【旅する学校】初めての遠征 奥飛騨へ

2024年3月25日

【旅する学校】初めての遠征 奥飛騨へ

あまりの雪にサービスエリアで記念撮影。行けんのか?

2024.3.23-24初めての遠征として奥飛騨に行きました。
3月も終わりというのにモノスゴイ雪。

雪で前が見えないほどの降雪。

なんなんだ?この雪国?

雪で埋もれた峠を超える。
ハラハラしながらたどり着くとそこは一面の雪の世界。
こんな雪だらけの中で釣りをするのは久しぶりです。

なんとか到着した


アホかと思われるかもですが、釣り、してます。

数ヶ月かけて受講生の専用ウォールで装備や準備物を連絡してあるから、みんな準備万端。初めての川に挑みます。

【旅する学校】は、フライフィッシングを「軸として楽しく旅をする」学校です。
決して「×フライフィッシングの学校」ではありません。
旅する学校の中でのフライフィッシングは楽しく旅をする為の道具です。

雪の中、夕暮れまで釣りしました。早く帰ろうぜ!

川を移動するのも大変!雪でツルツル滑る!

だから、自分で作ったフライで、自分で投げる。そして釣る(超初心者だから釣れないけど、釣りという行為をする)
釣れなくてもそんなムキになって僕は教えたりしません。
ワハハー!と笑って見てます。

寒いんだけど、魚はライズしてる!(笑)

フライフィッシングを教える単発の講座であれば、釣れそうなフライを渡して「コレで釣れば釣れるよ、ホラそこ投げて!」と1日ですぐに結果(つまり魚を釣ること)を近道で得ようとするけれど、そうはしません。

みんな自分でフライを作りました。
ちゃんと自分でフライの巻き方を覚え、自分で巻いてみて、そのフライを投げたら魚が見に来てくれた!それだけでも「おお!」と驚きます。
へたっぴでもいいじゃない。

頑張って!キャスティングがクソだけど!!(笑)

キャスト(投げる事ね)がクソでもしょうがない!
川でずっと糸結んでたっていいよ!練習しようぜ!
そのうち釣れるよ。
贅沢に時間を使おう。
生きている事を楽しもう。

一応、魚はいる事を見せておかなきゃいけないから、僕も釣る。

ワクワクすること、
楽しく仲間と一緒に旅が出来ること。
美味しいものを仲間とワハハと一緒に食べること。
安全に旅をすること。
楽しく旅をすること。
無事に家まで帰ること。
それが一番大切です。

私をフライに連れてって

一度きりじゃ無い、
来月もまた来月も一緒に旅をして釣りに行きます。
大丈夫、いつか釣れるから。

事前に揃えたレインウェアや防寒具、ウェーダーや靴のおかげでこんな過酷な自然の状況でも、楽しく釣りが出来ました。

二日間、頑張りました!

雪の中、夕暮れまで川で頑張ったら美味しいものを食べる!
お腹ぺこぺこ、ビールとお寿司、仲間の笑顔が身体に染み込みます。
旅先でいつもの人達や久しぶりの人達と会って挨拶して話して酒飲んで。
夜は民宿の部屋でみんなでぐっすり。
僕が好きなのはこんな旅です。

死ぬほど美味しい

ねじりハチマキして呑んでると美味しいわ楽しいわで変になってくる(笑)

大酒飲みか!!(笑)

アウトドア旅は面白い。
僕はそう信じています。
参加してくれたみんなもそれを体感してくれたら嬉しいと思います。

こんな景色の中でフライフィッシングをするのもこの時期ならでは。きっと忘れられない旅になる。

一緒に旅した仲間と記念撮影!

山から降りてお腹いっぱい食べる。だいたいいつもお腹ぺこぺこです。

長野のテンホウ!

来月はどこに旅をしようか?今から楽しみです。
一緒に旅をしてくれた方、お世話になった方々、おかげで素敵な時間を過ごせました。ありがとうございました。

#アウトドアの学校
#旅する学校

【旅する学校】第3講義 自作フライで管理釣り場へ

2024年3月10日

フライフィッシングを軸として楽しくアウトドア旅をする学校
【旅する学校】の第3講義を行いました。

定員4名、少人数なので一人一人にの相談やフォローもしやすくて楽しくやれています。
今回は、揃えたフライフィッシング道具と、フライを作る(フライタイイングと呼びます)道具で作った自作のフライを「結んで」初めての管理釣り場での実際に釣ってみる体験でした。

【結ぶ】って一言で言っても、フライフィッシングは、3種類の糸を結ばなきゃいけないので、それぞれ結び方を学びます。まず学ばなきゃダメだし、それが強すぎても弱すぎても「切れて」しまいます。

せっかく魚が、作ったフライに興味を示してくれて、食いついてくれて、幸運にも針がかかっても、プチンと切れたら「ハイそれまでよ」なわけです。
そう思うと、けっこう複雑な事してる訳です。
幸運にも4人全員が魚と出逢う事ができました(パチパチ)


いよいよ次回から、流れのある川での釣り、そして「釣り旅」になります。
今までの1か月で、
「フライを作る」
「竿を折らないように立てる」
「糸をキチンと結ぶ」
「竿をまとめる123」
「リズムでラインを飛ばす」
「キャストがクソにならない」
「魚が食べたら合わせる」
「早すぎても遅すぎてもダメ」
「強く合わせると糸が切れる」
「魚を取り込む」
「慌てず常に『穏やか』であれ」

コレらは手順もありますが「体感」「感覚」が非常に重要です。
本で読んだらマスターできる事ではありません。
YouTube見ても全ては分かりません。
それら全てをクリアして、初めて自然の中の魚と出会えます。それはある意味「奇跡」のような確率です。
だからこそ、釣れた夜の乾杯は美味しいんですけどね

今日はみんなが釣れて本当に良かったです。
応援に来てくれたサトシさん美鈴ちゃんありがとうございました

次なるミッションと新たな旅に出かけます。

#アウトドアの学校
#旅する学校

【旅する学校】第一回・第二回を終えました

2024年2月28日

【旅する学校】
【3900km超えのアウトドア旅】

今年始まった「旅する学校」。
静岡から始まり、北アルプス、関東、そして北海道と移動するフライフィッシングを軸としたアウトドア旅の楽しみを知る講座です。

全工程の移動距離を計算したら3900kmを超えました。
ほぼ全回泊まりの旅、見知らぬ土地に行き、その自然の中に入り、見知らぬ街の美味しい店で美味しいものを食べる旅をします。
定員は4人、4時間で満席になりました。

事前に専用グループでたくさんの道具の「あれ買えコレ買え」の指示通りめっちゃ買い揃えてきた受講生。

先週、今週と、第一回第二回を終えました。専用グループで道具を揃えるサポートを行いつつ、
第一回は、コテージに一泊して、アウトドア旅の作法、キャスティング講座、フライを作るタイイング講座。夜はもちろん宴会です。

貸切のコテージで、旅する学校の第一回講座を終わってみんなでお昼ご飯。

アマゴの放流も行いました。

時にはマジメに、なぜ?なんで?どうして旅をするのか?どうしてフライフィッシングなのか?とある種哲学的な話もします。

アウトドアには危険は付きもの、一番最初に万一の時のロープを使う時の安全の為の講座や野山、石の上の歩き方を学びます。

キャスティング講座、基本のキ、糸の通し方からやります。

みんなでご飯を食べながら色々話す。楽しくて大切な時間です。

夜がふけるまで宴は続きます。

第一回お疲れ様!

第二回は、平日の夜に集まって、アレコレ話しながらの「ポチり会」。
終わったら旅の話をしながら深夜のジョリーパスタです。

フライを巻いてみる!基本のエルクヘアカディスを作ります。

できるかな?

深夜のジョリーパスタ。みんなお腹ペコペコです。

次回はいよいよ「実際に魚を釣ってみる体験」です。
でも、「旅する学校」は「釣りの学校ではありません」、フライフィッシングという行為や手法を使って「素敵な旅をする」為の学校です。

僕は、受講生の釣りを上手くする事を目的としていません。
「楽しく旅をする」事が目的です。
釣りなんて上手くならなくったっていい。
でも、危険だったり、マナーや作法を知らなくて、仲間に迷惑をかけたらダメです。そのために必要な事を伝えます。

いつか、憧れたあの人のように…、ロッドを抱えて旅に出る。
そんな楽しみを知る人が一人でも増えたら。
そう思っています。

旅する学校は、この夏以降も開催できたらと思っています。
一緒に旅をしてみたい人がいたら参加して下さい。

#アウトドアの学校
#旅する学校

【旅する学校】ワクワクすることを始めます

2024123

【旅する学校】
ワクワクすることを始めます
2024年【旅する学校】を始めたいと思います。

こんにちは松山です。
僕は2013年より10年間、アウトドアの学校を運営しました。
まったくのアウトドア素人が道具を買って、登山やキャンプ、フライフィッシングを学び、最終日にみんなでキャンプをするカリキュラムです。卒業生は10年間で100名を超え、単発編も合わせると400名近くになると思います。

その講義の最終目的は「アウトドア旅に出ること」です。
いつもの観光地を巡るただの観光旅行ではなく、どうなるか分からない「旅」に出る。それは登山もキャンプもフライフィッシングも全て同じです。そんな楽しさを体験する為の基礎をお伝えしたつもりです。

今年、僕はもう一歩進めた学校をやろうと思います。

会場は全国です。

【旅する学校】では、その【旅】そのものがテーマです。
使う道具は「フライフィッシング」。僕の師匠である残間さんが旅を面白くするために「釣り竿」を持って世界を旅したように、アウトドア旅を面白くするためフライフィッシングという道具を使い。日本のあちこちで行う講座です。実際に旅をする講義です。
旅の計画を練ったり相談しながら過ごす半年間です。

対象の生徒さんは「素人」。
フライフィッシングを全くしたことの無い初心者さんです。その人達に、【道具はコレが必要だからコレ買おうね】と一緒にアマゾンをポチるところから、【こうして投げるんだよ】とホントの基礎を教え【じゃあ〇月〇日に◇◇に行くよ、〇時集合ね】と目的地を告げ、何で移動するか相談し、現地で講座が始まります。自然の中、見知らぬ土地でどうやったら楽しいか?何が危険か?どこに泊まるか?夕食は何を食べるか?美味しいお店で一緒にお酒を飲み、安全に帰る為に必要なことを学ぶ学校です。

旅には、季節があります。

〇月の◇◇県の川は最高だ、そして〇月にはこのお店で美味しいものが待っている。その情報は旅する人しか持っていません。僕がスケジュールを組んで行先を選び、最高の季節に最高の場所を訪れる旅をする学校です。

旅は大人数だと大変です。一台の車に乗れるくらいでちょうどいい。なので、この「旅する学校」は超限定少人数で行います。

初回は2月、旅を面白くするためのフライフィッシングの事を学び、旅に必要な道具を買いそろえるところからスタートします。
冬、一緒に鍋をつつきながらコテージに泊まって旅の計画を練りましょう。夜に集まったり相談しながら道具を揃える日程も用意しました。

3月、管理釣り場で魚を実際に釣ってみる体験をしてみましょう。
いよいよ春には実際に雄大な自然を流れる川に行きましょう。300km、往復600kmを超えるアウトドア旅の始まりです。大自然の中で魚を釣ってみましょう。でも旅の目的の全てが「魚」ではありません。目的は「旅」です。移動し、目的の為に自然の中に立ち、美味しい食事を仲間と共に食べ、宿に泊まる。それが旅です。

4月には自然の中を歩き、魚を探し、焚き火を囲んでお酒を飲んで、コテージで仲間と一緒の時間を過ごします。昼は練習し、夜はコレからの遠征の計画を練りましょう。

5月は北に、始めて降り立つ見知らぬ川、見たことの無い景色の中、アウトドアをしていなければ決して見ることの無い自然の中に身を置いて、2月から自分の揃えた道具とアウトドアウェアで大自然の中で豊かな時間を過ごしましょう。そしてもちろん、夜は今日の釣りの成果や失敗などを肴に、美味しい料理で宴会です。

6月はいよいよ北海道です。
僕は今年の6月はテレワークをしながら東北と北海道を旅する予定です。講師の僕がいる北海道に受講生は飛行機で飛び合流してください。まさに旅する学校です。冬が長い北海道の6月は、生命が煌めく最高の季節。北海道の素晴らしい大自然と美味しい食べ物、コスパの良い宿、札幌の美味しいお店で旅の醍醐味を味わいましょう。

これらは、僕が株式会社マツヤマデザインの研修で、社員をアウトドア旅に連れ出していたやり方と全く一緒です。

でもね、「そんなたくさん旅して、お金やスケジュールの確保はどうしたらいいの?」そんな疑問や不安を抱く人がほとんどだと思います。僕もそう思いました。

なので、計算してみました。

必要な旅費(交通費・飲食代金)は【半年間で約20万円】でした。

ホテル代やご飯代、交通費として、受講費と別にザックリ「半年間で20万円かかるんだ」と理解して参加してもらう必要があります。

でも、半年間、夢中になって遊ぶ代金として、全国や北海道に行く旅費と交通費と宿泊代とお酒や食事の飲食費の飲食費で20万円って安くないですか?6か月で割ると月3万円ちょいです。

3万円のお金は、普通に地元をウロウロして使ってしまうようなお金です。

季節を選び、コスパの安い宿を探し、日本全国、最高の季節に旅をする。そんな半年間で使うお金としたら僕は安いと思います。

また、フライ道具をお持ちでない方は、釣竿などの道具をそろえる為に約10万円とウェアの65000円が必要です。
参加する人が何を持っているかによるので、この金額は上下しますが、この釣具10万円とウェア6.5万円は、アウトドアウェアも釣り道具も何から何まで持っていないよワタシ!という金額です。もちろん、持っていない人は僕が「コレ買っとけば間違いないからコレにしな」とアマゾンでポチるところまでフォローするつもりです。

実は「アウトドア旅」に必要なスキルは下の二点に限られます。

・いかに低コストで旅をするか?

・どうやってスケジュールを確保するか?

「旅する学校」では、その二つを重点的に学び、体験する講座です。

たった一回の人生。
やりたかったことにチャレンジするのに最高に若く、最適な瞬間は今です。明日、またひとつ年を取り、お金はあっても行ける体力も気力も減っていくのは誰もが知っていることの一つです。

今年、ワクワクする旅に出る。

ワクワクすることをする。

僕はワクワクしています。

この旅に僕が全て同行し、どうやったらオモシロイか?なにやっちゃダメかを伝え、素人だらけのデコボコ珍道中と宴会に付き合えると思うと楽しみで仕方がないのです。

さぁ、誰が参加するかしら、どんな半年になるかしら?

予算もかかるし、時間もスケジュールもかかります。
講座は基本的には現地集合現地解散、〇月〇日の何時のどこで講座を開始しますというスタイルです。そこに行くまでは受講生やみんなで知恵を出し合って乗り合いなどで辿り着くまでもミッションです。
僕はガイドじゃないから運転もしないし移動中の事故やホテルの宿泊の手配もしません。もちろんアドバイスもするし予約の仕方も教えるし同行することもあるでしょうが基本は自己責任。これがアウトドアの基本です。
保険も各自で加入してくださいね。今回はキャンプは無し、全て宿やコテージに宿泊する予定です。(希望があればキャンプでも僕は大丈夫です)

アウトドアの学校の新しいコース「旅する学校」2024年の開催日は以下となります。

224日(土)25日(日)炭焼の杜キャンプ場でキックオフ合宿

227日(火)夜 道具ポチり会

39日(土)管理釣り場で実釣体験

323日(土)24日(日)初めての釣り旅300km

412日(金)13日(土)炭焼の杜で釣り合宿

518日(土)19日(日)北に釣り旅450km

621日(金)22日(土)23日(日)24日(月)北海道遠征のアウトドア旅

上記目的地は参考で天候や気象条件や自然の状態により、行先変更の可能性もあります。
また、旅費・宿泊費・飲食代金は目安であり上下する可能性もあります。
また旅の為に上記日程とは別に臨時ミーティングを行う可能性もあります。

【旅する学校】
フライフィッシングを基軸にアウトドア旅の楽しさを体験しよう。
旅時々フライ。
人生はたった一回。
スケジュールとお金を調整して、旅に出る方法を学ぶ講座です。

仲間とワイワイ専用のグループで情報交換しながら半年間、素敵な旅をしてみませんか?

◼︎受講費 8万円(受講費は上記全日程の講義に参加できる権利です)

◼︎定員 4

◼︎初回講座
224日(土)10:00
場所 炭焼の杜明ヶ島キャンプ場

◼︎受講費とは別に必要となる費用

・旅費(交通費・飲食代金)約20万円
・フライ道具10万円
・アウトドアウェア65千円

いずれも概算・参考です。
行き先や日数、手持ちのアウトドアウェアなどにより変化するのでおおよその目安とお考え下さい。

追記:2024.01.23   22:30
おかげで定員に達しましたのでエントリーを締め切らせて頂きます。
募集開始4時間で定員に達するとは思いもしませんでした。
皆さまありがとうございました。

【カナダ旅】フライフィッシングワールドカップ 日本代表の報告

2023年10月5日

【フライフィッシングワールドカップ】
【日本代表の報告】

先日、無事にカナダでのフライフィッシングワールドカップ日本代表としての5日間を終え、日本に帰ってきました。
期間中、たくさんの応援のメッセージやお言葉、日本食に飢えている僕への美味しそうな料理写真の送付など多大なる声援を頂きありがとうございました。

成績は、リザルト(釣りの結果の記録の順位表)も写真に載せますが
1日目1匹(グループ6位)
2日目1匹(グループ12位)
3日目0匹
4日目0匹(釣ったけど時間オーバー)
5日目9匹9位

最終結果は16ヶ国69人中58位という結果になりました。

初めての大会、初めての川、初めての湖、初めて見る魚を釣るなど、とても日本にいたら体験できない事をさせていただきました。

そして何より、全世界から集まった16ヶ国の釣り人と5日間毎日釣り続けるという日々は素晴らしい経験となりました。

出場が決まってから、再々、野田さんに言われていた事
「違うんじゃね?なんだよまっちゃん!違うんじゃねーか?!フライフィッシングって人と競うものなのか?残間さんに教わったのはそんなコトじゃないだろ!?人と争うものじゃ無いだろ?フライフィッシングはさ」と何度も詰められたりしました。

ま、確かにそらそうだ。
実際、僕らが釣りに行くフライフィッシングの時は、釣れていない人や初心者がいたら、「ほら、あそこにいるよ!釣りなよ!」と譲って、みんなでシェアしながら楽しい時間を過ごすことが目的です。

でも、こうして、参加してみたら、ここに載せた写真でもあるように、世界16ヶ国、地球の裏側から集まった人が、肩を組んで一緒に笑ってる。それは一つのテーマ「釣りを競う」ってテーマで集まってくる全然知らない人と友達になって一緒に笑えることはとても素敵なコトなんだろうな、と思うのでした。(みんなでのんびり釣りをしよう♪ってテーマでは全世界から集まりにくい気がする)。
まぁ!いい経験した!
なかなか出来ない事だとありがたく思っています。

ともあれ、行って来ました。
5日間、全力で慣れない環境と川と湖、そして英語での生活に頑張りました。

カナダのフライフィッシングで出会ったたくさんの方、一緒に戦った日本チーム、共に旅した山本夫妻、会社を守ってくれたマツヤマデザインのみんな、応援してくれた皆様に心から感謝します。

10年くらいして、腕を磨いて、また出場できたらいいな。
僕は美味しい日本料理をずっと食べたかった!
と、いうコトで!カナダでのフライフィッシングワールドカップの話を、カナダに行ったサトシさんと美鈴ちゃんとマツヤマとで、美味しい日本の料理を食べながらする報告会を、袋井の名店【割烹 みふね】さんで行いたいと思います。
(美味しいお料理食べたいだけって気もするけどナイショね)

割烹!美味い刺身と手料理!煮物!ワンダホー!大好き!
ずっと食べてて報告なんてちょっとしかしないかもだけどそれでもいい!アメリカにいるハラユタカに写真を送ろう!
みふねさんにまだ行った事の無い方は美味しいお料理をみんなで食べるチャンスですぞ!
フライの話、旅の話をしながらワハハと一緒に笑いましょう。

【カナダ旅】8日目 世界大会日本代表の活動

2023年9月29日
【カナダ8日目】
【世界大会 日本代表の活動】
【朝6:30から英語の生活】
【「頑張れニッポン」の声援が次々届く】
【美味しい日本料理の写真が】

こんにちはカナダのカムループスにいるマツヤマです。
日本を発って8日目になりました。フライフィッシングの世界大会に出ています。大会は5日間連続で開催されます。

今日は4日目が終りました。
大会中のスケジュールはこんな感じです。

朝5時起きる。眠い目をこすりながら、地下のホールの食事をするところに行き、各国選手団と一緒にバイキング形式の朝食を食べます。
そのバイキングってのが、なかなか外国な感じで大量のイモフライと野菜となんか硬い卵焼き?みたいなのとカリカリガリのベーコン。みたいなやつです。数日は食べれたのですが、今朝は喉を通らなくなって来ました。味噌汁がいい。吉野家の朝牛セットがいい。生卵かけたい。

そのあと、朝6:30からバスに乗り込み会場であるホテル周辺の川や湖まで向かいます。周辺っつっても100キロとか離れているので、毎朝1時間〜2時間弱バスに揺られます。

朝日を見ながらバスは走ります。

このバスは選手しか乗れなくて日本人は僕一人です。バスの中は英語です。全部英語…。つまり朝6:30から英語のリスニングとヒアリングが始まるのです。コレがけっこう毎日だと疲れる訳です。寝ぼけた頭で英語を聞いて、英語で返す。延々と英語の世界です。
ふぁー!ニッポン語スーパー早口でいっぱい喋りてぇ!と思いながら、聞きなれない単語を「パードン?」とかって聞き返したり「ア〜ハ〜」って相槌打つわけです。「へぇー」とか相槌打ちてえ!でも、試合の説明や今日のパートナーの決定とかあるので聞き逃したりすると大変なので一生懸命ヒアリングします。

んで、川とか湖着くとクソ寒いわけです。ちなみにタイツとダウンパンツとダウンジャケットをレインウェアの中に着ています。

そして試合、魚釣りをします。3時間。
湖はボートで他国の選手と2人1組なので、英語で挨拶やボートの操船や情報や釣り方とかめっちゃ話さないといけません。
その中に紛れて英語で聞かれて英語で答える訳です。そんで真剣に釣りします。延々と英語の世界です。駅前留学か!英語漬けか?英会話の特訓キャンプに来たみたいです。

英語に慣れたかったらフライフィッシング習ってフライフィッシングの世界大会に出るといいですよ、朝6:30から毎日英語の世界にブチ込まれます。全然英語上達してる気しないけど、ちなみに僕の英語力は中学生の教科書レベルの単語、会話力は幼稚園児的な感じです。

湖では、ボートにくじ引きで決められた他国の人と2人1組で乗って戦います。コミュニケーション大事!南アフリカのキャビンさんとパートナーに

僕に対してゆっくり話してくれればなんとか分かりますが、英語の国の人同士で本気で早いスピードで話されたりするとてんで分からないので数人でワイワイやってる会話には入っていけません。でも、審判(コントローラー)の人とかルール説明するおじさんとかの【絶対聞かないといけない話】もフルパワーの英語なので必死に聞きます。分かんないとルール違反したり、ハンパない大自然の川とか湖の中なので最悪死にます。

2日目のパートナーはロンさん。

分かんないとこは顔見知りになった仲良い選手に「ねぇ、あの青いオッさん、なんつったの今?」とかコソコソ聞きます。そうすると「あの建物から30m先には行くなってさ」とか「あの島から半分が俺たちの今日のフィールドのエリアだとよ」とか「この川は深くて冷たいから流されたら死ぬとよ」とか教えてくれます。でも、戦いだからみんなライバルです。過剰に親切にはしてくれません。英語めっちゃ大事です。

4日目のパートナーはジョンさん。

そして一瞬とも永遠とも思える3時間の試合が終わったら、その選手達と一緒にご飯を食べてまたバスです。当たり前ですが外人はみんなデッカいので180センチとか190センチとか200センチとかの人もいます。ガリバーか俺は。

んで試合が終わって帰ると日本時間で朝になるので、カナダの夕方にマサと高野と仕事の打合せしたり、メッセンジャーで仕事のやりとりをして見積もりを作ったりデザインのチェックをしたり仕事します。

見て、コレが今日の僕の昼ごはん…。

今日、4日目が終わりました。日本チーム苦戦しています。
僕は日本ではいつもはやらない大きな川と湖の釣りで大苦戦。

1日目2日目となんとか釣っていましたが、3日目、本日4日目はなんとノーフィッシュ。今日に至っては試合終了のブザーが鳴った数十秒後に40センチの大物をかける(写真の魚)というザマです。試合終了のホイッスル後だから記録では0匹…涙。


今日、終了直後に釣った40センチ。

明日は最終日、会場の川が遠いので朝6時にはバスが出発するというハードスケジュールです。なんとか釣って一矢報いたいと思っています。連日の試合で体力も低下して集中力の維持が必須です。

日本からもらう応援の声がホントにありがたいです。ありがとうございます。美味しそうな写真が続々と届きます。
なんでしょうね、全部見ちゃうのよね。コレ、応援なのかしら?応援なんだろうな…。五味八珍のしょうゆラーメン食べたいな。海鮮丼やカツ丼とか食べたいな。なんだろう…、大関さんと野田さんとハラユタカさんが大量に載せてくるとんでもなく美味しそうな日本の料理を見ながら、みんな忙しいだろうによくもまぁ…と頭が下がりつつ、食べたくて仕方なくなりキィーってなりつつ良い友達を持ったものだと思うのでした。
もういいから。美味しそうな料理、もういいから!

我慢できずに食べた日本の味。

たまには釣るけど、大苦戦!
明日は最終日!頑張ります!

#カナダ旅