11月12日(日)、掛川藩太田会が松ヶ岡を訪問しました。
「千葉県太田会」との交流は今年で10回目を迎え、今回は掛川藩に関わりをもった松ヶ岡を訪問し、
市民と親交を深めました。
特に松ヶ岡内では、掛川藩25代城主太田資始(おおた すけもと)直筆の書や、掛川藩の御用絵師で
あった村松以弘(むらまつ いこう)の富士山と白糸の滝を描いた「瀑布白糸眞図」、掛川藩校の教授
松崎慊堂(まつざき こうどう)の「富士峰の詩」などが飾られ、太田会28名と市民は掛川藩ゆかりの
品々に親しみました。
太田会の方々からは「今後も繋がりをもっていきたい」、「今度は家族を連れて掛川へ来たい」との
声が聞かれました。
掛川藩太田会は、今から155年前(明治元年)、掛川藩は松尾藩(現千葉県山武市)へ移され廃藩と
なりました。太田会は、藩主と移り住んだ人々を祖先にもつ会で、掛川市にある先祖の墓参等を行って
います。
今回の掛川来訪に際し、市長の出迎えと、歓迎の言葉が贈られました。
正願寺墓参の後、掛川城 三の丸広場にて。
市長挨拶は、掛川城 天守閣を背景に行われました。
松ヶ岡 主屋の表座敷にて。
掛川藩ゆかりの品 「偕楽園石碑」(拓本)を見学。