松ヶ岡庭園の堀(池)は、長年の土や落ち葉の堆積により、本来の形がわかりにくくなっている状況でした。
そこで、堀の一部について、7月に発掘調査を行い、多くの泥を搬出しました。
その結果、土に埋もれていた石垣や、庭から転落したとみられる大型の石、土どめに使われた丸太などが出土し、堀のかつての形が浮かび上がってきました。
本来の底は、現在の堀底より70cm近く深く、迫力ある石垣も両側に見えています。
松ヶ岡をご見学の際は、庭園の堀にもぜひご注目ください。