスタッフT.Mさんを含む男性4名、女性7名、計11名です。(Yさん、Nさん、Tさん、K.Mさん、K.Kさん、Aさん、Bさん、私)住む地域も年齢も職業(大学生、会社員、主婦)もバラバラの参加者ですが、“トレッキング初心者”という共通点がありました。
(K.Mさん、K.Kさんは初心者ではなかったかな…)初心者向けのツアーだったので終始気後れすることなく楽しく過ごせました。

 

ジーハイブのラウンジに8時に集合し参加者の自己紹介と約1時間アウトドア教室を行いました。「今度、屋久島に行ってきます!その練習として今回参加しました」と言ったNさん、「フルマラソン走ったことがあります」と言ったAさん(のちにトレッキングの姿、格好から忍者と命名されます)、この二人の自己紹介を聞いて “あれ?私はこの場にいていいのかな” なんて思いました(笑)

 

アウトドア教室では「この道具の名前は何ですか?」「いくらですか?」「どこで売ってますか?」など初心者の私でも気軽に質問しやすい雰囲気でしたし、他の方もバンバン質問をしていました。アウトドア教室開始5分で居心地の良さを感じました。堅苦しい座学、というよりは “和気あいあい、お勉強会” といった空気だったこと、参加者ほとんどが初心者だったこと、そんなことで居心地が良いと感じたのだと思います。

 

アウトドア教室の後は、ジーハイブから徒歩5分の「三島駅」から伊豆箱根鉄道で「大仁駅」に向かいました。車中ではみんなでフェイスブックやSNSを交換したり、軽食を取ったり、移動中も無駄なく有意義に過ごせました。電車を降りしばらく歩くと鈴木さんが「今からあの崖のような山に登るんだよ」と城山を指さし教えてくれました。無事に登れるのか、ちゃんと帰って来れるのか不安になりました。「のぼる山を見た瞬間不安になる」ってトレッキング初心者あるあるではないかと思います(笑)

 

「私、日頃運動しなくて…でも毎日の家事ってかなりの運動量だと思うんです!運動してます、って言えるレベルだと思うんです!」とYさんに熱弁したら「それ、全くその通りだよね!階段の上り下り、洗濯物を干すときの動作とかさ…」と大爆笑しながら共感してくれました。“ここに仲間がいたー!” と私は思ったのですが、きっとYさんも同じことを思ったと思います。

 

登山道は梅雨時期ということもあって、足元はぬかるんでいるし、空気もジメジメしているし、何度もつるんと滑りそうになりました。それをかばっていたせいか、登山が始まって1時間ほどで右足の膝が痛み始めました。何度か休憩時間があったので、休憩時間には急速充電をして、みんなに迷惑をかけることなく歩くことができました。(多分…)鈴木さんから借りていたストックのおかげでもあると思います。ストックがなかったら、もしかしたらギブアップしていたかも…!?

 

途中、イノシシの巣穴とイノシシの足跡に遭遇しました。私たちが歩いている場所をイノシシも通ったんだと思うとゾッとしますが、基本的にはイノシシは人間を襲わないそうです。何かの拍子にばったり出くわしてイノシシがビックリしてしまったら襲われるかもね?とのことです。それを聞いたBさんは「先生、ここはイノシシ出ますか?ここは蛇は出ますか?蛇は噛みますか?」と何度も聞いていました。先生、と聞いていたところも可愛かったですが、何度も聞いている姿、愛らしく感じました。

 

頂上まであと15分というところで「大場さん、下ばっかり見てない?横の景色見てる?」と松山さんに声をかけられました。お腹が空いてきたことと、疲れがでてきたせいで、地面ばかり見ていた自分にハッと気がつきました。声をかけられなかったら、きっと頂上まで行くことだけを考えて、転ばないように足元だけを見ていて、周りの素晴らしい景色に気付かなかったと思います。

 

2時間くらい歩いたでしょうか、汗をびっしょりかきながら城山の頂上に着きました。

頂上からは富士山を眺めることができました。その時の富士山は雲の上にひょっこりと顔を出していました。富士山を眺めたり、写真を撮ったあとは、松山さんと鈴木さんにお湯を沸かしてもらってカップラーメンを食べました。いつもはスープを飲み干さないのですが、あまりの美味しさに飲み干してしまいました。Yさんも「健康のためにスープは残すけど、今日は飲んじゃった!」と同じことを言っていました。共通点がまたひとつ増えました。

城山頂上でみんなで食べたカップラーメンの味はずっと忘れないと思います。

 

下山をするとき、少し寄り道をしてクライミング見学をしました。ちょうど1人でクライミングをしている人がいたので、それを11人で見学しました。(急にギャラリーが来たので登りにくかったかもしれませんね…)ロープと金具!?でほぼ垂直の崖を登ります。

「1人でクライミングって隙だらけだよね?下に垂れたロープを木に結ばれたらヤバいよね!」と松山さん。想像力が豊かというか、頭の中が少年というか…(笑)この緊張感漂う中での発言に、一気に場が和みました。

 

山歩きをして、木の人生について語ったり、野生イノシシの足跡を見つけたり、白いカニを見つけたり、食べられる実を見つけたり、ぬかるんだ土を踏んでつるんと滑りそうになったり、トレッキングシューズが泥だらけになったり、初めて体験がたくさんあったので新鮮でした。トレッキングが終わり駅に向かうときにK.Kさん、K.Mさんに「大場さん足引きずってるけど大丈夫?」と声をかけられました。右足の痛みはあったものの私は気付かれないように普通に歩いていたつもりですがバレバレだったようです(笑)「バレてるよ!」と笑われました。

 

トレッキング後はジーハイブに戻り、各自部屋で1時間休憩をしたあと、ラウンジに集合をしてミーティングをしました。トレッキングのことを話したり、感想文を書いたりしました。真剣に感想文を書くのはいつぶりでしょう…。

 

ミーティングのあとは、ホテル近くの居酒屋でお疲れ様会をしました。お酒を飲んで、美味しい料理を食べて、喋って笑って喋って笑って…心もお腹も満腹になりました。人数が多かったため、近くに座った人としか喋れず残念でした。居酒屋を出たときに、朝になればみんなとサヨナラなんだ、と思ったら、“もっとみんなと喋っておけばよかったな” と反省しました。

 

割り勘でお金を集め、支払ったのですが計算が違ったのか、余りがたくさんありました。

そこでみんなでコンビニに寄りアイスを買うことにしました。お腹いっぱい飲んで食べたはずなのに、みんながアイスを眺めてる姿を見たら、アイスを食べたくなったって不思議です。K.Mさんが残金を確認して「アイスは一人300円までで~す!」と言ったのでちょっぴりリッチなアイスをチョイスしました!こうやって仲間とどのアイスにしよう、と悩むって小学校の遠足を思い出し胸が躍りました。いい大人がコンビニで「アイス買っていいって!」「1人300円までだって!」とはしゃいでいる愉快な光景の中に私もいました。

 

アイスはジーハイブのラウンジでワイワイお喋りをしながら食べました。

居酒屋でもよく喋り、ラウンジでもよく喋り、みんな時間がどれだけあっても足りないような感じでした。ジーハイブスタッフのヤスさんの差し入れもいただきお腹ぱんぱんでした。

 

アイスを購入した際のおつり58円は私が預かり次の日の早朝、三嶋大社へ参拝に行きお賽銭箱へ入れてきました。三嶋大社の神様に、素敵な仲間たちと出会えたことへの感謝の気持ちを伝えながら…。

 

今回のトレッキングツアーでは、“山登りをする”“仲間に出逢う”“一人旅”という非日常をたっぷり味わいました。「仲間と過ごすこの時間が楽しすぎて、この時間がずっと続いたらいいのにな…、別れは寂しいな…」なんて思いました。

 

非日常のこんな時間を毎日過ごせたら楽しいだろうな、と思ったのですが

非日常が毎日続いたら、それはきっと日常になってしまうってことだよね?

などと、頭の中でもやもやと考えていました。

 

そして今回のツアーで非日常を味わうことで、日常の小さな幸せに気付くことができました。

それに気付いた瞬間は、非日常が終わって日常に戻った瞬間…家に帰った時です。

 

いつものリビングのソファーに座るときの感覚だったり、

いつものダイニングの椅子に座ったときの感覚だったり、

いつものベットで横になり掛け布団をかけるときの感覚で、

『あ~、これこれ』という感覚で“わたしの”“いつもの”と感じたときに、なんだかほっとしました。

 

いつもだったら気付かない、こんな小さな幸せに気付きました。

私にとっては日常を丁寧に過ごすための、非日常体験だったのかな…なんて思いました。

 

【参加した体験の写真まとめ】

※ツアー、夜のみんなとの宴、宿泊一式

9:00から約1時間、松山さんによるアウトドア教室がありました。

トレッキングに必要な持ち物、道具の価格、どこで購入できるかなどひとつひとつ教えてもらいました。

 

レインウェアは “レイン” って言うくらいだから雨が降る時だけ使うのかな?

晴れ予報の時は持って行かなくていいのかな?なんて思っていましたが、松山さん曰く『天気関係なく絶対に持って行くべき!』

とのこと。気温が下がったり風が強ければ、寒さや風を防ぐこともできるのでレインウェアはスタメン決定です!

 

ガス管約400円、バーナー約5,000円、ソロセット約6,000円

「ステンレスは固く重く火に強いよ。アルミは軽いけど焦げ付くよ。チタンは軽いけど値段は高くて調理には向いてないよ。」

など…素材それぞれの特徴と、どんなものをどんな時に使用するといいのかを教えてもらいました。

 

アウトドア教室の最後はトレッキングガイドの鈴木さんから「今日は電車でここまで行って、この山に登るんだよ」

という説明がありました。「荷物は軽い方がいい」と聞いていたので家から持ってきたお財布は小さいもの。

この中に現金、クレジットカード、免許証、保険証を入れておきました。

 

伊豆箱根鉄道に乗り三島駅から大仁駅まで行きました。

お腹が空いたのでおにぎりをモグモグしながら、みんなとフェイスブックを交換しました。

アウトドア教室で自己紹介をしていたため「フェイスブック交換しよ~?」と気軽に声をかけることができました。

 

大仁駅から歩いて城山(じょうやま)に向かいます。

山に入ってすぐに大きな百合の花と白いカニに遭遇。「いらっしゃーい」と出迎えてもらったようでした。

 

城山の説明をしてくれるガイドの鈴木さん。木の実、葉っぱ、鳥の鳴き声など、鈴木さんが説明をしてくれるときは
いつも目がキラキラしています。そして誰よりも楽しそうです。楽しそうな鈴木さんを見て楽しい気分になります。

険しい山道も、みんなとお喋りをしながらだと辛くありません。

体力がなくなってくると私は黙ります。回復するとまた話しだします。

 

城山の山頂に到着!「あー疲れた!」というよりは「あーお腹空いた!」でした。

鈴木さんと松山さんがお湯を沸かしてくれて、カップラーメンを食べました。

家で食べる味とは全く違う…汁まで飲み干すほど美味しかったです。

 

どろどろになったトレッキングシューズたち。

このドロ汚れがちょっぴり嬉しかったりします。

「ここの山に登ってきたんだよ!」

 

ラブライブの車両。特に詳しくないし…熱狂的なファンでもないですが、

サインとか見つけてしまうとついつい写真を撮りたくなってしまいます。

華やかでかわいい車両でした。

 

トレッキングのあとはホテルに戻り1時間自由時間がありました。その時間でシャワーを浴び、部屋で体を休めました。

Tシャツが絞れるくらい汗をかいたので、シャワー後にキンキンに冷やした部屋でゴロンとする気持ち良さは格別です!

それぞれ自由に過ごしたあとは、ラウンジでミーティングと感想文を書きました。

「名前も書いてください。書かないと0点です」と言われ、みんなでケラケラ笑いました。

きっとみんな小学校の頃を思い出したんでしょうね…。

 

ミーティングと感想文を書き終わったら、みんなでジーハイブから徒歩5分にある居酒屋に行きました。

トレッキングをやり終えたこと、たくさん汗をかいたこと、みんなとの距離がぐっと近くなっていたこともあり
乾杯のビールが最高に美味しかったです。

たくさん食べて、たくさん笑いました。

離れた席にいた人たちとも、もっともっと話しをしたり聞いたりしたかったです。

 

居酒屋でみんなから徴収したお金が想像以上に多かったのか、おつりが多く戻ってきました。

そのおつりを持ってみんなでコンビニに行きアイスを買いました。

「1人300円までね!」と言われ、あのアイスがいいかな?このアイスがいいかな?なんて言いながらみんなで迷いました。

私も散々迷ったあげく…結局いつものハーゲンダッツにしました(笑)

ラウンジでアイスを食べながら、仕事の話しをしたり、一日を振り返ったり、明日の予定なんかを話していました。
アイスを食べたら酔いも少しさめました。

コンビニでアイスを買ったときのおつり58円は、次の日に三嶋大社へ参拝に行きお賽銭箱に入れてきました。

 

 

静岡県 三島 ホテルジーハイブ トレッキングツアー 城山トレッキングに参加して アウトドア体験 ブログ

ホテルジーハイブ トレッキング入門宿泊モニターツアー体験記 2019.07.20

「三島市にあるホテルジーハイブで、モニターツアーがあるから一緒に行ってみない?」と、友人に誘われ、体力に自信のない44歳の私がモニターツアーに当選し、参加することになりました。

今後、ホテルジーハイブではアクティビティイベントを定例化したいと考えているようなので、ツアーに参加してみたいけど、不安だなぁと思っているあなたのために、今回の体験を記すことにします。

 

参考までに言うと、普段の私の運動量は犬の散歩で2キロ歩く程度。しかもその犬はチワワとミニチュアピンシャーのミックス犬のオスなので、マーキングをしながらゆっくり歩きます。(ウォーキングとは言えません。)

月1回から2回のバレトン(バレエ、ヨガ、フィットネスの要素を含んだ一連の動作を流れるようにつなぎあわせて動き続ける有酸素運動)は、本当は週1回あるのにサボり気味。(バレトンの先生ごめんなさい!)

買い物に行くにも、子どもの習い事の送迎をするにも、車に頼りっきりの生活です。

 

トレッキング用の服、シューズを持っていない私は、モンベルの店員さんに相談しました。すると、「どのくらいの山に登るのか」「いつ行くのか」などと質問をしてくれ「レインウェアは外せませんね」「これも必要ですよ」と、全身を見繕ってくれました。

トレッキングズボンは、身長150㎝の私には長かったので、丈を詰めてもらいました。2日程かかると言われ、後日取りに行きました。丈詰めも混んでいると時間がかかるようなので、早めに購入することをお勧めします。

リュックは10年前山登りに凝っていた父の物を拝借しました。

 

もちろん、あなたの好きなアウトドアブランドで構いません。

なぜモンベルだったかというと、近くのららぽーと磐田に大きなモンベルのお店が入っていたからという理由です。買い物をした後に受け取った紙袋に「SINCE 1975」と書いてあったので、モンベル創業が1975年だと知りました。私の生まれた年ということで、勝手に親近感を持ちました。

 

トレッキングツアーに絶対必要なのが、トレッキングシューズ、トレッキングズボン、化学繊維の速乾素材の下着、Tシャツ、レインウェアだと思います。トレッキングズボンではなく、スポーツジムで履いているスパッツ、スニーカーで来られた方もいらっしゃいましたが、今回アウトドアグッズの勉強をした後に、自分に合うズボンやシューズを購入したいと言っていました。

 

今回の講師をして下さったアウトドアプロデューサーの松山さん、プロガイドの渉さんのご紹介もしておきたいと思います。

 

アウトドアプロデューサーの松山さんは、SEOに特化したHPの企画、立案、作成をするマツヤマデザインというデザイン会社の代表取締役であり、カメラマンでもあります。

アウトドア初心者が入学する「アウトドアの学校」も主催していて、松山さん自身が年間30日から40日のキャンプ生活を送っているだけあって、本当に必要なアウトドアの道具にとても詳しいです。

松山さんは、キャンプ、登山、フライフィッシングが大好きで、掛川市にある、炭焼きの杜明ケ島キャンプ場をプロデュースし、アマゴを守る活動もしています。

松山さんがアウトドアの講義をしてくれるのですが、どれもこれも「へ~! 初めて知った!」と興味深く、勉強になる事ばかり。

私が初心者丸出しの質問をしても、笑顔で詳しく答えてくれました。

ニコニコ優しくて自然体なので、参加者の皆さんからも、「先生!」「松山さん!」と親しまれ、トレッキング中もずっとおしゃべりしながら歩いていました。

 

プロガイドの鈴木渉さんは、スタジオやまもりの代表取締役。山岳ガイドでもあり、写真家でもあります。

「頂上を目指さない 富士山さんぽ」という本を執筆していて、そこでは富士山五合目以下の森を歩く素晴らしさを語っています。

渉さんは、高校時代は野球部で活躍し、大学ではトライアスロン部に所属していたそうです。

「大人の自転車修学旅行」「茶園ピクニック」など、地域の自然や魅力を活かしたツアーを行っているそうです。

体育会系の渉さんは、第一印象は硬派でとっつきにくいかなぁと思うかもしれませんが、お話しすると、とっても聞き上手。頼りになるお兄さん、といった感じ。(実際は私より年下ですが。)アウトドア、山登り、私生活の悩みまで素直に話してしまいました。

参加者も渉さんに「どんな山に登ったらいいのか」「おススメの山は?」など、相談をしていたようです。

 

ドキドキしながら待っていた7月20日が来ました。

ホテルジーハイブのラウンジに8時に集合なので、浜松駅から6時半の新幹線に乗り、7時半には三島駅に。大学のキャンパスが三島にあったので、実に24年ぶりに三島駅に降り立ちました。大学は駅の北側だったので、南側はあまり来たことがなかったのですが、ジャズフュージョン部の仲間とジャズ喫茶に入り浸っていたこと、楽寿園にキリンがいたことを思い出しながら、5分程歩くとすっきりとお洒落な外観のホテルジーハイブに到着。

一番乗りでしたが、すぐにホテルスタッフの方が声を掛けて下さり、コーヒーを飲みながらラウンジで他の参加者の到着を待つ事ができました。

 

今回、モニターツアーに当選したのは、東京、埼玉、名古屋、静岡在住の、住む場所も、年齢もバラバラの8名でしたが、簡単な自己紹介をすることで「初めまして」の緊張が和らぎました。

 

9時からアウトドア教室が始まり、松山さんの持参道具の紹介がありました。

ゴアテックスなどの透湿防水素材のレインウェア上下は、夏でも必須だということを知りました。なぜかというと、雨が降る予報がなくても、山の天気は急変しやすく、山頂は風が吹いていて、25℃の時に風速5mだと体感が20℃くらいになり、100m登ると、0.6℃気温が下がると言われているからです。今回登る城山は、342mなので、1.8℃気温が低くなるということになります。

急な雨で携帯電話やタオルが濡れたら困るので、防水袋も必要だなぁと思いました。

他にも、サングラス、ヘッドライト、ロープ、ライター、小さく収納できる袋、袋入りの水、ガスバーナー、五徳、クッカー、コップ、ナイフセット、ストック、カラビナ、行動食、手拭い、ティッシュ、ウインドシェル、フーディーニジャケットが、ザックの中に納まっていました。

 

次は、渉さんのお話です。渉さんは、いつも1/25000の地形図と、コースタイムと山小屋情報が載っている高原地図を持参するといいます。自分が登る山の、標高差や、山道の分岐がどこにあるのかを初めに確認しておくことの大切さを教えてくれました。

 

今回登る城山は、静岡県伊豆の国市にある標高342mの山で、地下にあったマグマが冷え固まり、浸食によって地表に現れた岩頸(がんけい)と呼ばれる地形で、切り立った岩壁がロッククライミングのスポットになっているそうです。

 

城山は、長嶋茂雄氏がランニングコースに選んでいたそうで、ごつごつした岩が多いので、瞬発力強化に最適だったということです。

ゆっくり歩くなら簡単かもと思っていましたが、登り始めると「ミスター恐るべし。この岩の山道を走って登っていたなんて、やはり運動神経が良い人は違うなぁ」と思いました。

 

アウトドア教室が終了し、身支度を整えてから出発です。トレッキングに不要なものは、部屋まで届けてくれるということで、ホテルの方が荷物を引取ってくれました。

今回は、ホテルの従業員でもあるTさんもトレッキングに参加するということで、参加者に混じって一緒に歩くことになりました。

ホテルから歩いて1分のところにコンビニがあるので、そこで各自、思い思いのお昼ご飯を購入しました。

 

私はおにぎりを2つ握ってきたので、小さなカップラーメンを選びました。講師のお二人が山頂でお湯を沸かして下さるというので、お言葉に甘えて500mlのペットボトルの水も購入しました。

 

伊豆箱根鉄道の駿豆線は三島駅から修善寺までを結んでいて、今回は城山のある大仁駅までのチケットを購入しました。三島駅から大仁駅までは約30分の電車の旅です。

 

「ラブライブ!サンシャイン!!」の、ラッピング電車が入線してきました。よく見ると、声優さん達のサインが書いてありました。遠く田んぼの道から、電車の全体像を撮影しようとしているファンや、カメラマンが多くいました。

 

4人掛けの椅子に、Bさん、Nさん、Oさん、と座り、朝ごはんが早かったので、先ほどのコンビニで買った焼きおにぎりをほおばりながら、おしゃべりをしました。

 

Bさんは最近の中国事情を話してくれました。上海のマンション一室が4億円くらいということ、ひとりっこ政策で、女性が足りないから東南アジアからお嫁さんをもらうこと、などなど、知らないことだらけで面白かったです。

Nさんは、9月にひとりで屋久島に行き、屋久杉を見るまで11時間歩かなくてはならず、今回は足慣らしで参加したと教えてくれました。Facebookで友達申請をし合い、30分があっという間に過ぎてしまいました。

 

大仁駅に到着すると、駅前ロータリーに「黄金の湯」と呼ばれる金山から湧き出る天然温泉の足湯があり、地元の高校生が足を浸していたので声を掛けると「熱いですよ!」と教えてくれました。恐る恐る手を入れると手が赤くなるくらい熱い! 「よくお湯に入れてられるねぇ」と言うと、「慣れました」とのこと。地元の人たちは熱い温泉のお湯に慣れているのかしら。

飲むことができる温泉が出ていたので、ひしゃくでお湯を受け止めて飲んでみました。温かく、美味しかったです。

 

渉さんが、「向こうに見える山が城山ですよ」と教えてくれました。

向こうに見える城山は、岩肌が見える荒々しい山。こんな山に本当に登れるのだろうかと不安になりました。

 

温泉を飲んで力をもらったところで、城山の登山口まで約30分歩きました。

狩野川の堤防を歩いている時に、松山さんが「一列に並んで写真を撮ろう!」と、みんなで手をつないで一列になり、写真を撮りました。わくわくした気分が伝わるような素敵な写真でした。

 

 

Kさんが、「狩野川は、ふるさとに出てくるかの川ですか?」と渉さんに質問し、渉さんは「そうではないようです」と答えていました。私が記憶している「かの川」は、自分たちの故郷にある川という意味だと思っていましたが、調べてみると、「かの川」は、「ふるさと」を作詞した高野辰之氏が生まれ育った長野県中野市の班川と言われているようです。

 

静岡県内の大河川は全て北から南に流れますが、狩野川は天城山を水源としているので、南から北に流れ、沼津付近で大きく向きを変えて駿河湾に注いでいます。

狩野川大橋を渡り、狩野川記念公園の休憩所でトイレ休憩をした後、田園風景が広がる道を歩きました。このトイレの中には、燕の巣があり、燕の赤ちゃんが餌を運んできてくれる親の帰りをじっと待っていました。

 

民家の蔵には、伊豆石が使われていると渉さんと松山さんが説明してくれました。

伊豆石は、凝灰岩であり、江戸時代から昭和初期にかけて伊豆西部、南部で切り出されて出荷され、江戸城を築城する際の石垣、土蔵、倉庫、建物の基礎などに広く利用されたようです。伊豆石はやわらかいので加工がしやすく、風化しにくく耐火性にも優れているぞうです。石切り場の跡が城山にも残されていると教えてくれました。

城山の登山口手前には、子育て地蔵尊があり、子宝に恵まれますようにと手を合わせている人がいました。

登山口には5台程の駐車スペースがあり、今日は2台の車が停まっていました。

 

渉さんが音頭を取り、準備運動を行いました。足を伸ばしたり、手を伸ばしたり、首をまわしたりして、登山に備えました。

 

松山さんと渉さんがストックを持っていたので、山登りに自信がない私が2本、NさんとOさんが1本貸してもらうことにしました。

ストックの持ち方も知らなかったので、登りは胸くらいの高さに調整し、下りは少し短くすることを教えてもらいました。

 

城山の登山口には、城山ハイキングコースの看板、ジオサイトの看板がありました。ジオサイトとは、ジオパークの大地の成り立ちが分かる見どころのこと。ジオパークとは、「地球、大地(ジオ)」と「公園(パーク)」を組み合わせた言葉で、地球を学び、まるごと楽しむことができる場所をいいます。

 

お昼の12時の鐘が鳴る頃、登山口から登り始めました。

松山さんが「水分をこまめにとって下さいね。行きに1本、帰りに1本くらいを目安にして下さい」と声掛けをしていました。

 

松山さんが「渉さんを先頭に、山登りに自信がない人から順番に並んで下さい」と言うので、自信がない登山初心者の私は、渉さんの後ろにぴったりとくっついて、遅れまいと必死に歩きました。

 

 

前日に降った雨が残る道はぬかるみが多く、滑りやすいごつごつした岩を「よいしょ」と登らなければなりません。

「ハイキングコースと看板に書いてありましたが、私の思い描いているハイキングはこれではありません。(私の思うハイキングとは、サンドウィッチが入った籐のバスケットを持って、スカートをふわふわさせて、草原を歩く、みたいな)。」と泣き言をいうと、渉さんは「ハイキングの概念は人それぞれ違いますからね」とばっさり。標高が高い山を登る人や、泊りで登山をする人にとって城山はハイキングなのかもしれませんが、私にとっては立派な登山でした。渉さんは私の弱音を聞いて、何回も後ろを気にしてくれ、「大丈夫ですか?」と気遣ってくれました。感謝です。

 

途中、伊豆石の石切り場がありました。江戸時代から昭和初期にかけて、人の手によって切り出された跡は、水平に等間隔で模様が入っています。鑿を使って少しずつ切り出していたことを思うと、昔の人はすごいなぁと感心してしまいました。

 

後ろの方から、賑やかな笑い声が聞こえてきます。山頂に登ってから「何をそんなに笑っていたのですか?」と松山さんに聞いてみると、

 

「Bさんが蛇を異様に怖がって、「先生、山に蛇はいますか?」「先生、蛇は噛みますか」「先生、このズボンだと蛇の牙は通りますか」「先生!」ってすごい勢いで聞いてくるんだよ」と教えてくれました。私もその話を聞いて笑ってしまいました。

 

山で出会った生き物は、手足の白い沢蟹、カミキリムシ、休憩場所の木の机の上にいた目を凝らさないと見えないユウレイグモ。鳴き声だけ聞こえたウグイス、姿の見えない野鳥。美しい大輪のヤマユリ、可愛い蛇苺。

ぬかるみの中に猪の足跡を見つけ、「あれは猪の寝床だよ」と松山さんが指を指して教えてくれた場所は、猪が一匹分寝るのに丁度よく均されていました。

 

登り始めて30分くらいたったところで、一旦休憩をしました。

休憩場所は少し開けていて、青々とした草が川の流れのように生えていました。深呼吸をすると、清々しい木の香りや、草いきれが肺一杯に入ってきました。

木でできた椅子、机がありましたが、湿っていそうなので誰も座りませんでした。座ったら最後、もう歩けないかもしれないので、私も立ったまま水筒の麦茶を飲みました。渉さんはレモン味のグミを参加者全員に分けてくれました。レモンのすっぱさと、グミの甘さが疲れを取ってくれるようでした。なるほど、私も次回の山登りにグミを持参し、仲間に分けてあげようと思いました。山の気温は25℃でしたが湿度が100%くらいではないかと思うくらいで(計測していませんが、実際は80%くらいでしょうか)汗があとからあとから流れます。頭から汗が流れ出る感覚は久しぶりでした。

 

少し歩くと、お地蔵さんと、杉の木が等間隔に植えられている分岐点に出ます。

ここでも小休止を取りました。お地蔵さんは旅人や村人が行き来の安全を祈るために設えたものなのでしょうか。お地蔵さんの横には太陽の光を浴びようとぐんぐん枝を伸ばす勇ましい木が立っていました。お地蔵さんを左手に見て右側に道が伸びていて、ここからこの道を辿るとどこにたどり着くのだろうかとしばし考えてしまいました。

 

山頂まではあともう少し。渉さんは、捨てられたペットボトルを拾い、持ち帰るようにリュックのポケットに差し込みました。その姿を見て、私も真似したいと思いました。ゴミ袋を余分に持参し、ゴミを拾って、下山した後にゴミ箱に捨てる作業はそんなに難しくありません。もちろん、ここに来る人達がゴミを捨てないように気を付ければ済むことですが、うっかり落としてしまうこともあるかもしれません。山を愛する人の行いを見習いたいなぁと思いました。

 

ハイキング気分で来ていた4名の地元の方とすれ違いました。私の父くらいの年齢の彼らは涼しい顔をして降りてきました。リュックを背負わず、普段着とスニーカーです。「暑いですね。山頂はいかがでしたか?」と声を掛けると、「ほんと、暑いねぇ。富士山がちょっと見えたよ。雲がちょっとかかってたもんで。(かかっていたから)」とのことでした。

 

登り始めて1時間後、とうとう山頂に到着しました! 頑張った自分に拍手をしました。山頂はちょっと狭いけれど、11人が座ってご飯を食べるには困らないくらいです。普段富士山を見る事のない参加者は、雲の切れ間から富士山が顔を出している姿に感動しているようでした。南は天城山、見下ろすと狩野川、ゴトゴトと電車の音が聞こえてきました。

 

全員でわいわいと写真を撮り、吹き抜ける風が気持ち良い山頂でお昼ご飯を食べました。

 

 

私は石の上に座りましたが、土の上に座らなければならないメンバーに渉さんがすっと折り畳み式のアウトドアクッションを差し出していました。

 

 

松山さんと渉さんが持参してくれたアウトドア用のガスバーナーでお湯を沸かしてくれて、それぞれ好みのカップラーメンにお湯を入れてもらいました。夏でも温かい物を食べるとなんだかほっとします。肌寒い時ならなおさらです。次回の山登りの時には、ホットコーヒーが飲めるように用意して行きたいと思いました。もちろん一緒に行く仲間たちの分も持って行って・・・。スティックタイプのカフェオレや、粉末の緑茶もいいなぁとあれこれ思いを巡らせました。

運動をした後、お腹がペコペコになるのは学生以来。こんなにもおいしいおにぎりとカップラーメンは久しぶりだなぁと感じました。普段はあまりカップラーメンを食べる事がなく、食べても汁は飲みませんが、こんな美しい場所に汁を捨てるのは嫌なので、ぐいっと飲み干しました。ミニカップラーメンにして正解でした。

 

 

お昼を食べながらKさんと、「今まで行った海外旅行で一番良かった国」の話をしました。

Kさんのお気に入りはスペイン。私もいつか行ってみたい海外のひとつだったので、話が弾みました。

 

お昼を食べ終わると、改めて富士山や天城山の写真を撮る人、おしゃべりをする人、山頂から少し降りたところにある突き出た岩でポーズを取る人、と、思い思いに休憩を楽しみました。突き出た岩に座ると、落ちそうで怖いくらいです。そこから見る景色は山頂とはまた違う田園風景が広がっていて爽快でした。

 

 

1時間程のんびりした後、下山に向けて準備をし、出発。

下りの方がぬかるみや岩に足をとられて大変でした。私はストックを使わせてもらっていたので転ぶことはありませんでしたが、尻餅をついてしまった方もいました。

ストックの使い方が分からなかったので、松山さんに持ち方を教えて頂きました。

松山さんと渉さんがいなかったら、木のこと、生えている苔のこと、山に生息する生き物のこと、アウトドア用品の使い方、山でのマナーを知らずにいました。また、渉さんの後ろにぴったりと付いて歩けたので、どこに足を置いたら最適かが分かり、安心して歩くことができました。

 

城山は、ロッククライミングができる山でもあるので、ハイキングコースをそれて、クライミングの場所に歩を進めました。1回だけ屋内のボルダリングを体験したことがある私は、その大変さを知っています。普通に登るのも大変なのに、数字の順番通り進まなくてはなりません。手足があともう2本くらいあれば、と思ったものです。人工的なボルダリングと違い、自然を相手にしたロッククライミングを初めて見ましたが、恐怖で顔が引きつりました。ロープを頼りに、一人で黙々と登っている人がいます。このロープが何かの手違いで下まで落ちてしまったらどうするのだろう。いたずらっこがロープを引っ張ったらどうなるのだろう。と、考え出したら怖くなりました。

 

ほぼ垂直の岩を登る姿を11人で見守りました。きっとそれぞれ思うことがあったでしょう。なぜか急に静かになってしまいました。誰かが声を出したらクライマーさんがびっくりして落ちてしまうのではないかと心配していたのかもしれません。

 

 

帰りの道は登りよりも早く、15時前には登山口に到着しました。

 

松山さんが大急ぎで降りてきたので何をするのかな? と思ったら、ビデオをまわしながらみんなの到着を待ち、ハイタッチをしていきました。到着した順番に並んで、みんながみんなの生還をお祝いしました。泥だらけの靴を出して丸くなり、写真を撮りました。今降りてきたばかりの城山を指さして笑いました。汗だくのみんなの顔が清々しくて素敵でした。

 

大仁駅までの道は、Aさんとおしゃべり。Aさんはフルマラソンを4時間切る速さで走る強者。山男達に連れられて、高い山にも登り、富士山へはゴミ袋を抱えて割れた瓶やゴミを回収して登り、下ってきたらゴミ袋いっぱいになったと笑っていました。素晴らしい心を持つ人がここにもいた! 「現代はペットボトルだから、割れた瓶は多分、昭和の時代からのゴミなんだろうね。ガラスの欠片だから、危険だし、重かったねぇ。素晴らしいことをしたねぇ。」と言うと、「ゴミを拾って登っているおじいちゃんがいたから真似しただけですよ~」と笑顔で答えてくれました。

 

都会からやってきた参加者は、口々に「あの鳥は?」「あの魚は?」「稲の緑が気持ち良いねぇ!」「こんな景色、久しぶりに見たよ」と言っていました。私の住んでいる町は田園風景が広がり、すぐそばに池もあるので、アマサギや、カモ、コイ、フナ、亀を普通に見る事ができます。改めて自分の住む静岡っていいところだな、と、都会からの参加者の会話を聞きながら思いました。

 

帰りの電車の中で、Tさんと二人で景色を見ながらおしゃべり。Tさんは、大手企業に就職が決まっている大学四年生。Tさんから、「仕事って、お給料と人間関係、どちらが大切ですかねぇ?」という人生相談。私は、「やはり人間関係ですかねぇ。」と答えました。

そりゃあお給料もたくさんもらえて、好きな時に休みもとれて、人間関係が良い会社が一番良いけれど、そんな夢のような会社ってあるのかしら。

現代と20年前とでは、会社の考え方も全く違うような気がします。私が学生の時は氷河期だったので、募集1名のところに100人試験を受けに来る時代でした。会社が学生を選ぶ時代だったのです。今は、学生が会社を選べる時代なのではと思います。だからこそ、「自分の好き」を仕事にできるような気がします。

ひとつの会社に定年退職するまで勤め上げる方もいれば、転職したり、独立したりする方もいます。私のように色々な職種で働いて来た人もいるでしょう。

彼女の倍は生きているけれど、仕事観については個人の考え方で違うし、環境にも左右される事だと思うので、多くは語れませんでした。Tさん、頼りない相談相手でごめんなさいね。でもね、私はあなたを応援しています。

 

ホテルジーハイブに到着したのが、17時過ぎでした。ホテルのスタッフの方が「おかえりなさい!」と笑顔で迎えてくれたのが嬉しかったです。思わず「ただいま~!」と言ってしまいました。参加者の中で私が一番疲れている顔をしていたような気がしました。

松山さんが、「シャワーを浴びて、さっぱりしてから18時15分にラウンジに集合しましょう」と全員に伝えました。

 

スタッフの方が、「4階を女性だけにしましたから、シャワーを浴びた後、ドアを開けたら男性がいてびっくり! というのはないですから安心して下さいね」と鍵を渡してくれました。そういった心遣いが嬉しいです。

各階に3つシャワーブースがあるので、慌てる事もありませんでした。4階に到着するとすでにBさんがタオルを持ってシャワーブースに入るところで、「急いで使いますね!」と、ここでも優しい気遣いが。「大丈夫ですよ~!」と言っている間にBさんはシャワーブースに消えていました。

 

鍵を開けて部屋に入ると、コンパクトながら机、椅子、ベッド、洗面台、冷蔵庫、トイレがあって快適な空間でした。

荷物を整理し、冷蔵庫を開けるとキンキンに冷えたペットボトルのお水が。嬉しいサプライズです。お水を飲みながら、Bさんがシャワーブースから出たかな? と思う時間に行くと、1つが空いていたので、さっそくシャワーを浴びる事にしました。足ふきタオルは一人一枚使えるようにしてあるのが嬉しい心遣いです。中に入ると思いのほか広く、備え付けのシャンプー、リンス、ボディソープは紅茶の香りがしてリラックスできました。脱衣所には壁掛け扇風機がついていたので、扇風機を回しながら身支度を整えることができました。使用した足ふきタオルをダストボックスに入れ、部屋に帰ってからゆっくりドライヤーで髪を乾かすことができるのが良かったです。

お化粧を少々直し、ベッドに寝転がると、眠ってしまいそうになりました。

事実、Kさんは寝てしまったそうで、寝起きの顔でラウンジに入ってきました。

 

ラウンジでは、おいしそうな軽食と飲み物が用意されていて、瓶に入ったしぼりたてリンゴジュースを飲みながら反省会をしました。ひとりひとり感想を言い、今日の感想を1枚の紙に書きました。8名が真剣に20分間カリカリとボールペンを走らせていました。

書き終えた人から、軽食をつまみはじめました。松山さんが最後に「どこへ何をしに行くかよりも、誰と行くかが大事」と言い、本当にその通りだなぁと思いました。

今回、はじめましての人ばかりだったのにも関わらず、こんなにも楽しかったのは、「アウトドアに興味があって、山登りが好き」な人と一緒に山を登れたからだと気づくことができました。

年齢も、バックグラウンドも違う私たちが、肩を組んで写真を撮ったり、わははと笑い合ったりできたのも、さりげない優しさと気遣いで8名の仲を取り持ってくれた松山さんと渉さんのお陰様だなぁと思いました。

また、今回参加した方々は、コミュニケーション能力も、アウトドアに関する知識も、仕事も、趣味もレベルが高いなぁと思いました。

アウトドア好きな人とおしゃべりをするとなんでこんなに楽しいのでしょうか。視界が開けているせいでしょうか。自然と触れ合う時間が長いからでしょうか。

 

これで解散! 各自自由行動の時間ですが、松山さんの「飲みに行きませんか?」の一声で、全員が「行きたいです!」と手を挙げて参加表明をすると、スタッフのTさんが近くの居酒屋に予約を入れてくれました。

 

ホテルジーハイブから歩いて5分程の居酒屋「九十厨(くじゅうくり)」で、全員で乾杯をしました。

九十厨は地元の人に愛されている店のようで、大賑わいでした。

 

各々好きな飲み物を注文して、山芋いそべ揚げ、豆腐とじゃこのさっぱりサラダ、串盛り、刺盛り、手羽揚げ、揚げ出し豆腐、牛ホルモン唐揚げ、などなど、好きなものをどんどん頼んで、みんなでシェアしてわいわい食べました。

三島は海に近いので、お刺身が美味しい!

 

11名がお座敷に座りましたが、テーブルの区切りの関係で、3名の方とお話ができました。ホテルのスタッフTさんは、6月にジーハイブに入社したばかりの21歳。

「一人暮らし?」「ごはんは食べているの?」「仕事はどう?」と、お母さん気分で質問してしまいました。Tさんは自炊を心掛けているようで、「パスタばっかり作って食べています」。「仕事は夜勤もあるので大変です。」と、答えてくれました。

Oさんは、息子さんが野球、娘さんがバスケをしていることをお話してくれました。

渉さんは、昔やってきたスポーツの話、ガイドの仕事の話をしてくれました。

皆さん聞き上手だったので、余分なことまでたくさん喋ってしまいました。

 

23時になり、そろそろ帰ろうとみんなで割り勘をし、3500円を集金し、支払いをすると一人300円のアイスが食べられそうだということになり、酔っ払いたちはコンビニにふらふらと歩いて行きました。私はハーゲンダッツを選び、他のみんなも好きなアイス、飲み物を買い、残金58円という結果に。この58円は、Оさんが次の日に三嶋大社のお賽銭箱に入れてくれ、今回のツアーの無事のお礼を伝えてくれました。ラウンジに到着した私達は、好きなアイスを食べながら、Facebookで全員とつながり、メッセンジャーでもグループを作り、写真をシェアすることにしました。夜勤のスタッフさんが「もしよかったら」と差し入れてくれた台湾のお菓子も甘くておいしかったです。

この連帯感は一体何だろう? そしてこの楽しさはいつぶりだろう? と、いつも21時半にはベッドにいる私にとって真夜中のアイスとお菓子とおしゃべりは心地の良いものでした。

 

名残惜しい気分で解散し、各々部屋に戻って行きました。

もう一度シャワーを浴びて寝ようと思い、熱いシャワーを浴びてから歯を磨いて、メールのチェックだけをして早々にベッドへ。

「部屋にテレビがないので・・・」とスタッフさんは言っていましたが、テレビを見る暇もなく、バタンキューでした。携帯のニュースサイトを見ればテレビよりも早いので気になりませんでした。

 

ひとりで大阪旅行をした時に、カプセルホテルに泊まりましたが、多分もう使うことはないだろうと思っています。というのも、海外からのお客さんが多く、私に与えられたロッカーの前に大きなスーツケースがどーんと置いてあるので、「スミマセン」となぜか私が片言で謝り、ロッカーの荷物を出し入れしなければいけませんでした。

その場所にはスーツケースからはみでたお土産が散らばっている状態で4人から5人がわいわいがやがや陣取っていて、辟易しました。カプセルだから仕方がありませんが、部屋の中では立てません。梯子を下りて共同のトイレに行かなくてはなりません。唯一救いだったのが、最上階に大浴場があったことです。大浴場といっても4人が入ればいっぱいのお風呂でしたが。

 

ホテルジーハイブの部屋は、必要最低限のものがぎゅっとコンパクトに揃えられているので、とても快適でした。トイレが部屋にあるというのが嬉しかったです。また、ドライヤーが完備されているので、シャワーを浴びたら部屋に帰ってゆっくり髪を乾かせるのも、シャワーブースを使うお客様同士に遠慮させない配慮だなぁと思いました。

 

目覚まし時計をかけずに起きたのは久しぶりです。

太陽の光がうっすらカーテンから入ってきて、気持ちの良い朝でした。

7時からの朝食に合わせてラウンジに降りて行くと、「おはようございます。一番乗りですよ!」とスタッフさんが声を掛けて下さいました。

きっとみんな疲れ果てて寝ているに違いない、と、パンでしょ、サラダでしょ、卵焼きもいいね、と、ゆっくり朝食を選んで席に座ると、「おはようございます!」と朝から爽やかなОさんが。一緒に朝ごはんを食べ、美味しい淹れたてのコーヒーを飲みました。Оさんは、今から三嶋大社と三島の街を散策すると教えてくれました。

ラウンジには小さい子を連れた家族、単身の男性もいました。お父さんがパンを焼きに台所に行ったり、お母さんが飲み物を取りに行ったり。その間、小さい姉妹は、おりこうに座って朝ごはんを食べていて、微笑ましかったです。

日曜日のゆったりした朝の時間が流れていて、幸せな気分になりました。

 

私は次の予定があったので、8時半の新幹線に乗り、10時には自宅に到着していました。

あっという間に現実に戻ってきたわけですが、夢のような時間はまた自分で作れると私は知っています。それだけで大きな収穫でした。

 

チェックアウトは10時なので、10時までラウンジでコーヒーを飲みながら、今日の計画を立てる事ができます。ホテルでミニベロ(お洒落で可愛い自転車)を借りて三島の街を走るのもいいし、Оさんのように、三島を散策するのもいい。Aさんのように滝を見つけにランニングをするのもいい。(Aさんは、ホテルの1階にある無料のコインランドリーで昨日の洋服を洗って乾かしたので、早朝ランニングをしてきたらしい。今からシャワーを浴びて、朝ごはんを食べると言っていました。元気だなぁ~)

三島駅から1駅で沼津駅に着くので、沼津港深海水族館、おいしい海鮮丼を食べに行ってもいい。楽しい旅はまだまだ続きます。

 

私の好きな歌人の穂村弘さんが、北海道新聞のエッセイでお父さんと筑波山に行った話を書いていました。

「悪戦苦闘した山道から帰った時、毎日歩いている道なのに「わぁ、道がひらべったい。なんて歩きやすいんだろう」「これならどこまでだって歩けるよ」。と思った。なのに、数日経つともうその感動は薄れている。登山は非日常体験で、いつもの感覚が束の間破られ、いつもの道がまったく違った輝きを帯びる。けれど、このどんよりとした「いつもの世界」の向こう側には煌めきに充ちた可能性の世界がどこまでも広がっているのだ」(野良猫を尊敬した日 穂村弘著 講談社)

 

穂村さんは、大学時代ワンダーフォーゲル部に所属されていたので山登りは得意なはずなのに、久しぶりの山登りは苦しかったと書いていました。

 

私にとっていつもの世界の向こう側は、アウトドアであり、登山であると思います。

いつもの世界を輝かせるのは、もしかしたら非日常体験をすることなのかもしれません。

ホテルに泊まる事だって、非日常体験だと思います。

ホテルジーハイブに泊まり、アウトドアアクティビティをし、新しい仲間を作る。

あなたの中の何かが動き始めるきっかけになれば嬉しいです。

沼津アルプス 登山 トレッキング 香貫山 ハイキング三島 沼津港海鮮丼 ブログ

沼津アルプス(香貫山)~沼津港

 

ジーハイブ外のメンテナンスエリアで日程の確認とブリーフィング。

ブリーフィングという言葉初めて知りました。簡単な打合せ、事前説明という意味だそうです。

ミーティングとは、また違うんだ…!?

ガイドの鈴木さんが地図を広げて「今日はここからここまで歩きます」と説明をしてくれました。

でも私は買ったばかりのトレッキングシューズが気になって、ほとんど耳には入ってきませんでした。

幼稚園の頃、長靴を買ってもらったあの日、雨が待ち遠しく感じたのと同じ気分です。心ここにあらず(笑)

 

Hotel Gee Haiveを出発し徒歩5分で三島駅に到着。

JR三島駅からバスに乗ります。

停留所でバスを待っているお隣の男性に、バスの女性運転手さんが「おはようー!」と声をかけていました。

毎朝会うからこうやって挨拶ができるのかな…と二人の関係を想像してみました。

挨拶のおかげで、それを聞いていた私も気分が和み三島ってなんかいいな、なんて思いました。

 

アクティビティツアー二日目ということもあって、みんなとまんべんなく会話ができるようになりました。

今日は天気の話題だけでなく、昨日のサイクリングのこと、夜の過ごしかた、お昼に何を食べようか、そんな話題で盛り上がりました。

松山さんがカメラを向けるとみんなが自然にきゅっと集まるので物理的にも心理的にも

お互いの距離がぐっと近づく。カメラのパワーってすごい!

 

「まずはあそこに見える五重塔まで行きます!」と言う鈴木さんの指先を見ると米粒くらいのサイズの五重塔に不安になりました。

普段ウォーキングなんてしていないし、最近そんな長い距離歩いてないよ…って。

 

ここから登ります!

 

山登りに自信の無い順に並んでいます。一番前!

 

木に覆われ薄暗く、空気はひんやりしていました。

 

前日の雨で湿った地面、歩き慣れないところを歩きます。

 

途中、葉っぱや花のにおいを嗅いで、鼻で自然を感じました。この花は「テイカカズラ」

 

「はーい!この箱のようなものは何ですか?」「何でしょうね~」なんて会話をしたり、

“山”と書かれた標識を見て「ざっくりな表現だよね~」なんて言ったら、

“山頂”と書かれてるのを発見して「僕なら山と頂の間をもっと詰めるけどな~」なんて会話が聞こえてきたり、

面白いね!ってみんなでケラケラ笑いました。

一緒に何かを見て、一緒に何かを感じるって楽しい!ハイキングの魅力ですね。

 

「気をつけていってらっしゃい」とおじいちゃん。

 

米粒だった五重塔がどーんと目の前に。意外に楽々と山を登ってきました。

 

一人だったら絶対に歩けない

 

山頂までまだまだ先!でも笑顔!足の疲労無し!余裕です!

 

夫婦岩。「どこら辺が夫婦なんだろうね?」と列の後ろから聞こえてきました。

 

 

香貫山に登る前、「歩いていると暑くなるからレインウエアを脱いだ方がいいよ」と教えてもらい、

半袖のTシャツに薄い長そでパーカーを羽織っていました。

 

香貫山の展望台に着いた時は、山の気温差なのか?風が直接当たるからなのか?風が冷たく寒かったです。

レインウエアを着ようか迷いましたが…ザックから出すのがめんどくさいという理由で着ませんでした。

我慢できる寒さです。

 

香貫山の山頂に着きました。

展望台で景色を見たときは「自分の足でここまで来たんだ!」と感動し誇らしい気持ちになりました。

香貫山の山頂に着いた時より、展望台で景色を見た時の方が感動…(笑)

山頂で“ピーク(山頂)”と“峠”の違いを教えてもらいました。

山のテッペン=峠だと思っていました。

帰ったら子供たちに教えてあげよう!とおみやげひとつGET。

 

ガイドの鈴木さんに静岡県の鳥『サンコウチョウ』という鳥を教えてもらいました。

J1ジュビロ磐田のマスコットキャラクターの鳥だそうです。

静岡県の鳥、ジュビロ磐田のマスコットキャラクターと聞いただけで

一瞬にして愛着がわきました。ミーハーだなぁ。

「月日星(ツキヒホシ)ほいほいほい」と鳴きます。すぐ近くで鳴いていました。

知らないことを知るっておもしろい!

 

下山途中、この頃には少し息が切れてきました。

「少し前にここを通った人、派手に滑ったなぁ…」と感じる靴の跡があり、

気をつけながらぬかるんだところを歩いたので、足が辛かったです。

この頃霧雨が降ってきたので、レインウェアを着ました。

 

鈴木さんに教えてもらった木の実の名前は、聞いた時は頭に入っていたのですが、

しばらく歩くと忘れていました(笑)

 

香貫山を下りて沼津港へ向かう道中、霧雨が小雨になりました。

いつもなら雨の中、傘をさして歩くのも、車を運転するのも嫌いな私が、不思議と雨を楽しんでいました。

小学校のころ友達と一緒に、雨のなか傘をささずに濡れて歩いたこと、

上を向き口を開けて雨をなめていたこと、水たまりに入り長靴に水を入れて歩いたこと、

雨の日をとことん楽しんでいたことを思い出しました。

その当時と同じくらい、雨の中を歩くのが新鮮で楽しかったです。

足が疲れたとか、お腹がすいたということは忘れていました。

 

ここで初めて渡瀬さんとゆっくりお話しをする機会ができました。

待ってました、コンプリート!これでツアー参加者全員とお話しをすることができました。

渡瀬さんと、お仕事の話しをしたり、住んでいる町の話しをしました。

共通の知人がいて驚き、世間の狭さを感しました。

車で勢いよく進むのいいけれど、周りの景色を見ながらゆっくり歩く方のも楽しいことに気付かせてもらったハイキングです。

 

 

 

沼津港に着き、集合時間を決め各自バラバラに行動しました。

私は、松山さん、鈴木さん、渡瀬さん、亀ちゃんと行動です。

漁港の中にあるお寿司屋さんで海鮮丼(駿河丼)を食べました。偶然5人全員駿河丼!

 

海鮮丼は美味しいだけでなく、とても楽しかったです。

「桜エビのひげがね…、オペレーションがね…」とても楽しかった会話の内容は5人の心の中にしまっておきます。

海鮮丼は完食できなかったのに、その後食べたソフトクリームは完食でした。

 

沼津港から沼津駅まで歩きました。

沼津港に着いた時は足の痛みには気付かなかったのですがお昼を食べ、

さぁ出発という時には足がパンパンで、右足に痛みを感じていました。

ただ、まわりで「もう無理!しんどい!」と言っている人がいなかったのでなんとか気力で歩きました。正直きつかったです!

足が棒になるってこのことか!!!

沼津駅のホームのベンチに座って電車を待ちましたが、電車が来てもすぐに立ち上がれないほどでした。

 

三島に向かう電車の中で “あ~三島に着いたらこれで終わりなのか” と急に寂しい気持ちになりました。

楽しい時間ってあっという間ですね。

三島駅を出たところで、最後に一人ずつ感想を言い、一本締めをして解散しました。

 

※このあと朝いただけなかった御朱印をいただきに一人で三嶋大社へ向かいました。

田尻さんに「またいつかお会いしたいですね!」と伝えると「またすぐお会いしそうな気がします(笑)」との返事が返ってきました。

『うん、きっとまた会える…』最後にそう思って私のアクティビティツアーは終わりました。

※右足の痛みは3日間続きました。Σ(゚д゚lll)

 

 

三島 電動アシスト自転車レンタル 体験 修善寺 かたつむり 国士峠 サイクリング

今日はサイクリングをします。ガイドの鈴木さん含め男性4人、女性7人の総勢11人です。中学生の頃バレーボール部に所属していたくらいで、それ以降まったく運動をしていないので体力には自信がありません。数年前に息子と浜松シティマラソンに出場して3キロの距離を走りましたが、折り返し地点で、バテていました。3キロを死にそうな顔をしてゴールしたくらいです。そんな私ですので、自転車で55キロ走ると聞いてかなり不安になりました。しかし電動アシスト付き自転車ということ、みんなで一緒に走るということ、渡瀬さんがサポートカーとして着いてきてくれるということで、“なんとか走り切れるんじゃないか”と思っていました。

「途中で体調が悪くなった場合は自転車を車に積んで車で移動します」と渡瀬さんが言ってくれたのも心強く“ま、ダメなら車だね”と、気持ちに余裕ができサイクリングに臨めました。

 

コース予定はこんな感じです

三島ホテルジーハイブ出発→三島駅→伊豆箱根鉄道で田京駅→徒歩でMERIDA BASE→電動アシスト付自転車GET→狩野川沿いに浄蓮の滝方面へ南下→トイレの神様を祀る明徳寺→かたつむり→昼食→国士峠→ERIDA BASE→自転車返却→徒歩で田京駅→伊豆箱根鉄道→三島駅

大冒険の始まりです。

 

Hotel Gee Haiveを出発し徒歩5分で三島駅に到着。

出会って1時間もたっていない人たちとの会話に苦戦する。何を話したらいいのか分からず

とりあえず笑顔で「今日雨が降らなくて良かったですね…」と無難にお天気の話題。

 

自己紹介。 集合写真。まだまだ笑顔がぎこちない頃。

 

伊豆箱根鉄道に乗車。電車に描かれた絵は「ラブライブというアニメだよ」と亀ちゃんから教わりました。

 

ガタンゴトンと大きく揺れる電車。

昭和感漂う駅のホーム。子供のころにタイムスリップしたみたいでなんだか心が和みます。

 

駅からMERIDA X BASEまで歩きます

 

到着。この頃には緊張も和らぎ楽しくお喋りしています

 

自転車を借りるためにジャングルの中を歩きます

 

MERIDA X BASEで電動アシスト付き自転車とヘルメットを借りました。

大きく「子供用⑨」と書かれていました(笑)

“私コレに乗るのか!” と自転車のカッコよさにテンションが上がりました。

2020年東京オリンピック・パラリンピック、静岡県では自転車競技が行われます。

そこで都市ボランティアをするので、その前にサイクリングを経験できてラッキーです。

そうだ、ボランティア仲間に自慢しよう!静岡は自転車の聖地になるかもね…。

 

準備運動をして、さぁ出発です!

伊豆の国市~修善寺 約55㎞の距離を走ります。

 

電動アシスト付き自転車って漕ぐのがこんなに楽なんだ~!と坂道を登りながら感動します。少しの力でスーッと前に進むので表情軽やか体力も減りません。“これならどれだけでも走れる”と思ってしまう程です。

ただ、普通の自転車だったら確実にギブアップ寸前だったと思います。切替のある自転車でも、やはり登りは一回漕ぐのも重く、足への負担が体力を大きく消耗してしまします。

《アシスト》って素晴らしいですね(笑)!アシストのおかげで初心者さんでも笑顔で楽しくサイクリングができます。

 

狩野川沿いを走っていると、サッカー少年団の子供が練習をし、それを眺める父兄の姿を発見。

“あ、週末だしね…いつも私はあっち側だな…” と思い、子供たちちゃんと練習に行ってるかな?水筒の中身足りてるかな?

なんて心配をして、一瞬ホームシックになりました。本当に一瞬…。

しかし川のせせらぎを聞いたり、鵜が石の上で休んでいる様子を見たり、仲間とお喋りをするのが楽しくてすぐに自転車を漕ぐことに夢中になりました。

 

橋の上で休憩

 

トイレの神様を祀る明徳寺

 

お参りをして休憩

 

下の世話にならないという下着のお守りを販売しています。買えば良かったかな?

 

お参りのあとは草餅を食べました。ついでに玄米餅も食べました。

 

車を運転する時の時速30キロは遅いと感じますが、坂道をピューンと下る30キロはとても早く感じ恐怖でした。

メーターの数字が徐々に上がっていき、冷たい風を全身で感じ、脳と体に刺激を受けました。

 

森の手作り屋さん「かたつむり」で食べた季節の野菜ピザは、とても美味しかったです。

仲間と一緒というのも、さらに美味しく感じます。最高!!!

この頃はまだ元気です。

 

ジブリ映画に出てくるような景色

 

さて、後半戦も頑張ります。

 

4時間くらい自転車に乗っていたでしょうか、この頃にはお尻の痛さと闘っていました。

棚田、わさび田、日頃見ることのできない景色を見て、

この風景の中に私たちだけしかいないという特別感を味わいました。

棚田にはられた水がキラキラと光り鏡のように空を映していてとても綺麗です。

ガイドの鈴木さんが色々と説明をしてくれ、その場ではうんうんと話しを聞いていましたがすぐに忘れちゃいます(笑)

ただ、見た景色と空気はずっと忘れないと思います。

 

国士峠で休憩をとりましたが、この頃には会話の大半はお尻の話しで、

「お尻痛い!」「お尻大丈夫?」「痛さ何パーセント?」と確認し合いました。

初めましてな人とも自然とこんな話しができるって不思議です。

空はいつの間にか完全に曇り、山の中を自転車で下っていて、

速乾Tシャツではなく、普通のTシャツを着ていたため汗で体が冷えて寒かったです。

 

仲間の体力の様子をみて鈴木さんがルートを変更してくれたおかげで(それでも結構走ったなぁ)

誰一人脱落者も出ず、全員でゴールできたこと、とっても嬉しかったです!

日陰になったときの風の冷たさ、日向になったときの太陽の暖かさを全身で感じ、

視覚以外の五感を使い、豊かな自然の中でサイクリングに没頭することで心身ともにリフレッシュしました。

長時間自転車に乗るのは高校の時片道25分の通学以来で、日頃まったく運動をしない私でも大丈夫でした。

ただ、サイクリングが終わり自転車をおりた瞬間足がパンパンなことに気付きました。

仲間と会話をするのも辛く、駅までやっとの思いで歩き、帰りの電車では瀕死の状態でした…(笑)

「もう一度やりたいか?」と聞かれたら、ぜひやりたいですね!

大自然の中を自転車で走り、暑さ寒さを感じたり、川の音や鳥の鳴き声を聞いたり、田舎の景色を眺めたり、大げさかもしれませんが『私、生きてるんだ』ということを感じます。

もしかしたらこの感動は文章で書いても伝わりにくいかもしれません、体験した人じゃないと分からないかもしれません…。

 

もう一度やりたいけど、でも…55キロはやりたくないです(笑)

私のように初心者さんや、その日のうちに観光もしたいな、という方は、その半分の25キロくらいがちょうどいいかな、と思います。笑顔で「楽しかったね~!」と帰ってこれる距離がそのくらいかな。

 

自転車経験者で思いっきり走りたい、体力に自信があるよ、という方には今回の距離はおすすめです!ガイドの鈴木さんに言えば、もっと長い距離、素敵な場所を案内してくれるでしょう。

 

翌日はトレッキングをします!

(瀕死の状態でホテルに戻ったのにトレッキング大丈夫か???)

 

そして、サイクリングのあとはホテルジーハイブに戻り、三島の街で夕食をとり、ホテルジーハイブに宿泊です。

 

>今日泊まったホテルはこちら
「静岡県三島ホテル ジーハイブ Hotel Gee Haiveとは何か?どんなホテルか?」

 

静岡県三島ホテル ジーハイブ Hotel Gee Haiveとは何か?どんなホテルか?

今回三島に泊ったのは、「ホテルジーハイブ」。三島駅から徒歩5分、白い外壁と明るいオレンジ色が印象的なホテルです。

リニューアルされたばかりで清潔なホテル。一階のフロントの奥にラウンジがあり、そこでは宿泊者の方たちが朝食をとっていました。

 

「パンが美味しくて3つも食べちゃった!」という会話が聞こえました。ビュッフェコーナーをチラッと覗いてどんなパンがあるのかを確認しながら、“私だったらクロワッサンを2個食べようかな?”と翌日の朝食をイメージしました。

 

受付を済ませて部屋に入ると、事前に聞いていた通り、テレビの無い部屋でした。

白を基調とした明るい部屋でベット・トイレ・洗面所・小さなテーブルセットと荷物を置くスペースがありました。窓を開けるとふわっと入ってくるやわらかい風と優しい光が気持ち良かったです。

 

「ホテルジーハイブ」は、三島のアウトドアアクティビティツアーの基地になるホテルです。

今回、一泊二日で、三島を中心として、一日目は伊豆の国市や修善寺をサイクリング、二日目は沼津アルプスをトレッキングに出かけるのです。山・川・海…自然がいっぱいの三島、二泊では足りない気分ですけどね!

 

シェア部分は、ラウンジとキッチンとシャワーです。

一番心配したのはシャワーです。“使いたいときに使えるかな?”“すぐ後に男性が待っていたら嫌だな!”なんて共同シャワーにネガティブなイメージを持っていたのですが、シャワールームに入った瞬間ネガティブイメージは払拭されました。

各階に広いシャワールームと扇風機付きの広い脱衣所が3つあります。足ふきマットもその都度交換で常に清潔で綺麗なものを使用できました。

 

部屋にテレビが無いので退屈するかな?と思ったのですが、静かな部屋でじっくり考え事をしたり、ふらっとラウンジに行ったりしました。ラウンジにもテレビはありませんが…。

 

明るく開放的なラウンジはとても居心地が良かったです。

少々人見知りな私は、知らない人に話しかけるって難しいけど、

シェアキッチンやラウンジがあることと、旅でちょっぴり気持ちが高ぶっていることもあって、「こんばんは」「どこかへ行ってきたんですか?」などと自然に挨拶ができ、そこから会話が生まれました。

同じ目的でジーハイブを利用した人と情報交換をしたり、共有できるのは、新鮮でとても魅力的でした。

 

 

ホテルの外で夕食をとり、帰りにホテル徒歩一分のコンビニでお酒とジュースとアイスを購入してラウンジへ直行しました。

普通のビジネスホテルだったら、誰かの部屋に集まって仲間とお喋りしていたかもしれません。でも、初めて会った人の部屋に押し掛けるのは心苦しいし、異性の仲間の部屋に行くのも来るのも現実的に難しいものです。

ジーハイブは、ラウンジがあるおかげでプライベートは確保されて、

仲間ともちょうどいい距離感を保ちながら楽しく過ごすことができました。

 

ホテルに戻ってきた仲間を見つけて「おかえりなさい!」と声をかければ、椅子に座ってとお喋りに加わる人と、「部屋に戻りますね」と部屋に戻る人、それぞれ自由に過ごしました。

 

松山さん、鈴木さん、亀ちゃんとアイスを食べながら一日を振り返り、お互いの仕事の話しをし、将来の夢を語りました。

今日出会った仲間と夢を語るって、とても楽しく贅沢な時間でした。

 

そこで語ったことはずっと忘れないだろうし、不思議と夢が叶うような気がします…。

「お腹いっぱいだからどうですか?」と差し出されたアイス、ピノは話に夢中になっていて、トロトロに溶けていました。一日の最後にケラケラ笑いました。

 

ホテルが新しいのでとてもキレイで清潔に保たれていて気持ち良く利用できました。

 

レンタサイクルを借りたときはスタッフさんが「気をつけて行ってらっしゃいませ~」と笑顔で見送ってくれて、戻った時には「おかえりなさいませ~」と家族を迎えるように迎えてくれました。

まるで自分の家に帰ってきたかのような安心感があり、思わず「ただいま~」と言ってしまいました。

心地よい空間と、あったかい人と、美味しい朝食で心もお腹も満腹です!

 

ジーハイブに宿泊し、アクティビティを体験し、三島観光をし、人と出会い、人と繋がり、人のぬくもりを感じる二日間でした。

出会った仲間、ホテルのスタッフさん、三島の人たち、ありがとう!

私の人生の中で間違いなく価値のある二日間でした。

 

(写真はヤマシタさん夫妻)

 

【ジーハイブに宿泊した感想のまとめ】

三島駅から徒歩5分のHotel Gee Haive。

周辺にある三嶋大社、三島スカイウォークなどの観光地を巡ったり、沼津アルプスでハイキングをしたり、伊豆でサイクリングをすることもできます。

ジーハイブを拠点に観光や、山・川・海の自然の中でアクティビティを体験することができます。

ホテルの部屋には、テレビは無く、ラウンジ、キッチン、シャワールームがシェア部分です。

一番の魅力は何といってもラウンジです。明るく開放的なラウンジは居心地が良く、自然と人が集まり、会話が生まれる場所でした。ラウンジがあることでプライベートは確保でき、仲間とちょうどいい距離感をもつことができます。

人と人とのつながりを感じることのできるホテルです。

 

 

>この時のサイクリングの様子はこちら